一石三鳥?!早稲田生が説く「図書館勉強」のススメ<みんツイ研>

”みんなのTweet研究会”では、同世代のTweet内容をデータ分析のエキスパート企業さんと一緒に分析し、頻出したキーワードを元に大学生ライターが記事にしていきます!

私が選んだ今回の注目Twitterキーワードは、『図書館』

皆さんは普段どのくらいの頻度で図書館を利用しますか?毎日!という文学少女・文学少年もいらっしゃると思いますが、中には全く…という人もいるかもしれません。図書館は本を借りたり読んだりするためだけでなく、勉強のためにも活用できます。

Tweet分析でも、「明日は、図書館いこー」とか「学校終わったら図書館いくぞー」など、図書館にいくぞ宣言をしているものがたくさん見られました。カフェ勉もオシャレで憧れるけれど、今回は図書館勉強の大きなメリットをお教えします。

メリット①:勉強に最適な環境で集中力が違う!

図書館といえば、やはり静かなイメージ。大きな音を出すのも憚られるし、大きな声で話していると注意されてしまいますよね。その少しピリッとした空気が勉強するのに最適なんです!周りの目が気になる緊張感のある環境だとだれることなく勉強が続けられます。私は、特に古い大きな本が並べられているスペースが落ち着いた雰囲気があってお気に入りです。

少し音のある環境の方が集中出来るという人もいますが、試験中のような静かな状況や隣の人の音に慣れておくのも大切。普段からテストと同じ環境を作って勉強していたほうが本番で覚えたことを思い出したり、実力を発揮しやすいそうです。

また、図書館では飲食が禁止。だから、飲み物もお菓子も鞄の中にイン!机の上を勉強道具だけにして集中すれば、短時間で勉強を終わらせることが出来ますね。

メリット②:無料!!しかも長時間ステイが可能

当たり前ですが、図書館は基本的に利用するのにお金がかかりません。また、地域の図書館でも本を借りなければ面倒な登録も必要ありません。私は、塾に通う前やテスト期間で塾の自習室が混んでいる時に、高校の図書館でよく勉強していたのですが、その一番の理由はお金を使わずに静かな環境を得られるからでした。

例えば、テスト期間中四日間もしくは週末に一回で合計一カ月に四回カフェを利用して勉強したとします。飲み物だけを頼んだとしても、450円×4回=1800円くらいはかかってしまいます。一回一回はそんなに高くないので、たまに気分転換するのにはいいですが、受験生がメインで使うにはちょっとイタい出費です。

私は、図書館勉強で節約をし、その分テスト後やお休みの日に友達と美味しいご飯を食べに行く約束をして、勉強のモチベーションを上げていました!

特に夕方の人が集まる時間帯や、週末は混雑しますから、滞在可能な時間が決められているお店もありますよね。閉館時間は早いですが、それまでならいつまででも滞在できるのも図書館の良いところです。

メリット③:本がある!

何を今さら、とお思いでしょう(笑)これもまた当たり前ですが、図書館には数多くの本が収められています。つまり、それだけ参考文献があるということです。

私自身、高校三年の時、推薦入試受験を考えていたので、志望理由を深めたり、自分が学びたいことについての知識を得るために図書館を利用していました。具体的には、キーワード(例えば、『教養』)で本を検索してみて、ヒットした本の中で気になったものを読むといった感じでした。

それに、勉強中にスマホを取り出して調べ物をするのはそれだけで集中力が切れる原因になります。スマホで調べものするだけの予定が、そのままTwitterを覗いてしまって気付けば30分…なんて経験ありませんか?

図書館の本を利用すれば、携帯の電源をオフにしたまま勉強を続けることが出来ます。辞書などももちろん置いてあるので、紙の辞書を普段から使っている人は重い荷物が省けますし、電子辞書を忘れてしまった時も安心ですね。また、ちょっと休憩したいときには読みたい本を探してきてみるのもおススメ。面白い小説を選んで、15分読んだら1時間勉強する、などとルールを決めれば続きを読むために勉強を頑張る気になれます!

図書館で勉強する嬉しいメリットを知っていただけたでしょうか。賢く図書館を利用して快適な高校生ライフを送りましょう!

大学生ライター

石黒 暁子

早稲田大学国際教養学部一年生。高校留学でアメリカに一年間滞在していました。歌って踊って昼寝している時が一番の幸せです。自分の目で世界を、たくさんのものを見つめて生きていきたい。