高校生必見!迷いを力に変える進路選択のポイント

進路希望調査票を書かなきゃいけないけど、自分のやりたいことがよくわからない…。

友達はみんな地元の大学に行くけど、県外の大学が気になっている。

進学したいけどお金がかかりそうだし、保護者に言いづらい…。

進路の迷いは、学びたいことや将来の職業、お金の話まで尽きないよね。

一人で考えていてもドツボにはまって悩みのループから抜けられなくなってしまうかも⁉

でも大丈夫!この記事を読んで、一緒に進路選択の迷いを解消していこう。

進路選択は成長のチャンス!

進路選択は成長のチャンス!
「迷ってないで早く決めなきゃ」という焦りや、「周りの友だちより遅れているような気がする…」という不安を声をよく聞く。
 
でもちょっと待って!迷うことは悪いことじゃない。

立ち止まるからこそ、新しい選択肢に出会えたり、本当に自分に合う道を見つけられることだってある。

つまり、「迷い」は自分を深く知るための大切なステップなんだ。

そこで、進路選択の迷いや不安を紐解いて、進路のモヤモヤを解決していく方法をマルっと紹介していくよ。

進路選択の迷いはどこからくる?

なんとなく“迷ってる状態”に焦るよりも、まずは自分の迷いが何なのか? それはどこから来るのか?

客観的に見てみると、自分が何に悩んでいるのかがわかり、解決のヒントが見えてくるはず。

例えば進路の「迷い」には次のようなものが考えられるよ。

・自分のやりたいことがよくわからず迷っている

・将来の夢ややりたい仕事が見つからず迷っている

・選択肢が多すぎて迷っている

・学校を1つに絞り切れず迷っている

・進学にかかるお金が気がかりで迷っている etc..

 
自分に当てはまる「迷い」を見つけたら、まずはその迷いを入り口に、答えを見つける手掛かりを探してみよう。

自分のやりたいことがわからない

自分のやりたいことがわからない
「やりたいことがわからない…」そのモヤモヤ、もしかしたらこんな理由があるのかも?

自分の興味や得意なことに気づいていない、どんな進路があるか知らない、親や周りの目を気にしすぎて本音が見えなくなっている…心当たりはない?
 
やりたいことが決まらないと、進学先を選べず、ずっと悩み続けてしまうことも。

「どうしよう…」って思ったら、次の記事をチェック!

やりたいことを見つけるヒントを、進路のプロがわかりやすく解説しているよ。 \この記事でわかること/

・自分の「やりたい」を見つけるヒントが満載!

・高校卒業後の進路、すべての選択肢をまとめてチェック

・後悔しないために!進路選びで絶対NGなこと

・保護者や周囲と考えが違っても怖くない!食い違い対処法

将来の夢、やりたい仕事が見つからない

将来の夢、やりたい仕事が見つからない
「仕事の選択肢がありすぎて絞れない」

「実際に働いたときのリアルなイメージが持てず、将来的に続けられるのか不安…」

「“好き”と“収入や安定”のバランスが気になる」 etc.

 “将来の夢”っていうキーワードが重すぎて、やりたい仕事が見つからない人も多いのでは?

でも、最初からしっかりした目標がなくても、やりたい仕事に巡り合えることが、有名な大学の研究でも証明されているんだって(※2)。
 
無理に将来像を決めるよりも、目の前のことに全力で取り組むことや、日常生活で少し違うことを試してみよう。

また将来の可能性を広げられる進学先を選んで、進学後にゆっくり探してみるのもアリ。

 そんな将来の夢を見つける手掛かりになるおすすめ記事はコチラ。

※2)スタンフォード大学のクランボルツ教授の「計画的偶発性理論」によれば、個人のキャリアの8割は偶然から生まれるとされる。 \この記事でわかること/

・将来の夢がない…という不安を解消するヒント

・高校生の今だからこそ!やっておくべき大切なこと

・未来の可能性が広がる!進学先の選び方 \この記事でわかること/

・これだけは押さえたい!職業選びの軸になる考え方

・自分の「好き」や「興味」を手掛かりに職業を見つける方法

・自分の「得意」や「苦手」を手掛かりに職業を見つける方法

・リアル体験から学ぶ!先輩たちの職業選択ストーリー

学部や学科の選択肢が多すぎて迷ってしまう

学部や学科の選択肢が多すぎて迷ってしまう
大学の学部数は、600~700種類 、学科数は、5000~6000種類ともいわれている。

学部名や学科名だけだと、何を学ぶのかイメージしにくい学部があり、自分の興味と合っているか判断しづらいという理由も。
 
そんな状況で自分に合うものを選ぶなんてムリ!と言いたくなる気持ち、わかる…!

そんな時はちょっぴり冷静になって、2STEPで進めてみるのはどう?

