受験勉強にも息抜きが大切!高校3年生の夏休みにオススメお出かけスポット【ミニコラム】
高校3年生になると、自宅で一人赤本とにらめっこしたり、夜中に眠い目をこすりながら英単語を覚えたりとストレスもたまりますよね。友達と話しても受験の悩みや愚痴、将来への不安などの話になり、なかなか息抜きができない人もいるのではないでしょうか。今回は、なかなかリラックスした気分になれない受験勉強中に訪れるとよいオススメのお出かけ先をご紹介します。
神様・仏様にお願いして合格祈願もできる神社やお寺
日本中どの地方にも、神社やお寺があるのではないでしょうか。神様や仏様をお祀りしている神社やお寺は静かで緑豊かなケースが多いです。毎日の通学コースから少し足を伸ばして、神社やお寺を目指してみましょう。静かな雰囲気のなかで思いっきり深呼吸をしてみると、緊張のなかで浅くなっていた呼吸がリセットされ、身体中に酸素がいきわたります。深緑の境内で目を閉じて、心のなかで「合格しますように」と唱えれば一石二鳥。ただ、ひとけがない場所でもあるので午前中や午後の早い時間に訪れるようにしましょう。
志望大学のキャンパスや学生街
志望校が近くの場合や電車で行ける範囲の距離にある場合には、実際に志望大学のキャンパスへ行ってみましょう。ただ、大学によってはオープンキャンパスのときにしか部外者を入れないという大学もありますので、その場合にはオープンキャンパスの時期を調べて訪れることをオススメします。受験勉強がつらいと思うときは「この勉強が、この苦労が、何になるんだろうか」という漠然とした虚無感に襲われているときです。
実際にキャンパスに行って、通うことになるであろう道を歩いてみたり、利用することになるであろう図書館で勉強をしてみたりすることで、目標がより具体的になり「頑張るのはここで勉強するためなんだ」と感じることができます。楽しそうなキャンパスライフを送る先輩の姿を見ることで、未来の自分をかいまみることができ、モチベーションアップにもつながります。
自然の力は偉大!思い切って海や山へ行くのも
それでもどうしても受験勉強がつらい、大学のことを考えるのも嫌だし、赤本を見るのもうんざりというときには思い切って1日を「気分転換の日」としてみてはいかがでしょうか。ただ、何もせずにダラダラと過ごしていては、そのことに対する罪悪感に苛まれてしまいます。「気分転換の日」には、日帰りで帰ってこられるくらいの距離にある海や山に行ってみるのがよいと思います。
波打ち際に打ち寄せる波の音に耳をすましたり、水平線を眺めていると、目の前にある受験がなんだかそれほど深刻なことではないような気がしてきます。人生の通過点の一つであってゴールではないというような気持ちになるかもしれません。体力に自信のある人は登山で汗を流して、ストレスを吹き飛ばすのもよいですね。
重要なのは閉じこもって勉強することでなく、合格すること
受験を控えた高校3年生は「どこにも出かける余裕なんてない!」と思いこみ、家と塾と学校の間だけを往復しがちです。今回ご紹介したように、発想を変えてみると受験勉強にも効果的な場所は意外とあるものです。重要なのは、閉じこもって勉強することではなく、結果を出すことです。結果を出すための最適解を探してみましょう。