[オープンキャンパスレポ]フィールドワークで実践的な写真撮影を体験!日本写真芸術専門学校編
学校の施設を見学したり、スタッフや先生、在校生のお話が聞けたり、体験授業を受けることができたり…。パンフレットだけではわからない、たくさんの「生の情報」が得られるオープンキャンパス。
学校独自のプログラムを実施することが多く、「楽しい!」「もう1回行きたい!」と
感じる高校生もたくさんいるみたい。
オープンキャンパスのなかでも、授業や実習を在校生と一緒に体験できる「体験実習」のプログラムは、進学後の自分を具体的にイメージできるかも!
興味がわいたら何度も参加できるので、気になる学校がみつかったら、スケジュールをチェックしてみよう。
今回参加したオープンキャンパスのプログラムは、プロのカメラマンを目指せる専門学校のオープンキャンパスで、先生や在校生と一緒に街に繰り出して、カメラの撮影を体験できるフィールドワーク型の体験実習に行ってきたよ!
参加したのは、「オープンキャンパスは初めて!」という高校1年生。
ドキドキ、ワクワクの体験実習の様子をレポートするよ。
※オープンキャンパスへの参加は、最新の新型コロナウイルス感染症の感染状況を確認のうえ、保護者とよく相談して決めよう。学校ごとの実施の有無は、学校HPなどで最新の情報を確認しよう。
ほのかちゃん(高校1年生/写真右)
将来の夢:中学校の修学旅行の時に写真を撮ってくれたカメラマンさんがとてもかっこ良くて、それ以来、カメラマンにあこがれているんだって。
高校でも写真部で活動しているよ。
オープンキャンパスの参加数:今回が初めて。
ちょっと緊張しているけど、「ずっと気になっていた写真の専門学校なので、どんな雰囲気か楽しみ!」
日本写真芸術専門学校
渋谷にある写真の専門学校。今年で創立54年目を迎える。
「常に時代を意識し、社会とリンクした実践的な授業をする」という教育方針のもと、写真業界の第一線で活躍する講師陣が、実践に即した指導を行う。
2年制と3年制があり、3年制では総合写真研究ゼミ、フォトフィールドワークゼミ、フォトソーシャルビジネスゼミの3つに分かれ、より専門的な技術を学ぶ。
多くの在校生、卒業生が、数々の写真コンテストで受賞している。
先生や先輩から、基礎知識を教えてもらえる!
今回参加したのは、オープンキャンパスの特別プログラム・「東京フィールドワーク~銀座~」。
午前中は「カメラの使い方講習」、午後は銀座に出て屋外撮影会だって。
受け付けして席についたら、先輩が、実習用の一眼レフのデジタルカメラを貸してくれた!
「カメラの使い方講習」では、講師の五十嵐太二先生が、カメラの正しい持ち方やピントの合わせ方、構図の取り方をていねいに解説。
アットホームな雰囲気でちょっと安心!
体験実習は、講師の先生による授業を実際に受けることができるので、「どんな学校なのか」「どのように学べるのか」が具体的にイメージできるよ。
特に高校3年生は、入試に向けて、志望理由や面接のことも視野にいれながら参加するといいね。学校説明会や、今後のオープンキャンパスの予定もチェックしておこう。
在校生の先輩にモデルになってもらって、人物撮影の実習。
正面から、上からなど、角度を変えて撮影にチャレンジ!
「カメラを構える時は、両脇をしめて左手でレンズの部分を支えるよ」など先輩がやさしくアドバイスしてくれるので、どんどん撮りたくなっちゃう!
カメラを実際にさわれるのは、体験実習ならでは!
人物撮影の時、先輩に『撮らせてください』と声をかけるのに勇気がいりましたが、笑顔でこたえてくれてうれしかったです。
ますますこの学校に興味がわきました」。
フィールドワークで実技の楽しさを実感!
午後は、銀座の街に出かけてフィールドワーク。
最初は、ギャラリービルへ。
入り口のポスト、部屋の看板、ところどころに置かれたアンティーク家具など、独特のたたずまいに圧倒されたよ!
銀座の歩行者天国へ移動。
休日の歩行者天国はとても開放的な雰囲気で、皆、思い思いの場所で撮影を楽しんだよ。
ペアになって、広い道路をバックにお互いを取り合っている参加者も!
歩行者天国を歩いていたイタリア人夫婦に声をかけ、写真を撮らせてもらっちゃった!
一度は断られたけど、五十嵐先生の交渉が功を奏し、撮影依頼に成功!
撮った写真を見せたら、とても喜んでもらえた!
撮影を断られても、落ち込まないことが大切なんだって。
最後は、商業ビルの屋上オープンスペースで自由に撮影。
緑が多く広々としたスペースには、
撮影したいスポットがたくさん!屋上から見た銀座の街並み、ステキだなぁ。
普段はなかなか足を運べない場所で、自由にシャッターを切れるチャンスはそうそうないもの。
これぞ、体験実習の醍醐味といえるね。
ピントの合わせ方にもだんだん慣れて、写真を撮るって楽しい!
専門学校は、このような実践的な体験実習を取り入れるケースが多く、自分が入学後にできることや、したいことが見つけられるような内容だよ。
せっかくの機会だから、わからないことは先生や先輩に何でも聞いてみよう!
作品を評価してもらえるのがうれしい!
再び教室に戻り、今日撮った写真をチェック。
自分の撮った写真を客観的に見直すのも大切な作業だね。
お気に入りを5枚セレクトすると、それらの写真をプリントして送ってくれるんだって。
記念になるね。
体験実習で245枚撮った中でいちばん気に入っている写真は、商業ビルの屋上オープンスペースで見つけた、ハート型の枯葉の写真。
鮮やかなグリーンと茶色のワンポイントが印象的!
最後は、今日の体験実習を振り返る、大切な時間。
先生に作品を講評してもらったよ。
「撮っている人の気持ちが伝わるほのぼのとした写真ですね」「ハート型の枯れ葉は、よくみつけましたね!」など、良いところを探してほめてくれたのがうれしい!
カメラをずっとさわっていられることがとてもうれしかったです。
海外の人とコミュニケーションをとるためには、英語を話せるようにもならなきゃ!と思いました」。
今回参加者がもらった袋の中には、学校に関連するイベントパンフレット、卒業生の作品集、募集要項などが入っていたよ。
オープンキャンパスで、将来の夢が具体的になった!
午前、午後と、一日がかりの体験実習が無事終了!
でも、実際に撮り始めたらスイッチが入った感じです!
先生や周りの先輩がとてもやさしくて、楽しい一日でした。
体験実習に参加してみて、改めて『卒業後は写真の専門学校に行きたい!』と思いました。
自分でも、写真の勉強を始めたいと思います」。
自分の好きなことや興味を抱いていることがあったら、それをどこで学べるか、まずは探してみよう。そして、オープンキャンパスに参加してみよう。
将来に向けての新しい道が、きっと開けるはず!
***
★ほかの記事もCHECK!
【2019年版】オープンキャンパスが開催される時期はいつ?何年生で行くべき?
「オープンキャンパスのレポート」が夏休みの宿題に!すらすら書けるコツを紹介
高校生とレポート!オープンキャンパスってどんなことをするの?【体験実習編】
オープンキャンパスの服装の注意点を調査!制服 or 私服?保護者は?みんなの意見を大調査!
オープンキャンパス一人でいくのは心細い!? オープンキャンパス同伴者ガイド【一人編】
オープンキャンパスで差がつく持ち物とは!充電器、飲み物、タオル、全国の高校生145人に聞いた!