あがり症です。平常心でいられる方法があれば教えてください。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト1 超あがり症で、面接では何も話せなくなってしまい、試験でも緊張してしまいます。平常心でいられる方法があれば教えてください!(さきさき・女・高校3年生)

Answer

「あがり症」って言葉に甘えるな!

オリエンタルラジオ中田敦彦さん

少し緊張するくらいがちょうどいい

イメージイラスト2
緊張しないためには、準備をすることが第一。面接でどんな話をしたらいいのか、時間を作って考えてみよう

これはとても王道な質問だよね。

まず「あがる」理由は2つあって、「準備をたくさんしたから、その実力が出せるかどうか緊張する」というものと、「準備をまったくしなかったから緊張する」。きっと後者の人が多いと思うけど、これを解消するためにはきっちりと万全の準備をして臨めばいい。それだけで解決だよ。

「あがり症」って便利な言葉で、そうやって宣言することで「私は特殊なんです」「許してください」と甘えられてしまう。キツいことを言うようだけど、準備不足だったことの言い訳でしかないとオレは思うね。みんな緊張することはあるけど、それを乗り越えてるんだから。

では「準備をしたからこそ緊張する」ケースだった場合はどうかと言うと、これはむしろいい緊張状態だと思う。リラックスし過ぎるよりは、多少は胸がドキドキするくらいのほうが集中できるし、ちゃんと実力も発揮できるんだよ。本番でしっかり結果を残している人は、みんなこのタイプなんじゃないかな。

キミだけの物語が絶対にある!

オリラジ中田さんインタビュー
「人生を振り返れば、面接官が興味を持つ話が絶対に見つかるはず。だからみんな自信を持って!」と中田さんは受験生にエールを送る

特に面接で緊張しちゃうみたいだけど、そんなときは面接官の気持ちを考えればいい。みんなにとっては最初で最後の面接かもしれないけど、面接官はその日だけで100人くらいに会ってるんだよ。緊張している生徒なんて見飽きているし、誰でも想像できる回答はすでに他の誰かが言っている。「あ、またソレね」なんて思われたらいいイメージになるわけがないでしょ。

だから、どんな質問をされるかをイメージして、面接官を楽しませられるような答えを用意しておけばいいと思う。退屈している面接官に、エンタメを提供してあげるんだよ。

難しく聞こえるかもしれないけど、キミにしかできない話が絶対にあるはず。生い立ちも親の職業も趣味も特技も、みんなそれぞれ違うんだから、その個性を生かしながら「この生徒は落とせないな」と面接官が思うようなストーリーを話してあげればいいんだよ。「自分は今までこんな人生を歩んできて、そして将来の夢を叶えるためにはこの学校じゃないといけないんです」という物語。それで面接官を楽しませて印象に残れば勝ちなんだから。その準備をちゃんとしておくってことが、試験を通るためにも緊張しないためにも、すごく重要なんだ。

まとめ

準備を万全に整えることだけが解決策!