慶應志望の学生です。慶應生になるとどんなメリットが?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト1 慶應大学志望の浪人生です。あっちゃんは慶應出身とのことですが、慶應生で良かったと感じたエピソードがあったら教えてください。ちなみに僕が慶應を志望する理由は、「1・公認会計士合格者数が日本一! 2・資格のサポートが充実している 3・尊敬できる人が多い」。以上です。 (nemuさん・男・浪人生)

Answer

出身者の強力なネットワークが イチバン!

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

同級生の活躍ぶりにビックリ!?

イメージイラスト2
同郷の人に親近感が湧くように、同じ環境で育った者には誰しも親しみを覚えるもの。だからこそ、卒業生は社会に出た後もつながりやすい傾向にある

慶應生であることのメリットか…。いろいろあると思うけど、なんだかんだ言って周りに優秀な人間が多いことかな。

高校時代、父親に「優秀な学校には優秀な人材が集まる。卒業した後、いろいろと助かるぞ!」と言われてさ。「友達をそういう見方するな!」って内心すごくムカついたんだよね。

でも、実際に社会に出てみると、同級生が医者や裁判官や弁護士なんかになっているわけ。特に彼らのお世話になったわけではないけど、相当努力しないと辿りつけないポジションじゃない!? 社会の第一線で同級生が頑張っている姿を見ると、かなり刺激を受けるんだよね。

しかも、慶應生って愛校心が強いことで有名でさ。同窓とわかるとすごく優しく接してくれるし、話も弾む。学生時代に知らなかった者同士でも、すぐに仲良くなれるんだ。慶應生同士で融通し合えることはたくさんあるから、社会に出てからネットワークの強みを実感する機会は多いと思う。

「慶應生はモテる」はウソかマコトか!?

オリラジ中田さんインタビュー
知名度の高さにはデメリットもある。「明確な取り柄がない人は『慶應生なのにダサい』という烙印を押されがち。世間の慶應生に対するハードルは相当高いですよ」(中田さん)

逆に慶應生のメリットとして誤解されがちなこともある。「慶應生=モテる」というイメージ、あれは完全に幻想だから!(笑)。

オレは現役時代、早稲田の法学部と慶應の経済学部に受かったんだけど、モテたい一心で「法学部進学」という第一目標を蹴っ飛ばして慶應を選択した。当時は「慶應に行けば、それだけでモテる」と本気で思っていたんだよ。バカだよね(笑)。

滑稽な話だけど、慶應にはオレと同じ勘違いをしているヤツがたくさんいたよ。もちろん、モテる人間はモテるんだけど、大学のブランドにあやかろうとする人間はモテるわけがないんだよね。

驚くことに、ブランド力の高いお嬢様系女子大などでも似たような現象が起きていてさ。そして、慶應に入ればモテると思い込んでいる非モテ男子と、有名女子大に入ればモテると思い込んでいる非モテ女子が合コンで出会って、お互いを激しく罵り合うという地獄が生まれるんだ(笑)。「何だ、あの女子は!」とか「あの男子、最悪だよ!」とか陰で言い合ってね(笑)。

おそらく、一部のモテ男を除けば、明治大学や青山学院大学のほうが慶應よりモテる。ウチの相方が明治で弟が青学なんだけど、彼らにはいい感じの”抜け感”があるんだ。モテのポイントは、きっとそこなんだよね。

まとめ

“中田敦彦的”慶應生のメリットは2つ! (1)社会で活躍するたくさんの卒業生から刺激をもらえること (2)社会に出てから慶應生同士で融通し合えること