スナックの定番商品を作り続ける「カルビー」で働く大人にインタビュー!

「将来なりたいものがあるけど、自分じゃ無理…」なんて思ってない?

まずはそんなことは考えず、最高に楽しい将来 “だけ” を妄想して、将来の可能性を爆上げさせてみよう!

今回は、ポテトチップスで有名なカルビーさんにスタサプ編集部が潜入して、人気のお菓子を作り続ける大人たちにインタビューしてきたよ。

大人たちが働くリアルな姿を見て、将来の自分の姿をイメージしてみよう!

最高に楽しい将来 “だけ” 妄想して、将来の可能性を爆上げさせよう!

「今さらこんなこと言ったら家族に反対されそう」
「今の私じゃきっと無理」

なんてうっかり考えちゃってない?

まずは誰の目も気にせず、自己中全開で自分の気持ちだけにフォーカス!

今は最高に楽しい将来 “だけ” 妄想して、将来の可能性を爆上げさせることが大事。

ということで、気になる職業に就いている大人に話を聞いてみよう!

今回は、ついつい食べると止まらなくなるポテトチップスやじゃがりこなどを作る、カルビー本社に取材へGO!

PR・宣伝、マーケティング、社内システムサポートに携わる方々にインタビューしたよ。

大人気スナックを裏で支えてる人って、一体どんな人だろう?



REAL CAREER1:PR・宣伝



実際にどんなことをしているの?

\収穫のタイミングを楽しく伝える新企画を考える/

北海道じゃがいもの初収穫が7月下旬なので、この時期限定の味をアピールしたいと昨年企画したのが『初掘りキャンペーン』 。

3万2000袋限定で初掘りのポテトチップスを販売し、WEBとも連動して大きな話題に。


お仕事のポイントは?

\新商品は特徴がしっかり伝わることが大事!/

みんなが知らない商品をどう伝えるかは一番難しく腕の見せどころ!

「商品の特徴はどう言ったらわかりやすい?」「覚えてもらえる?」

などと思いめぐらせながら、商品開発や売り場担当の営業とも連携して決めていきます。


学生時代の妄想は?

\かっこいい仕事がしたい!/

ドラマの世界の大人にあこがれて「かっこいい仕事がしたい!」と漠然と思ってましたね。

キムタクが好きだったのでパイロットもいいなとか、音楽や広告制作もイケてるなーとかいろいろ妄想。


妄想からリアルへのStoryを教えて!

\学校での研究やバイトを経てやりたいことに行きつきました/

〜高校時代〜
バドミントン部の活動が中心で、3年夏の大会までやりきりました。

興味は広告やTV制作だったのですが得意科目が数学だったので、あまり深く考えずに理系の大学へ進学。

〜大学・大学院時代〜
4年続けたカラオケバイトで、人とやり取りする仕事が好きなんだと実感。

この時の経験は今の仕事にも役に立っています。

研究系はあまり向いてないかもなぁと思うように。

〜社会人時代〜
周りは電気メーカーなど技術職へ就職する中、多くの人とかかわりながら何かを作り上げる仕事の方がよいと広告代理店へ入社。

その後もっと商品自体にかかわりたいと現職へ。


仕事をする上で大事なことは?

\耳に残るCMは売れるための重要ポイント/ 

ポテトデラックスのCMは「この分厚さがデラックス!この分厚さがデラックス!」と連呼し、タレントさんが段々大きくなっていくことで、視覚でも耳でもデラックス感を覚えてもらえるように工夫しました。


普段から気を付けていることは?

\みんなの興味がどこにあるか常にアンテナを張っています/

世の中の人がどんなことに興味をもっているかは日々チェック。

SNSやニュース、YouTubeもよく見るし、Twitterのトレンドは1時間に1回は見てますね。

常に「これは何で人気が出たんだろう?」と自分なりに分析をしています。


高校生へのメッセージ

\いろんな大人の話を聞いてみよう/

今自分が高2ならいろんな大人と会って話が聞きたかった!

今はSNSで著名な方にも直接会いたいって言える世の中なので羨ましい。

ぜひ便利なツールを使い倒して世界を広げてほしいです。
■宣伝について詳しく知りたいなら
宣伝になるには
宣伝の仕事と収入

REAL CAREER2:マーケティング



実際にどんなことをしているの?

