笑いをとってみんなの人気者になりたいです。秘訣を教えてください。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け！】

「面白い人」っていろいろなタイプがあるよね。そこで、自分にはどんなセンスがあるのか考えてみるのが大切。自分の得意な「笑い」を極めよう！

「面白い人」っていうと、どんな人を思い浮かべるかな？　「面白い」っていうのにも、いろいろなパターンがあると思うんだよね。昨日起きた出来事を面白おかしく話せる人もいるし、リアクションが面白いとか、ツッコミが冴えている人とか……。ひと口に面白いといっても全然違う。

お笑いでは「面白い芸人」と「そうじゃない芸人」がいるかのように思われていることが少なくないんだけど、決してそうではない。たとえば、オレはゲテモノ食べたりするようなリアクションはめちゃくちゃつまらないんだよね（笑）。だけど、そういうのが得意な人もいる。その人の面白いところっていうのは人それぞれ違うと思うんだ。そこで、「自分だったらどんな面白さがあるんだろう」ということを考えてみることがもっと面白くなるために大事なことだと思うんだ。

「知り合いに、しょっちゅうつまらないダジャレを言ってくる子がいたんですよ。でも、周りが『つまんないから！』ってツッコミを入れることで場が和むんですよね。周りとのバランスで面白くなることもあるので、『何が面白いか』っていうのは一概には言えないと思いました」と語る中田さん。

ところで、「高級ステーキ」と「パセリ」はどっちが価値のある食べ物だと思う？　ついメインのステーキに目がいきがちだけど、パセリは色合いや栄養面でもなくてはならない存在なんだ。決して主役にはなれないけど、必要とされる場面が多いんだよね。反対にステーキには、値段が高いから気軽に食べられないというようなマイナスな部分もある。ステーキとパセリはどちらがいい食材だとは決められないよね。つまり、食べ物だって何が一番かなんて決められないんだ。

正直なところ、昔はオレもテレビを見て「あの芸人はつまんない」とか思っていた時期もあったんだ。だけど、よく考えたらそれは間違っているんだよね。そもそも基準も自分の価値観だし、その人の面白さが引き出せていなかっただけだから。

もしかしたら自分のことをつまらない人だと思っているかもしれない。だけど、自分の面白さって本人にはわかりにくいんだよ。だから、周りの人が「面白いね」って言ってくれたこととか笑ってくれたときに、「どんなことをしたら面白いと思ってもらえたのか」ということを思い返すようにしてみたらいいと思うよ。自分の面白さにどんどん磨きをかけてみてね。

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