マークシートと記述式で偏差値に大きな差が出てしまいます…。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト1 英語のマーク模試では偏差値が70の結果が出ましたが、記述だと38でした。どうしたらいいでしょうか?(がらさん・女・高校3年生)

Answer

基本の作法さえ学べば大丈夫!

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

偏差値は常に変化するもの!

イメージイラスト2
作法を学ぶ必要性があるのは、試験でも漫才でも他のことでも同じ。ルールを知ることで、苦手意識もきっとなくなるはずだ

マーク模試ということは、選択式の答えだよね。だから正当な考え方をすれば、単語や文法などの暗記的な知識はあるけど、記述としてアウトプットする力がないのかもしれない。

だけど僕はあえて「本当に偏差値70ですか?」って聞いてみたいね。だってマーク式と記述式でこれだけ大きな差が出るというのはちょっと考えにくいから。つまり、これが今の実力なんだと認めないといけない。

1度や2度くらい70が出たからといって油断して、勉強不足になっている可能性もあると思う。偏差値というのは絶対的な数字じゃなくて、70を取った人が次に下がることもあるし、逆に急に上がることもある。得意なジャンルの問題が偶然大きい配点になっていたら、それだけでかなり違ってくるからね。

ルールを知る必要性は、漫才も試験も同じ

オリラジ中田さんインタビュー
「M-1グランプリの1回戦にはアマチュアの人も出てくるから、基本ルールを知っているプロとの差がはっきり出ておもしろいんです」と中田さん

マーク式は選べばいいから簡単に思えるし、「記述」っていう言い方からして難しそうなイメージがあるのは共感するよ。なんか「ラスボス」っぽいもんね。でも、記述式って「こうやって書く」という作法を覚えておくだけで、かなり底上げできるジャンルでもあるんだよ。38を取っちゃうってことは、その基本ルールが理解できてないんじゃないかな。

たとえば国語の問題で「なぜですか?」と問われたときは「○○だから」と答えないと減点になる。「○○である」ではだめ。これは問題が解ける・解けないというよりもっと根本的な話でしょ?

実はこれって漫才でも同じで、アマチュアの人はまずマイクとの距離感がつかめないんだよ。近すぎたり遠すぎたりして、声がちゃんと拾えなかったりする。これは漫才の実力以前の問題であって、基本の作法を知ってさえいればすぐ解決できる。だから君も、まずは記述問題のルールに慣れ親しむだけで偏差値50にはすぐに行くと思うな。マーク模試で70が出せるなら記述式でももっと伸ばせるはずなんだから、食わず嫌いせずに取り組めば絶対大丈夫!

まとめ

まずは自分の実力を認め、基礎を学びなおしてみよう。