女性ならではの教育をする有名女子大学の特長は？【ミニコラム】

女子大学は年々減少傾向にありますが、女子大学ならではの良さもあるため人気のある女子大学は日本全国にまだたくさんあります。ここでは、関東と関西それぞれの女子大御三家や、有名国立女子大学を紹介していきます。

関東の女子大御三家とは？

関東での有名女子大学といえば、日本女子大学、東京女子大学、津田塾大学です。3校はまとめて関東女子大御三家と呼ばれています。MARCHと同等の偏差値でもある3校は、それぞれの特長があります。日本女子は、歴史が深く1901年に創設された伝統的な女子大です。東京女子大学の現代教養学部では女性ならではの学問を重んじています。人生の中で女性が直面する様々な課題を乗り越えられる人材を育成しています。津田塾大学は英語教育に強い大学です。

関西の女子大御三家とは

関西にも御三家と呼ばれる3つの女子大学があります。その中の一つ、神戸女学院大学は、キリスト教宣教師が創設した大学です。そのため欧米のリベラルアーツ教育が規範となっていて時代に合わせた応用力を身につけられる教育が受けられます。同志社女子大学の特長は、異文化体験や国際交流、広い分野の学問を身につけるなどグローバル社会で通用する力を磨けることです。京都女子大学は資格に強い大学で教職免許や社会福祉士、学芸員などの資格を取得できます。

国立女子大学ならお茶の水女子大学

私立の女子大学は複数ありますが、国立大学では2校しかありません。その一つであるお茶の水女子大学は、難関校としても知られています。国立の中では一橋大学に匹敵する難易度です。留学制度では、欧米に加えタイやトルコ、エジプトなど選択肢の多い留学先が選択できます。国際的に通用する女性のリーダー育成に力を入れている大学です。女子大では全ての状況で女性がリーダーとなるため、キャリアアップを目指す女性に向いています。