友人たちの偏差値がどんどん上がって不安…。どうするべき?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
Question
「友人の偏差値がどんどん上がっているようで、正直、焦りを感じています。私も追い付くことができるか不安ですが、中田さんはこのようなとき、どうしていましたか?(mrさん・男・高校3年生)
Answer
周りなんてまったく気にならなかったぜ!!
軸がしっかりしていれば周りに影響されない!
大学には全国からさまざまなタイプの人間が集う。多様な生き方に触れれば、刺激をたくさん受けるだろうが、そのたびに自分の目標が揺らぐようでは将来が思いやられる
オレは同級生がどんな結果を残そうと、まったく気にならなかったね。ウチの高校は国立の医学部か東大を目指すというのが既定路線だったんだ。でもオレは、医者になりたいわけでも、弁護士になりたいわけでもない。願いはただひとつ。慶應に行ってモテたい!…って、それだけ(笑)。だから、慶應を「経済B方式」で突破することだけをひたすら狙って勉強していたんだ。
実はセンター試験すら受けてない。かなりリスキーな選択だし、担任にも「とりあえずセンターは受けろ!」と再三言われたよ。
けど、自信があったから普通に断った。自分の行動に納得していれば、簡単にはブレないし、周りの動向なんて気にも留めなくなるんだよね。
目標と向き合うことに早いうちから慣れよう!
「中学時代、都内でも屈指の成績を収めていた同級生が、高校に入って成績がガタ落ちしたこともありました」と中田さん。高い成績を残している人には、追われる立場としてプレッシャーもあるという
受験ってトップ通過だろうと50番目だろうと、どちらも合格には変わらないじゃん。となると、キミが比較すべきは友人ではなく、自分の成績と志望校の合格ラインでしょ!?
「キミが行きたい大学はどこ?」「その大学に必要な学力ってどれくらい?」「そのゴールに向けてどんな努力をしてる?」「その頑張りは結果につながっている?」「結果が出ているなら、それを継続すれば合格ラインに届くよね」「それなら周りは関係ないよね?」という風に考えるべきだと思うよ。
目標に向かって勉強しているにもかかわらず、他人の動向が気になるとしたら、それは目標設定や努力が甘いんだと思う。
自分の目標と向き合うことには早いうちに慣れないておかないと、後から大変だぜ。高校までは学力や家庭環境が似たような人間が多いけど、大学以降は考え方や見えてるものがまったく違う人とたくさん出会うことになるからさ。
「私、帰国子女なんだ~」とか「来月、起業しようと思って」なんて話を聞いたとき、いちいちアタフタしてたら大変だよね。人の評判なんて「よしっ! オレも頑張ろう!!」と励みにする以外、特に使い道はないと思ったほうがいいぜ!
まとめ
比較すべきは、友人の成績ではない。合格ラインと自分の成績だ! 目標を決め、予定通り成績が上がっていけば、周りなんて関係ナシ!