[オープンキャンパスレポ] コラージュ実習で「クリエイターになれる!」日本デザイナー学院編
オープンキャンパスは、気になる学校やあこがれの分野の情報に直接ふれられるチャンス。外からはわからない教室の様子や設備を見学したり、スタッフや先生、先輩の声を聞いたりすることができる!
また最近は、早めの入学申し込みで特典を受けられる場合も。
まだ早すぎると思わずに、気になる学校があれば、高校1年生のうちからでも気軽にオープンキャンパスにでかけてみよう。
今回は、クリエイティブな企業の集まる渋谷駅にほど近いデザイン専門学校のオープンキャンパスをレポートするよ!
※オープンキャンパスへの参加は、最新の新型コロナウイルス感染症の感染状況を確認のうえ、保護者とよく相談して決めよう。学校ごとの実施の有無は、学校HPなどで最新の情報を確認しよう。
もえかちゃん(高校1年生)
アーティスティックな活動に興味津々な高校1年生。
オープンキャンパスは初参加。
専門学校 日本デザイナー学院
1965年創立。半世紀以上の歴史があり、卒業生の多くがプロのデザイナー、イラストレーター、マンガ家として第一線で活躍中。
その秘密は個別指導と超・実践的な授業にあり!
企業・業界との連携もあり、きめ細やかなキャリア指導で夢の実現を後押ししているよ。
トレンドを発信し続ける“クリエイティブシティ”渋谷の街がキャンパスなのも大きな魅力。
まずは受付で当日の配布資料の受け取り
まずは受付で説明会の資料を受け取るよ。
白を基調にした校舎内は、明るくて開放感があるね!
配布資料には様々なコンテストの応募用紙も入っていて興味津津
“Real Education”と教育理念がプリントされたトートバッグには、入学案内、就職・デビューに関する資料のほかに、高校生も今すぐ申し込める「マンガ・イラストグランプリ」の応募用紙も入っていたよ!グランプリ上位入賞者は学費減免になるようで、実践力を重視するこの学校ならではの試み。
また、会場には参加者に向けたペットボトル飲料とお弁当も用意されていたよ。
ペットボトル飲料のパッケージデザインは、卒業生のグラフィックデザイナーさんによるものだと聞いてビックリ!
身近な所で先輩が活躍しているんだね!
さまざまなエントリー方法を知ろう!
受付を終えたら、9階の講堂へ。
この日は、午前と午後に分かれ、2つの説明会があったよ。
午前中は「AO入学&特待生&学費サポート説明会」。
「AO入学」は学校が一番おすすめするエントリー方法。選考料&作文免除、面接でのPRといったいくつかの特典があり、なかでも入学前に基礎力を身につけるAO入学事前プログラムを受けることができるのは魅力的。
説明会では、リアルな在校生の声が聞ける!
説明会では、「AO入学」を利用して入学したビジュアルデザイン科2年生に在籍する先輩が、実体験を話してくれたよ。
一般入学ではなく「AO入学」を選んだ理由、なぜこの学校を選んだか、面接で尋ねられたことなどが、リアルな言葉で語られていた。
先輩は高校2年生の冬にオープンキャンパスに参加したとのこと。
高校1年生のオープンキャンパス参加も、決して早すぎることはないそう。
「面接で聞かれるのは今までのことより、これからのこと!将来どんな仕事をしたいか、どんなデザイナーになりたいのか、夢をアピールしてください」とのアドバイスに、もえかちゃんの瞳も輝いたよ。
お弁当を食べたあと、午後の「学校説明会」では、学科の内容や、就職サポート、学費について詳しい説明を聞くことができたよ。
2時間たっぷりコラージュの作り方からクリエイティブの基礎を学ぶ体験授業
いくつかの体験授業の中から、もえかちゃんが選んだのは、デザイン系講座の「コラージュテクニック~デザインノート編~」。コラージュの作り方を学んで、デザインの基礎である「レイアウト」を身につける授業。
最初にテーマを決めるよ。
もえかちゃんは、あこがれのファッションを思い浮かべ「未来のクローゼット」にしたみたい。
次に、教室に並んだ、たくさんの雑誌や展覧会のフライヤーから素材を探すよ。
素材という視点から雑誌を眺めたことがなかったので新鮮。
「違うジャンルの雑誌をみたり、紙質の違いを利用してもおもしろいものができそうね」先生がこまめにテーブルを回って、一人ひとりのスキルや進行状況に合わせて、きめ細やかにアドバイスしてくれたよ。
この日は、先生のほかに、2名の在校生がアシスタントとして授業をサポートしてくれたよ。
「反対色を入れてみたら?」「突然動物を使ってみるのもおもしろいよ」と、どんどん的確なアドバイス。
「私も入学したらあんな風になれるのかな…!?」
写真を、ハサミやカッターを使い、ざくざく切り抜いていくよ。
「四角に切らなくてもいいし、文字の周囲を切ってもいいんですよ」先生。
もっと自由に発想してもいいんだ!と気づかされることばかり。
さぁ、切った素材をレイアウトしていかないと!
組み合わせを考えていると、いくら時間があっても足りない。
「ぎりぎりまであきらめずに頑張りましょう」
と先生がみんなを励まします。
最後の15分は、講評タイム。
みんなの前で発表されるのは恥ずかしいけど、良い所も足りない所も指摘してもらうと、クリエイターとして頑張ろう! という気持ちになれるね。
他の人の作品を見ることも勉強になったよ。
作ったコラージュを透明のカバーに入れて、オリジナルのノートカバーが完成!
最後は時間が足りなくて、完璧にはいかなかったけど、世界にひとつの作品ができてうれしい!
参加してわかった! 自分の可能性
自由な分、イメージを表現するのは難しかったけど、先生や在校生の方からいろいろなアドバイスをもらえて心強かったです。
デザインにはストーリー性があることに気づいたのも大きな発見です。
身の回りのデザインには作った人の想いがこめられていて、卒業生も大勢関わっているんだと驚きました。
あこがれのクリエイターに向かって、半日で成長した気がします!」
体験授業を担当した先生からのメッセージ
本校では一人ひとりに寄り添う教育を大切にしていますが、体験授業でも同様に、できるだけ良さを引き出してあげられるよう心がけています。
制作は結果より過程が大切です。
迷うことも大切だし、ちょっとしたヒントで個性に刺激を与えることによって、世界が広がるといいなと思います。」
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