オープンキャンパスの持ち物リスト|必須アイテムと便利グッズ、参加時の服装まで

オープンキャンパスに行くとき、「何を持っていけばいいの?」と迷う人は多いはず。

当日になって「筆記用具がない」「カバンに資料が入りきらない」と困らないように、持ち物の準備はとても大切。

この記事では、オープンキャンパスに参加した全国の高校生145人の声をもとに、必須の持ち物5選と、あると便利な持ち物3選を紹介するよ。

しっかり準備して、有意義な時間を過ごそう。

オープンキャンパスとは?

オープンキャンパスとは、大学や専門学校のキャンパスで開催される学校紹介のイベント。

学校説明会、個別相談会、実際の授業や実習の内容がわかる模擬授業や体験実習、校舎や施設などを見学するキャンパスツアーなどが企画されている。

まだオープンキャンパスについてよく知らないという人は、まずは下の記事を読んでみよう! https://shingakunet.com/openCampus/

 

オープンキャンパスに必須の持ち物

オープンキャンパスに行くときに忘れてはいけない、必須の持ち物を5つ紹介していくよ!

1. カバン 
2. 現金・交通系ICカード
3. ノート・メモ帳
4. 筆記用具
5. スマートフォン(カメラ・メモ・地図用)


1.【カバン】A4サイズの資料が入る大容量のものがオススメ

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで

・「大学でたくさん資料をもらったのでリュックで行ってよかった。A4サイズのものが多かったので、大きめのリュックだとすぐに入れられてラク!」(高1女子・東京)

・「リュックなら、校内を見て回るときに両手が空くのでメモもできて便利!」(高2女子・神奈川)

・「制服でオープンキャンパスに行ったので、普段通りスクールバックで行った。資料をたくさんもらったので大きめのカバンを持って行ってよかった」(高2女子・東京)

オープンキャンパスでは、学校のパンフレットや過去の入試問題など、想像以上にたくさんの資料が配布されるので、大容量のカバンは必須! とくにリュックは、疲れにくくて両手が自由になるという理由で大人気だった。

・「大きめの大学だと、資料は学校のロゴが入った紙袋に入れてセットでくれる。でも、その袋がダサかったからリュックに入れて持って帰ってきた」(高3女子・東京)

なんて人もいたので、やっぱり大きめのカバンは必須みたい。

また、紙袋だと持ち帰る際に破けてしまう心配もあるので、荷物が増えても安心なエコバッグを1つ持参するのもアリかも!

2.【現金・交通系ICカード】「交通費、お昼代、もしもの時のためのお金」をいつもより少し多めに用意!

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで
・「近場の学校だったので、持って行ったのは1000円くらい。電車の遅延などで回り道をしても足りるように、少し余分に入れておいた」(高3女子・東京)

・「県外の学校に行ったので、交通費と食事代を考えて少し多めに5000円くらい持っていった」(高2男子・宮崎)

オープンキャンパスに行くときは、なにかあったときのために「交通費+食事代+1000円」くらいの金額を持っていったという人が多数。

また、
・「途中でチャージするのが面倒だから2000円入れておいた」(高3男子・神奈川)

・「1000円チャージしておけば、交通費を差し引いても余ったお金で飲み物などが買える」(高3男子・大阪)
など、事前にいつもより多めにチャージしたICカードを持っていたという人も。

オープンキャンパス当日は、学校までの道のりだけでなく「交通費がいくらかかるか」も調べておくと安心。

悪天候や慣れない乗り換えを間違えて、想定していたルートで向かえなくなることもあるので、少し余裕のある金額を持っていくようにしよう!

無料のシャトルバスが出ていたり、保護者と一緒に参加する場合にも、もしもの事態に備えてお金を持っていくのが◎。

3.【ノート・メモ帳 】事前の質問内容や先生や先輩たちの話をメモっておくのに便利!

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで
・「先輩や大学の先生に聞きたいことをまとめた“質問ノート"を持っていくといい。オープンキャンパスは直接質問できる貴重な機会だから、事前にまとめておくとスムーズに会話ができて聞き忘れもなくなる!」(高3女子・山形)

オープンキャンパスは先生や先輩たちの生の声を聞けるせっかくのチャンス!

家に帰ってから「こんなことも聞けばよかった!」「これを聞いてない!」なんてことがないように
事前に質問内容を書いたノートを持っていくと便利!

