大木洵人さん「手話×ビジネスで、聴覚障がい者と聴者の壁をなくす。」【社会の挑戦者たち】

世界に存在する社会問題に、様々なアプローチで取り組む大人達がいます。合格したその後も、ぜひ社会を良くするために学び、活躍して欲しいという思いから、社会をより良くするために世界で活躍する社会人の方をご紹介します。

聴覚障がい者の命に関わる環境を整える。

今の日本では、聴覚障がい者が緊急時に110番や119番にアクセスすることは、決して容易ではありません。しかも、その状態が改善されることなく放置されたままになっています。私が代表をつとめるシュアールグループでは、遠隔手話通訳サービスやオンラインの手話辞典など、ITとビジネスの力を活用して、聴覚障がい者の命の関わる問題をはじめ、さまざまな環境整備・改善に取り組んでいます。

課題に取り組む挑戦者の声

挑戦者からのスペシャルメッセージ

大木 洵人 / おおき じゅんと (26)

シュアールグループ 代表

1987年群馬生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。2008年、大学2年生の時にシュアールを創業。聴覚障がい者と聴者の対等な世の中の創造を目的とした手話ビジネスを行う。遠隔手話通訳、手話キーボード、手話ガイドアプリなど、ITを駆使した事業を展開。米経済誌Forbes注目の若手起業家に日本人で唯一選出。手話通訳士。