STEP1:大学と専門学校の違い、メリット・デメリットを比べてみる

STEP2:大学と専門学校の代表的な学部・学科・コースをざざっと見てみる

 
大事なのは“とりあえず”のマインド。

細かく調べきるよりも、全体像を見てみて、自分が気になるものをいくつか見つけていくのがおすすめだよ。 \この記事でわかること/

・ざっくり理解!大学と専門学校の大きな違い

・大学のメリット・デメリット 先輩のリアルボイス

・専門学校のメリット・デメリット 先輩のリアルボイス

・大学派?専門学校派?自分に向いてるのはどっち? \この記事でわかること/

・大学の学部・学科をまるごとチェック

・自分にぴったりの学部学科を探すヒント

・気になる学部学科を深掘り!リンクで一発チェック \この記事でわかること/

・専門学校の21系統をまるごとチェック

・各分野からつながる職業リスト

・気になる専門学校の分野を深掘り!リンクで一発チェック

候補の中から第一志望を決められない

候補の中から第一志望を決められない
「どの大学もいいところがあって、決めきれないよ…」

「雰囲気はよさそうだけど、将来がイメージできない…。この学校に決めちゃっていいのかな?」

「もし入学後にやりたいことが変わっちゃったらどうしよう?」

進学したいし、気になる学校もいくつかあるけど、第一志望校が決められないってことあるよね。

そんな人は、ちゃんと決めなきゃ!って思いすぎている可能性大。

どんな学校にも長所と短所両方がある。

「完璧な選択肢はない」し、反対に、自分の気持ちの持ち方次第で、どこを選んでも正解にできるよ。

また、「やりたいことは変わってもOK」っていうメンタルも大事。

実際に入学後にやりたいことが変わることはあるから、幅広く学べる環境があったり、いざとなったら学内で学びの内容を変えることができたりすると、安心だよね。

そこで紹介したいのが次の2つの記事。

少し肩の力を抜きながら、自分が取り入れられそうな決め方を見つけてみて。 \この記事でわかること/

・プロが教える「大学選びの迷い解消法」

・見逃がし厳禁!大学選びのチェックポイント

・思い当たるものがあったら要注意!大学選びNGアクション

・先輩リアルボイスでチェック!大学情報の集め方・見極め方 \この記事でわかること/

・迷える受験生必見!納得できる志望校選びルール

・自分に合う志望校が見えてくる「情報収集のコツ」

・簡単便利!自分に合う学校が見つかるチェックリスト

進学にかかるお金のことが心配


進学にかかるお金のことが心配
「進学費用を調べてみたら数百万以上!高すぎてムリ、と思った」

「保護者から国公立に進学してほしいと言われてる」

「親に奨学金をとってもらうかもと言われたけど、全然調べてない…」

など進学にかかるお金のことが気になる人も少なくないはず。
 
一人では何とかできないのが、“進学のお金問題”。

とはいえ、お金の話は複雑そうでどうやって調べていいのかわからないという声や

保護者と面と向かってお金のことをはなしづらい…、という声も。
 
そこで、進学費用の情報収集や、保護者とスムーズに話を進めるコツをまとめた記事を一気に紹介!

解決のカギは、「ぬかりない情報収集」と「保護者との密なコミュニケーション」。

一人で悩んだり迷ったりせず、記事をヒントに進学のお金問題の悩みを解決しよう。 \この記事でわかること/

・難しくない!進学にかかるお金の基本

・「国立大」「公立大」「私立大」で違う?をすっきり解消

・志望学部別!学費の違いを徹底チェック

・賢く節約!進学費用の負担を減らす方法 \この記事でわかること/

・知らなきゃ損!奨学金申し込みのタイミング&選び方

・奨学金と教育ローン、どっちがいい?違いとメリット・デメリット詳細比較

・専門家が回答!奨学金の借り方&返済リアルQ&A

・選択肢はいろいろ!奨学金を提供する団体&制度一覧

迷いを成長に変えるためのポイント

迷いを成長に変えるためのポイント
進路選びの迷いや悩みは、自分の価値観や将来への考えを深める大切な機会。

迷い中の人は、まず「なぜ迷っているのか」を言葉にしてみて。

自分の大切にしているものや、譲れないこと、軸がみえてくるよ。
 
そして何より大切なのが、分野調べや、学校調べ、オープンキャンパスなどを通じて新しい視点を取り入れること。

いろんな角度から、少しずつでも情報を取り入れることが、迷いの迷路から抜ける手助けになるはず。

自分の知っていることを1個でも増量

自分の進路は、知っているものの中からしか選べないもの。

まずは心に引っかかる選択肢を多くするために、興味がある分野について調べたり、その先に進める職業や、その分野を学べる学校を1つでも多く見てみよう。

学問や学校、職業のリンクは探しやすくて便利だから活用してみてね。

学問を調べる大学・短大を調べる専門学校を調べる職業を調べる

今からできる小さなアクションを取り入れる

例えば、代表的なものは資料請求。気になった学校があったら、まずは資料を取り寄せてみよう。

学校についてより細かくて雰囲気がわかる情報が載っているから、その学校のことはもちろん、進学後のイメージを持つことにも役立つよ。

資料を読んでもっと知りたいなと思ったら、実際にオープンキャンパスに行ったり、説明会に参加してみるのも◎。

体験授業を受けたり、学校の先輩たちと話をしてみると、自分にとって合う/合わないがわかるから、他の学校と比較もしやすくなるよ。

気になる学校の資料を取り寄せる開催中のオープンキャンパスを探す

成長を楽しむマインドを持つ

100%の正解を探すのではなく、「今の自分にとって最善の選択をすればOK」と捉えると、進路選びのイメージが変わってこない?

進路を通して、出会える人や新しく知れることも、自分の中で絶対に大切な栄養になるよ。

進路選びもワクワクする冒険と捉えて、1つずつできることから始めてみてね。

この記事を読んでくれたキミが、自信を持って進めるように応援しているよ!
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スタサプ進路の「適学診断」「適職診断 」
簡単な質問に答えていくだけで、向いている学問を診断できる「適学診断」と、職業の候補を診断できる「適職診断」。

自分の興味や性格に合った学問や仕事を知ることができるから、進路選びに迷ったときのヒントになること間違いなし!

結果をもとに、気になる学問や職業の詳細を調べてみたり、身近な大人に相談したりと、いろいろと活用してみよう。

 文/藤明美幸 構成/寺崎彩乃