ケアレスミスを無くすにはどうすれば良いですか?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト1 僕は理系なのですが、九九や分数などの初歩的な計算で間違うクセがあって悩んでいます…。受験ではケアレスミスが命取りになりますよね!? あっちゃんは軽率な失敗をしないために、どんな工夫をしていましたか? (hamoさん・男・高校3年生)

Answer

ミスは誰にも起きる。 きちんと見直して修正すれば問題ない!

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

不確実な問題に時間をかけず、確実性の高い問題を見直そう!

イメージイラスト2
受験生時代、中田さんがテスト中にやりがちだったミスが、漢字の書き間違い。みんなもこの辺りの文字はよく間違わない?

あ~、そんな「自分はミスしやすいタイプの人間だ…」なんて思い込んじゃダメだって! ケアレスミスは誰にでも起きるんだから。精密な機械を働かせても不良品が出来ることもあるし、どんなに賢い人間だってミスはする。そこを理解して対策を打っている人と、そうでない人がいるってだけの話だよ。

まあ、対策はいろいろあると思うけど、オレはとにかく見直しを徹底していたね。例えば制限時間60分、問題数5問というテストの場合。1問10分、見直し10分というスケジュールを立てたものの、最後の問題が10分以内に解けず、さあ、どうする?…なんて事態が起きたりするよね。

hamo君なら、どうする? オレなら間違いなく、最後の問題を諦めて4問目までの見直しをするね。だって、受験はグループの中で上位に入れば受かるわけじゃん? 別に満点を取る必要なんてないんだから、解けない問題は捨てればいい。逆に、見直しをしないで取れる問題を落とす方が危険だよね。

ミスの傾向を把握して見直しの効率化を図れ!

オリラジ中田さんインタビュー
「ライブが終わった後に『もっと時間があれば…』と悔やむ芸人がいるけど、それが実力と認めなきゃ」と中田さん。自分を客観視できないと成長しないという

受験中は周りが強力なライバルばかりに見えるもんさ。けど、すべての範囲を完ぺきに勉強できている人なんて、まずいない。取れる問題を確実にモノにした人が合格しているだけなんだ。

そう考えると「絶対に100点に取らなきゃ…」なんて自分を追い込む必要がなくなってくる。実力通りのことをやれば結果はついてくる、と。

これは社会人も同じなんだ。締め切りを過ぎて100点を出す人より、締め切りを守って80点を出す人の方が評価される。クイズ番組の収録でも、「う~ん……」とか言ってやたらと粘って時間を浪費する人がいるけど、周りからは「どうせ考えても何も出ないんだから、早くしようよ」って思われているだけ(笑)。ようは「時間内に出せない力は実力じゃない」と認めることも重要なんだ。

試験中の心構えと見直しの重要性を理解したら、点検作業の効率化についても考えてみよう。例えば、英文で「a」を付けるところで「the」にしてしまう、文頭で大文字にするのを忘れる、などそういう自分の失敗の傾向をまとめておくと、本番で見直しが効率的に行えるよ!

まとめ

テスト中に必ず見直しの時間を確保し、確実性の高い問題をしっかりとモノにすること。それが受験を制する近道!