定期テストがねらい時! 進路カードで費用も気持ちも3分シェア
みんなは将来の話、保護者としてるかな?自分は何になりたいか、そのためにはどんな大学や専門学校に行けばいいか、お金はどのくらいかかるかなど、考えることは想像以上にたくさんあるみたい。
なかには自分一人じゃ決められないことも。
実際、保護者はどう思っているんだろう?
3割以上の保護者が「進路についてもっと早く相談してほしかった」!
大学生(短期大学含む)、専門学校生を子どもにもつ保護者200名にアンケートをとったところ、実際に相談された時期よりも、もっと早く進路について相談してほしかったという人が3割以上を占めた!では、なぜもっと早く進路について話し合いをもちたかったのか?
その理由を聞いてみた。
・難関大学に行くには、早い時期から心構えが必要だから
(リスさん・千葉県)
・部活が中心で受験勉強を始めるのが遅かった。早く進路が決まっていれば、両立できてよかったのではないか
(ヒマワリさん・福島県)
・選べる大学の選択肢が広がった
(なっちさん・神奈川県)
・先のことを話すことはお互いの希望や考えがわかるのでよいと思う
(きーちゃんさん・神奈川県)
・早くから準備をすれば金銭的にも余裕をもって用意が出来たから
(ままドンさん・東京都)
ほかにも、「海外の大学に進学を考えている」「医学部を目指す」「エスカレーターの大学に行かない」など、保護者の予想外の進路を突然子どもから告げられたときに、戸惑うパターンが多いみたい。
自分では伝えてるつもりでも、保護者には思うとおりに伝わっていないかも!?
保護者の力を借りる「お金」のこともかかわってくることだからこそ、相談したあとで「私立は難しい」「実家から通えるところ」と進路の幅を狭めることにならないように!
でもどうやって、自分の意志を伝えれば?と思っている人に、スタサプ編集部では「進路カード」を作成。
これを使って自分の意志を形に残しておこう!
お金が用意できなくて、思う進路に進めない⁉なんてことにならないためにも、保護者には、早めの「意思表示」が大切!
3分で準備完了! 進路カードとは?
進路カードとは現段階の進路についての自分の考えを書いたカードのこと!スタサプ編集部では、進路カードを用意したので、下の画像をキャプチャ、自分の考えに〇をして、保護者にLINEなどで送ってみてね♪
進路カードを送るとこんなメリットがあるよ!
・該当箇所に◯をするだけ、たった3分で準備完了!(写真加工アプリを使ってね)
・キャプチャして、LINEやメールで簡単に送れる!
・送るだけで、自然に進路について話し合うきっかけを作れる!
・自分の考えを伝えることによって、保護者が今後必要になるお金のサポートがしやすくなる
これを送ったら、きっと保護者の方から話しかけてくれるはず!
進路やお金の話について、なかなかきっかけがつかめないときは、ぜひ使ってみて!
「お金を準備する時間が足りず、希望の進路につけない」ということにならないために
進路カードがなぜ必要かを、もっと詳しく見てみよう!アンケートによると、進路についてしっかり話しはじめた時期は、高校1年生の2学期以降だったという人が約70%。
しかし、このことについて、保護者の本音を聞いてみると「本当はもっと早く話をしたかった…!」と答えた人が64%もいたことが判明!
さらに、「具体的にいつ話したかったか」という質問では「高校1年生の1学期」が41.7%で最多、次いで「高校入学前」が19.4%という結果になった。
保護者は、みんなの想像よりもずっと早いタイミングで「進路についてきちんと話しをしたい」と思っているみたい。
では、保護者の方は、なんで早めに知っておきたいんだろう?
「お子さんの進路について、知らなかった!困ったエピソードなどあれば教えてください」という質問には、こんな回答があがった。
・成績があまり良くないので、真剣に大学を目指しているとは思わなかった。私立大学の授業料、県外での生活費用などいくらいるのか、想像もつかなかった
(M.Tさん・高知県)
・就職すると思っていた息子が、部活での成績が良く、大学に行って続けたいと急に言い出し、費用の工面に苦慮した
(いっちゅんさん・北海道)
・受験の費用がかさみ驚いた
(ちびまろさん・宮城県)
・国立に行けると思ったら結果的に私立になり金銭面で困った
(akikoさん・大阪府)
・県内の大学で考えていたのが、県外に決めたと面談の時に言われ 資金面で想定外だったので大変だった
(ヒマワリさん・福島県)
選ぶ校種や学部、実家から通うか一人暮らしするかにもよるけど、特にお金が必要な高3の受験シーズンから入学までの間は、1、2カ月で200~300万円が必要になることも。
受験のスケジュール次第では、早めに合格した学校に一旦入学金を払っておいて、その後、第一志望の大学に合格した時に、さらに入学金を払うこともある。
その場合、返金されないことが多いから、二重、三重に入学金が必要になるケースもある。
➡自分でも知っておこう学費のこと! 学費シミュレーションしてみる
もし保護者と話し合いをしていなかったら、お金が用意できず、せっかく合格したのに入学できない、なんてこともあるかもしれない。
そうはならなくても、早めに相談することで、このあとの計画を早いうちから練ることができて、負担を少なくできるかも!
「部活が忙しくてなかなかできない!」「将来のことを話すのは、なんだか気恥ずかしい!」という子は、定期テストのタイミングで伝えてみよう!
テストの成績と一緒に伝えれば保護者もアドバイスしやすい!
その他、進路面談の前などに伝えておくと、保護者も一緒にサポートしてくれるはず!
保護者からの全力サポートを受けるためには、まずは自分の意思を伝えるところから始めてみよう!
※スタサプ編集部調べ・・・大学生(短期大学含む)、専門学校生を子どもにもつ保護者200名にアンケートを実施。
今回の調査で、もう少し早く進路について知っていればもっと協力できることがあったのでは?という保護者の声が多かった!
実は本人たち以上にいろいろ考えてくれているのかも⁉
進路カードを送ってぜひ、強力な助っ人を頼んでみては?