人のことを見下してしまう自分の性格にうんざりしてしまいます。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
人のことを見下しているところがあります。自分より成績の悪い人や見た目がイマイチな人を見ると「レベル低いな」と思ってしまいます。そんな性格の悪い自分にうんざりしてしまいます。(つよし・男・高校3年生)
見下してもいいけど、自分より上の人も見よう!
その性格の悪さはいいことだと思う
なんでもできる完璧な人なんて、この世にはいないと思う。だからこそ、自分はできても、ある人にはできなかったり、その反対のこともあるよね。必ず自分より劣っている人が存在するんだ。で、そのときに、ちょっと「シメシメ……」って優越感に浸る気持ちはあるものじゃないかな。自覚してないだけで、本当は誰だって人のことを見下す瞬間があるような気がする。でもそれは悪いことではなくて。その性格の悪さってオレはいいことだと思っているんだ。
たとえば、剣道をやっていて、対戦相手が左からの攻撃に弱いと知っていたらどうする? 普通だったらそこを攻めるよね。弱点を見つけてそこを突くというのは勝負のうえで大事なことだと思う。だけど、優しすぎる人は「前に左肩を故障してから調子が悪くなったらしいから……」なんて、あえてそこを避けたりする。だから、競争では性格の悪い人が勝つ面もあると思うんだ。だけど、この性格の悪さが絶対にいけないかというと、それも違うと思わない?
自分より優れている人のことも見るようにしよう。
たまには下も見てもいい
「誰にだって、できることとできないことはありますから。すべての面で勝っている人はいないと思うんです。だから人を見下さないっていうのはなかなか難しい」と中田さん。
まとめ
人のことを見下してしまう瞬間はあるもの。同時に自分より優れている人のことも見よう。
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スタサプ編集部