新企画スタート!オリラジあっちゃんが受験生の悩みに回答します!【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
Question
「勉強2時間・休憩30分」というペースで受験勉強に取り組みたいのですが、いつも休憩を2、3時間取って、爆睡したり趣味のギターやピアノに没頭してしまったり…。あっちゃんはオンとオフの気持ちの切り替えってどうしてましたか?? (Study・男・高校3年生)
Answer
休憩時間を短くして、
誘惑も断ち切るべし!
最高の休憩は勉強すること!?
学校、塾、食事、睡眠などの時間を除けば、1日に確保できる自習時間は3時間程度が現実的。無理に睡眠時間を削るのは学習効果を落としやすい
受験生のみんな! どうも、オリエンタルラジオの中田敦彦です。これからみんなからの相談にガチで答えていくぜ〜。マジメなことでもくだらないことでも、受験の悩みは何でもオレに聞けーー!!! ということで、ヨロシク!
さて、記念すべき第一回の悩みは、「休憩を取りすぎてしまう」か。これさ、気持ちはわかるけど、休憩時間が長すぎるから“逃避”が加速するんじゃない? オレも仕事中に30分時間が空いたら、「寝れるかも…」とか「何か食べようかな?」って、気持ちのゆるみが生まれるもん。だからまずは、「勉強90分・休憩15分」というサイクルに変えてみてはどうだろう。サッカーの試合も大学の講義も90分。きっと、人が集中できるのって、せいぜい1時間半くらいのもんなんだよ。その集中力も15分のインターバルなら、取り戻すのは大変じゃないと思う。
じゃあ、休憩時間を減らして、どう過ごすべきか。もちろん、趣味に使うのは悪いことじゃない。ただ、受験勉強には“最高の休憩”ってものがあって、信じられないかもしれないけど、それは休憩中も勉強することなんだよね。
例えば、ずーっと日本史の勉強をしていると、「もう室町の話はたくさんだ!」とか飽きてくるでしょ? 勉強が行き詰まって気分転換の欲求が高まったとき、あえて英単語の暗記に取り組んでみる。すると不思議なことに、“勉強モード”を維持したまま気持ちの切り替えが出来たりするわけ。そもそも暗記モノなんて、長時間みっちり取り組むより、空き時間を活用したほうが効率的に学べるしね。だから1日の自習時間は、15分の暗記モノを含めた90分×2本の3時間15分。それだけ勉強して、あとは寝る! 学校に通って部活なんかをしている時は、自習時間もなかなか取れないと思うし、これがベストな時間の使い方じゃないかな。
趣味は大学に入ってから熱中すべき!
「映画もテレビも2時間以上になると『もっと編集できたのでは?』と思うことがある」と中田さん。勉強時間も長ければいいものではないと力説する
あとは、時間の使い方と同時に誘惑を断ち切る方法も考えたほうがいいかもね。テレビが大好きな人は、毎日19-22時のゴールデンタイムを勉強時間に充てるようにするとか。楽器はいつでも好きなときに弾けちゃう?だったら、捨てちゃえばいいんだよ。
考えてもみてよ。受験生にとって一番怖いのは、受験期間がもう1年伸びることでしょ。例えば、現役で受かった友達が軽音サークルでカワイイ子と楽しく過ごしていてさ、その子に「こいつ高校の同級生で、来年ウチの大学に入るかもしれないからヨロシク!」なんて後輩扱いで紹介されたら、どう? 地獄以外の何物でもないでしょ。そんな悔しい状況に追い込まれたくないなら、いま必死に勉強するしかない。そう思って、オレも受験生のときマンガを一気に捨てたね。退路を断つメリットは勉強に集中できるだけじゃない。受験中に我慢した分、大学時代に趣味をもっと深く楽しめるようにもなるんだ。だから、Study君には、“受験への覚悟を決める”“大学生活を充実させる”という目標に向けて、ぜひとも楽器を手放すことをオススメしたいね!
まとめ
自習中の最も効果的な休憩の取り方は「他の勉強をする」こと。
特に暗記モノに取り組むのがベスト!