センター試験の対策は基礎固めと過去問演習が基本!【ミニコラム】
国公立大学の受験だけでなく、私立大学の受験においても必要とされるケースのあるセンター試験。大学毎に異なる二次試験とは異なる考え方で対策をしていく必要があります。どのような考えで勉強を進めていけば良いのかを知り、効果的に対策しましょう!
基礎力を問われていると肝に銘じよう
センター試験は基礎力を問う内容となっています。運営する独立行政法人でも「難問奇問を排除」と謳っており、高1からの教科書の範囲をしっかりと習得することが重要です。定期テストを疎かにしないこと、そして苦手な部分を克服すること。理解できていない、あるいはぼんやりとしか理解していないところを丁寧になくしていきます。英語のリスニングが苦手な人は早くからシャドーイングなどで対策し、正しい発音を聞きとることができるようにしておきましょう。後から直すより、早くから始めてしまった方が得ですよ。
センター模試を弱点克服に活用する!
センター模試は、結果を活かすことが大事なポイントとなります。なぜ間違えたのか、その間違いを防ぐために何を勉強したら良いのか冷静に分析しましょう。模試には試験の形式や雰囲気に慣れるというメリットもありますが、弱点克服に活かすことがメインであると自覚することが大切。また、時間配分がうまくいったかどうかにより、見直し時間も計算した上で時間配分を組み立て直すことにも活かせます。時間がかかりすぎてしまう大問があった場合に、焦ることなく後回しにして先に進むといった試験の要領にも慣れておくといいですね。
過去問や予想問題集を活用する!
過去問も模試同様「何がわからないか」をチェックするつもりで活用します。間違えたときに単語帳や参考書などの該当部分に印をつけ、重点的に勉強します。1回だけで終わらせず、反復演習をすると解くスピードも上がります。センター試験ではスピード感が点数差を生みます。過去問を目標年数分こなした上で、予想問題集もうまく活用しましょう。他の受験生も過去問に取り組んでいますから、取りこぼしの無いようにまずは過去問をこなすことを優先します。
センター試験は基礎が大事な良問で構成されています
センター試験の問題に慣れるための模試や過去問、予想問題集を活用しつつ、弱点克服ツールとして基礎固めの問題集や参考書を使い着実に力をつけていきましょう。やればやるほど解くスピードも上がりますから、粘り強く取り組んでみてくださいね。