勉強の本質とはなんですか?【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
Question
勉強の本質とはなんですか? (Lycopersicon・男・高校2年生)
Answer
勉強は、好奇心を満たす快楽なんだ!
新しいことを学ぶのは楽しい
大人になれば「学び=楽しい」と気付けるはず。今は興味のある分野の勉強時間を少し長くするなど、工夫してみるといいかも
す、すごい質問だな……。
これに答えるのは難しいけど、勉強の本質はきっと「大人にならないと分からない」ってことだと思う。学生の間はどうしても勉強を強制されているから気付かないけど、大人になると「学ぶのは楽しい」って素直に思えるんだよ。知らないことを知るのは気持ちいいし、びっくりするような情報を見つけたときは誰かに話したくなる。
たとえば仕事を定年退職した人は、新しい趣味や習いごとを始めたりするよね。着物の着付けとか、お茶とか、バイクを買ったりとか。それは、新しいことを学ぶのは楽しいからなんだよ。だから勉強の本質は、好奇心を満たしてくれる快楽ってことじゃないかな。
大人になればリアルになる
「学生のころは分からなかったけど、歴史や政治って学べば学ぶほど奥が深いし、全然飽きないんですよ」と語る中田さん
でもこれは大人の話で、学生の間はやっぱり勉強って苦痛だよ。オレもそうだった。その原因は、リアルじゃないから。自分の生活に関係ないことだと感じているからだよね。歴史でフランス革命について学んだって、地理で自分が行ったことのない土地の特徴を学んだって、それは「知らねーよ」って思うのが自然だよ。
だけど、大人になれば絶対にリアルに感じられる。自分のお金で全国各地に旅行に行けるようになるから地理にも興味を持つ。事件やニュースの原因には過去のできごとが必ず繋がっているから、歴史も現在と地続きだって気付ける。だから苦しいかもしれないけど、今学んだことが必ず将来の楽しみになると思って、がんばってほしいな。
まとめ
今は苦しくても、大人になれば必ず楽しめる!