受験勉強のやる気の出し方!心理学を活用した方法3つ【ミニコラム】

受験勉強を成功させる秘訣は「やる気を上手に引き出すこと」。やる気のない1時間とやる気のある1時間では成果が全く違ったものになりますよね。とはいえ、やる気を持続することは誰にとっても難しいこと。心理学を活用して、やる気をアップさせてみませんか?

気持ちが行動についてくる?!

やる気を出すために必要なのは「やる気が出てくるのを待つ」ことではなく「机に座ってとにかく何かしらの勉強を始めてみる」ことです。不思議に思うかもしれませんが、脳にある側坐核という部位にその理由があります。側坐核が活動するとやる気が起きますが、何もしないままでは活動してくれないらしいのです。そこで大事になるのが行動。行動することで、脳の側坐核が刺激を受けてやる気が出てくるという仕組み。机に座って、ハードルの低い科目からで良いのでまず15分やってみます。やる気がアップしてから、苦手な科目にも手をつけてみましょう。 

ポモドーロ・テクニックでメリハリをつけよう

一度やる気が出たとしても、心配なのはどのくらい継続できるのかという問題。休憩を適度にとることで集中力を持続させたいですよね。そんなときにオススメなのがポモドーロ・テクニックです。これは、作業時間を効率的に管理できることで知られているテクニックで、これを利用したアプリまで開発されています。やり方はとても簡単!25分集中して勉強したら5分の休憩を入れるというリズムにするだけ。さらに2時間おきに30分の休憩を入れます。ぜひ試してみてくださいね! 

達成感を感じやすい目標を短期的に設定する

やる気を育てるために「達成感の喜びを得るようなリズムを作る」ことも効果的です。誰かに褒められるのも良いですが、自分自身で「やったぞ」と思えることで次の目標に取り組む原動力が生まれます。そのためには達成しやすい目標を小刻みに設定することがポイント。例えば問題集1冊を3ヶ月でやり遂げようと決めたら、1週間や2週間で刻みページ数を分けて目標設定します。11回クリアしていくことで達成感という喜びだけでなく継続できるという自信も得ることができますよ!

やる気アップを小さなコツで実現しよう!

何もしない状態で、やる気が自然に湧いてくるのを待っていては時間がもったいないかも。小さな行動で気持ちを動かし、維持しやすいリズムを作り、喜びにつなげる。そんな3つのポイントをぜひ試してみてくださいね。