大学によって違いはあるの?一般入試の仕組みを説明します!【ミニコラム】
近年、AO入試、推薦入試などで大学に進学する人の割合も増えていますが、やはり一般入試が基本的な大学入学試験であることにはかわりません。ひとくちに一般入試といっても国公立大学と私立大学では大きく異なります。各大学の一般入試の特徴を押さえ、自分の得意科目と照らし合わせたうえで受験する大学を選ぶ際の参考にしましょう。
国公立大学の一般入試
国公立大学を一般入試で受けようとする場合、原則としてセンター試験は必須です。センター試験の後に、各大学でおこなわれる二次試験を受ける必要があります。センター試験と各大学が独自に用意した二次試験の結果で合否が決まります。大学によってセンター試験の比重が重い大学、二次試験の結果を重視する大学などがありますので、受験前には実際に受験した先輩に話を聞くなどしておきましょう。
私立大学の一般入試
一方、私立大学の場合、センター試験を必ずしも受ける必要はありません。基本的に私立大学で一般入試といえば、各大学で受ける学力テストを指します。ちなみに、国公立大学と同じようにセンター試験と各大学での試験の結果で合否が決まる場合は、センター併用入試と呼ばれています。
一般入試で必要な試験は大学によって異なる
国公立大学の一般入試の場合は、センター試験が必須なので、勉強範囲が広くなります。志望大学ごとセンター試験と二次試験の比重は異なりますので、前年の情報をあらかじめ調べて学習計画をたてるといいですね。また、私立大学の場合は、各校ごと傾向がありますので、どのような学力テストが行われてきたのか過去問の研究をしましょう。自分が受ける大学の傾向を分析して、効率的・効果的な試験対策をしましょう!