後から何て言ってたか思い出せないなんてことがあるともったいないのでちゃんとメモっておこう!

そのためにもノートは必須!

4.【筆記用具】シャープペンとボールペンの両本を持って行くべし!


・「シャープペン、黒のボールペン、赤のボールペン、消しゴムが一体になっているペンを持って行った。これなら、筆箱から何回もペンを取り出さなくていいから机がない場所でメモをとるときに役立った」(高2女子・滋賀)

・「人が多すぎて机とイスが足りなくなったとき、小さなメモ帳を持っていたので、立ちながらメモが取れた」(高3女子・東京)

・「マーカーと付箋は必須! 配布された資料で気になったところをチェックするのに使ってた」(高3女子・神奈川)

・「もらった書類や教材を入れるためのクリアファイルがあるといい!」(高2女子・東京)
マストなのは「シャープペン」や「ボールペン」、「ノート」などの筆記用具。
・「シャーペンは模擬授業で問題を解いたりノートを書いたりするときに必要で、ボールペンは書類を書くときに必要なので両方あるといい!」(高1女子・東京)

との声があったので、2本持って行くのが◎。

実習や体験型のオープンキャンパスでも、アンケートを記入するなど、何かと書く場面があるので必ず持参するようにしよう!

マーカーや付箋は、説明を聞きながら後で質問したい部分をチェックしたり、家に帰ってから「この学校のどこがよかったか」を家族に説明する時にも役立ちそう。

また、クリアファイルは資料をキレイに保管できるだけでなく、「ハードタイプ」を用意しておけば、立ちながらメモを取りたいときに下敷きとしても使える!

オープンキャンパスに行くたびに新しいファイルを持って行けば、複数の学校から資料をもらってもゴチャゴチャになることなく、整理整頓しやすい!

5.【スマートフォン】乗り換え検索、カメラ機能…、スマートフォンは必需品!

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで
・「大学までの行き方を調べたり、校内の写真を撮ったりできるのでスマホは必須!」(高1女子・東京)

・「スマホがあればオープンキャンパスで出会った人とつながりが持てる!」(高2男子・神奈川)

・「スマホの充電器を持って行った方がいい。オープンキャンパスは、想像以上に見る場所が多くて大学に長時間いることになるかもしれないから」(高2女子・神奈川)

・「説明を録音するためにボイスレコーダーを持って行ったら役立った」(高2女子・東京)

スマホは、大学までの道順や乗り換えを調べるのはもちろん、写真や動画で校内を記録したり、未来の同級生と連絡先を交換するときにも役立つ!

また、

・「スマホを使ってオープンキャンパスのアンケートをとるところもある」(高3男子・岡山)

との声もあるので、忘れずに持って行くようにしよう。

充電済みのバッテリーも一緒に持って行くと充電切れの心配もナシ!

スマホ以外の電子機器では、ボイスレコーダーが役立ったという人もチラホラ。

スマホでも録音はできるけど、説明会や模擬授業中にスマホを触るのは気が引ける…という人にはオススメ。

ボイスレコーダーで録音すれば、「容量不足で録音ができていなかった…」なんて事態を防げたり、スマホの充電の節約にもなりそう!

オープンキャンパスであると便利な持ち物

次に、必須ではないけれど、あると便利な持ち物を3つ紹介していくよ。

1.羽織ものやストール
2.飲み物
3.日焼け止め・日傘


実際にオープンキャンパスに参加した先輩たちが持っていけばよかったと思ったものばかり。ぜひ参考にしてみて。

1.【羽織ものやストール】季節を問わず1枚あると安心

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで
・「夏にオープンキャンパスに行ったら、冷房がすごく効いていて寒かった。体調を崩さないためにもなにか羽織れるものを持っていくといい」(高3女子・東京)

・「タオルを持っていくと、夏は汗をふけるし冬はひざ掛けにもなる!」(高2女子・岡山)

高校と違って、大学や専門学校の校舎内は空調設備が整っている場合が多いので、夏でも冷房対策としてカーディガンなどの羽織りものを持って行くのが◎。

・「朝から5時間、ずっと座りっぱなしで説明会があった。大きめのストールを持って行ったら、お尻に敷くことができてよかったかも…」(高3女子・神奈川)

という体験談もあったので、防寒対策にもクッションにもなるストールを持参すると何かと役立つかも!