\今までにない食感を追求/

「クランチポテト」のリニューアルではバリバリとした食感と“最堅”(※)にこだわり、パッケージでも堅さを強調し、味付けも濃厚に改良。

「これに慣れると他のは食べられない!」との声をいただいたときは本当にうれしかったですね。

※カルビー ポテトチップスとして


学生時代の妄想は?

\ “楽しい時間” を作りたい/

部活少年だったので一番の楽しみは部室でお菓子を食べながら喋っている時間。

そのころは将来の夢はなくて、ふわっと誰かにとっての “楽しい時間” を作る仕事ができたらなぁと思ってました。


妄想からリアルへのStoryを教えて!

\興味×楽しいを突き詰め現職へ行きついた/

〜高校時代〜
田舎だったので虫や植物が身近な存在。

そこから生物学に興味をもち、一人で作業するのも好きだったので生物学科へ進学。

〜大学時代〜
植物の遺伝子解析が楽しかったです。

テストは直前詰め込み型で、友達と朝までピザポテトを食べながら勉強するのが恒例行事。

〜社会人時代〜
やっぱり働くなら食品系がいいなと思い、1社目は別のお菓子会社で開発を担当。

そこから今の会社へ転職し、現職へ。


仕事をする上で、大事なことは?

\かかわる人が多いので調整は大変/

新商品を作る際には、開発や生産工場、売り場を担当する営業やパッケージのデザイナーさんなど、本当にたくさんの方がかかわるので、各所をまとめるのは大変ですが、その分完成したときのやりがいは大きいです。


高校生へのメッセージ

\深刻になりすぎず気楽に考えて/

高校のころは将来好きなお菓子の仕事に就くとは想像できませんでした。

あんまり深刻に考えすぎず今好きなものを大事にして、環境や景色を変えていくと自分自身も変われると思います。
■マーケティング(商品企画・開発)について詳しく知りたいなら
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商品企画・開発の仕事と収入

REAL CAREER3:社内システムサポート



学生時代の妄想は?

\「食べるのが好き」が活かせる仕事に就く/

高カロリーなものが大好物!(笑)

コンビニのパンやハンバーガーの新商品が出たら必ず食べていたJK時代。

食べるのが好きなので管理栄養士に興味がわき、食物系が学べる学校を探しました。


妄想からリアルへのStoryを教えて!

\進学&転職で自分の働き方が見えてきた/

〜高校時代〜
バドミントン部では部長を務め、ひたすら練習の日々。

ガンガン前に出て引っ張っていくというより部員を裏で支える系の部長でしたね。

〜大学時代〜
オープンキャンパスの雰囲気で一目惚れした大学に合格し地方から上京。

分野を狭めず幅広く勉強できて楽しかったです。

〜社会人時代〜
一度地元に帰り公務員となるも、もっとスピード感ある中で働く方が、刺激があって自分の成長につながると考え、カルビーへ転職。


前職時代のことを教えて!

\じゃがりこの広報もやってました/

公務員時代、出向という形でじゃがりこの広報を経験。

新商品のリリースを作成したり、PRイベントのメディア対応などを担当。

TV取材で北海道の農場へ行った際は、現場の方のジャガイモへのこだわりに大感動!


やりがいを教えて!

\各社員の効率化で全社の生産性が大きく変わる/

社員は約4000人。

一人ひとりが少しでも業務効率化を図ると、会社全体の生産性は大きくUPします。

皆さんのお役に立ててやりがいの大きい仕事ですね。

現在オフィス勤務者は原則リモートワークになりました。


高校生へのメッセージ

\ちょっと調べるだけでも前進!/

やりたいことないーって思うだけで時間を過ごすのはすごくもったいない!

興味があればちょっとだけ調べたり実際にやってみると一気に視野が広がります、違うならすぐにやめたってOK。

気楽に!
■社内システムサポート(システムアドミニストレータ)について詳しく知りたいなら
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fromスタサプ編集部
まずは自分の中で妄想するだけでも、将来の姿がちょっとだけ想像できるはず。

何も考えなきゃ何も始まらない!

理想の未来は、ちょっとした妄想から始まるから、まずは細かいことは考えず、超自己中でいこう~!

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Text・Edit / Noriko Taki
Photographer / Naoyuki Hayashi
Design / Yujirou Suga , Mayu Ishii , Mina Yokota(ma-h gra)
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※掲載されている情報は2021年1月時点の情報です
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