今どういった状況なの?みんなの高校卒業後の皆の進路【ミニコラム】
大学や専門学校へ進んだり、就職して社会へ出たりなど、卒業後は、さまざまな進路があります。高校生は、卒業後いったいどのような進路をたどっているのでしょうか。
高校生のほぼ半分が大学へ進学
学科を問わず集計をとった文部科学省のデータによると、大学進学率は53.8%、専修学校・公共職業能力開発施設等は23.1%、就職17.4%、その他が5.7%でした。大学全入時代と言われて久しいですが、今でも半分以上の高校生が大学に進学しているようです。
学科によって変わる進路の考え方
普通科高校に限っては、大学進学率が63.2%と全体よりも約10%高く、その一方で就職率は8.3%と全体よりも約10%低いという結果です。専門高校別では、工業、水産系では大学進学率が15%である一方、就職率が65%前後あり、卒業後は、社会に出て働くという意識が強いことが分かります。普通科高校と専門高校では、進路の対しての考え方が、まったく異なりますね。
大切なのは、自分の意識
毎年約100万人いる卒業生のうち、なんと75万人が普通科高校の卒業生。データだけを見ていくと、かなり大学進学に偏っていることがわりますね。どんな進路へ進んだとしても、結局、最後大切になるのは自分の意識。学ぼうという姿勢がなければ、成長はありません。さて、あなたは、いったい、どんな進路を選びますか?