逆に、冬は暖房が効きすぎている場合もあるので、すぐに脱げるパーカーなどの前開きの服がオススメ。

2.【飲み物】夏は熱中症対策も!


・「農業系の学部は、外を歩き回ることが多いので飲み物は必要!」(高2女子・神奈川)

・「夏場は熱中症対策のためにも、飲み物を持って行った方がいい。初めて行く大学だと自販機の位置がわからなくて、すぐに飲めないこともあるから」(高1男子・東京)
汗をかく夏は飲み物も必須!

大学は広いのでどこに売っているかわからなくなることも!?

「大学の自販機で買えばいいや」と思わずに、事前に購入しておこう!

3.【日焼け止め・日傘】日焼け止めグッズもあると便利!


・「広いキャンパスで外を結構歩いたので、日焼け止めを持って行けばよかった」(高2女子・熊本)

・「夏場のオープンキャンパスでは、日傘を持って行った」(高3女子・福岡)

と、日焼け対策グッズを持参した方がよいという回答も目立った。

 

オープンキャンパスの服装

持ち物の準備をしたら、当日の服装のチェックも忘れずに!

「あれ!何を着ていけばいいの?」「制服?私服?」と迷う人もいるかな?

結論から言うと「どっちでもOK」。

でも「みんなはどんな服装で行くんだろう」と気になる人のために。

オープンキャンパス参加者に「制服と私服のどちらを着て行った?」と聞いてみたよ。

、 制服…71人 私服…76人 と、ほぼ半々という結果に!

オープンキャンパスの持ち物完全ガイド!必携アイテムから参加時の服装まで

※記事内のデータ及びコメントは2017年2月に高校生147名が回答したアンケートによるものです

結果は、制服…71人 私服…76人 と、ほぼ半々。

制服で行った理由を聞いてみると

・「制服は正装だからハズレることがない」

・「着る服思いつかなかったので制服で行きました

“間違いがない”制服を選んだという意見!

私服で行った人に理由を聞いてみると

・「大学生は私服だから、清楚な私服で行くことでキャンパスに馴染めるから」

・「保育系のオープンキャンパスで実習があった。制服だとスカートで、動きづらいと思った」

という意見だった。

自分の参加するオープンキャンパスのスタイルによってどちらかを選ぶのもありだね。

オープンキャンパスでチェックすべき9つのポイント

最後に、オープンキャンパス時にどんなところをチェックするべきか簡単に見ていこう。

①学校の場所は自宅や寮から通いやすいか

②学校の施設・設備が充実しているか

③学校の雰囲気は自分に合っているか

④授業やカリキュラムは自分が学びたい内容と合っているか

⑤学校で取得できる資格やサポート体制はどうか

⑥学校の留学制度の内容やサポートの充実度はどうか

⑦卒業後の進路にはどのような選択肢があるか

⑧奨学金や学生生活のサポートはどんなものがあるか

⑨入試制度はどうなっているか

オープンキャンパス参加前にチェックしよう!

オープンキャンパスに参加する上で事前の準備はとても大切。

忘れ物をしてしまったために集中できず「聞きたいことが聞けなかった」「オープンキャンパスレポートが書けなかった」なんてことがないように、持ち物をチェックしておくのがいいね。

そして、持ち物以外にも、事前に知っておくといいことはたくさんある。

せっかくの機会を有意義なものにするためにも、下の記事をチェックして、自分に合ったオープンキャンパス参加計画を立てよう。
\まずはこの記事をCHECK/

オープンキャンパスとは?内容・メリット・参加時期を徹底解説【2025年版】


オープンキャンパスでできること、見るべきポイント、参加するメリットなど、オープンキャンパスに行く前に必ず知っておきたいことをまとめて解説しているよ。

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オープンキャンパス予約はスタサプ進路ネットが便利!

スタディサプリ進路ネットのオープンキャンパス特集ページでは、気になる学校のオープンキャンパスがいつ開催されるのか、日程や時間帯などを調べてることができる。

予約が必要なものも、その場ですぐに予約ができるから、ぜひ活用しよう!




取材・文/内田静穂(原文)、黒川安弥(本誌) 構成/編集部 ※2025年6月更新

※参照:進学センサス2022(リクルート進学総研)
※記事内のオープンキャンパスに関する情報は、2025年6月時点のものです。内容が変更となることがありますので、参加の際は最新情報を事前にご確認ください。