スーパーフレキシブルタイムな大学生活に密着/大学生ライター

「大学は人生の夏休みだ」という言葉があります。

 

忙しい人もいるでしょうが、一般的には高校より自分の自由に使える時間が圧倒的に多いので、そう言われるのかもしれません。

 

では、どれだけ自由に使える時間が多いのかを、私の1日を通してみていただきましょう。

 
 

■授業が自由!

 

大学の授業は、時間割をほぼ自由に組めます。
試しに私の1年生後期の時間割@京都大学を見てみましょう。

 

スーパーフレキシブルタイムな大学生活に密着/大学生ライター_時間割

※太字は教養科目(京都大学には教養科目と専門科目がありますが、教養科目は1000を超える科目の中から選ぶことができます)
※卒業要件に必要な科目数は決まっているため、自由とは言っても授業を取らなさすぎるのはダメです。

 

パッと見でわかるように、1日3コマ程度で、高校より授業時間が短くなっています。だいたい午後4時には、ほぼ授業が終わっているのです。

 

時間割を自由に組めるため、自分の好きな時間に授業を入れることができるのです。

 

そのため、朝の授業をすべてなしにしたり、金曜日を全休にして毎週3連休にするということもできます。

 
 

■とにかく朝が自由!

 

それでは、こうして朝にできた時間はどう過ごすのでしょうか?

 

ぼうっとした頭で、8時には満員電車に乗っていた高校時代とはうってかわって、授業が始まるのは10時半。

 

ゆっくり起き出して、近くの鴨川でジョギングをこなし、コーヒーを淹れて新聞を読む。鳥の鳴き声に耳を澄ましながら洗濯物を干す。

 

そんな時間を楽しむことができます。

 

大学では下宿の人も多いですが、実家から通学している人なら電車のラッシュも避けられて快適です。もう知らないおじさんと肌を寄せ合うこともありません!

 

スーパーフレキシブルタイムな大学生活に密着/大学生ライター_ジョギング

 
 

■放課後はもう最高に自由!

 

時間割の自由さから生まれた長い放課後の過ごし方として、サークルなどもありますが、冬に楽しいのは鍋パです。

 

高校時代はありえなかった一人暮らしの友達の家に行って、平日からみんなで食材を買い込み、ふざけた話をしながら夜が更けていきます。

 

先に述べたように、朝の授業がないためそのまま一晩中遊び、午前中は寝てしまうなんてことも(笑)。

 
 

大学生の自由な1日、少しは身近に感じられましたか?

 

とにかく余裕があるのが大学生です。しかし自由な分、自律しなければならないという責任もあります。うまく時間を使えてこそ、楽しめるのだと思います。

 

そしてその自律心は、高校時代に身につけるべきなのかもしれません。