親戚からのプレッシャーがすごいのですが、どうしたらよいでしょう?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】

オリエンタルラジオ中田敦彦 参考書じゃなくオレに聞け!

受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!

Question
イメージイラスト 兄が難関大学に進学したので、親戚は弟の僕も難関大学に進学すると思っています。とにかくプレッシャーがすごいのですが、どうしたらよいでしょうか? (ソルトタバスコ・男・高校3年生)

Answer

プレッシャーをパワーに換えろ!

アンサーイメージ

期待されない人生よりはマシ!

イメージイラスト2
プレッシャーを受け止めて、あえて強気の発言をする。そうして自分を追い込むことで、ストイックに結果を求めているのだ

キミが言いたいことはよく分かるけど、親戚のその言葉って実は深い意味はなくて、ちょっとした褒め言葉のつもりで言ってるんだよ。「お兄さんすごいね! きっとキミもすごいんでしょ」と。だからそれをプレッシャーに感じる必要はまったくないね。それに、誰にも期待されない人生を想像してごらん? ものすごくさびしいよね。だったらプレッシャーに聞こえてしまう周囲の言葉も自分のパワーにしちゃうくらいの図太さを持つべきだと思うな。「いいから黙って見とけよ」「言われなくても良い結果出すから待ってろよ」ってさ。

オレもお笑いの仕事をやってると、「絶対に笑わせてくれよ」「失敗は許されないからな」って、尋常じゃないプレッシャーをかけられることがある。「本番前にそんなこと言う?」って思うんだけど、そんなときには「お任せください」って言うようにしてる。失敗したら失望されちゃうけど、それが周囲の期待に対する責任だと思うから。

本田圭佑選手の美学に学べ

オリラジ中田さんインタビュー
若手のころは中田さんもプレッシャーが苦手で「できる限りがんばります」としか言えなかったという。しかしプロとして、その期待感を楽しめるようになった

プレッシャーとの向き合い方って、受験に限らずよく相談されるんだよね。大人になってからも悩んでいる人がすごく多い。だからオレが言いたいのは、自信を持って「お任せください」と言っちゃおうってこと。

2014年のワールドカップでの本田圭佑選手は「優勝します」と宣言したから、国民がみんな期待感を持って試合を観戦したよね。あれが「勝てるかどうか分からないけど、一応がんばりますわ〜」と言っていたら、どう思う? そんな人を応援しようとは思えないよね。
結果として優勝できなかったからいろいろなことを言われてしまったけど、それが勝負の世界。でも僕は、試合前に自信を持って発言した本田選手の姿が胸に残っているし、見ていて気持ちよかった。キミにもぜひ、あの姿を目指してほしいな。

まとめ

自信満々に「お任せください」と宣言しよう!