大学では数学の勉強をしたい。しかし父は他の学部に行ってほしいようで…。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
Question
大学では、数学の勉強をしたいと思っています。しかしお父さんは他の学部に行ってほしいようで、なかなか本音が言い出せません。潔くお父さんの意見に従った方が良いでしょうか? (なごみ・女・高校1年生)
Answer
まずはお父さんとしっかり話し合いを!
お父さんにも何か考えがあるはず
お父さんがどうして他の学部に行ってほしいと思うのかきちんと聞いてみよう。そのうえで自分の気持ちを伝えることが肝心。まずは話し合いを!
これはコミュニケーションをとることがすごく肝心になるよね。お父さんが「他の学部に行ってほしい」と思っていることに対して、反発したい気持ちもあるかもしれない。だけど、それは思っている以上に悪いことではないと思うんだ。たとえば、もしお父さんが「どの学部に行ってもいいよ」って思っているとしたら、すごく寛容なようにも見えるけど娘のことを何も考えてない場合もあるからね。オレも父親になってわかったんだけど、娘がどんな道に進んだら幸せになるだろうと言うのを考えているから、キミのお父さんもいろいろ考えているんだと思う。
だからまずは、どうしてほかの学部を勧めるのか、理由をしっかり聞いてみよう。もちろん理由を聞いたうえで、納得できないと思うかもしれない。そのときは、今度は自分がどうして別の進路に進みたいのかプレゼンする番だ。自分の人生の中でどうして数学が必要なのか、お父さんに説明するうちに自分の中でも整理がついてくると思う。お互いが納得いくまで話し合ってから、どの進路を選ぶべきか考えてみてはどうかな。
話し合いがきちんとできる親子だと思う
「お父さんの意見に従うわけでも、無理やり自分の意見を押し通すわけでも、どちらでもないと思うんです。意見が合わなくても、お互いの気持ちをきちんと知ることが大切ですから」と中田さん。
「本音が言い出せない」っていうのもそうだし、この質問を見る限りだとなんだかお互いが気持ちを探り合っている感じがするな。もっとわかりあえるようになるといいよね。お父さんも娘さんも、しっかり将来のことを考えている素晴らしい家族だと思う。だって、ふたりとも「行きたい学部がある」「行ってほしい学部がある」っていうのがあるんだよね? 世の中には「行きたい学部も行ってほしいところもない」っていう親子はたくさんいるんだよ。
だからすごくいい親子だと思うので、話し合えばお互いのことを理解できるようになるはず! 本音で話せていないだけで、腹を割って話したら話し合いもすごくスムーズにいくと思う。是非話し合って納得した道を選んでほしいな。
まとめ
お父さんとじっくり話し合ってみよう。どちらも意見を言い合った段階で初めて答えが見えてくるのでは?
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