来春の高1から「英語の授業は英語で」!大学の動きは…?

ここに来て、教育現場でも“グローバル化”に対応した改革が急速に進んでいる。高校では、来春の1年生から、新学習指導要領に沿って「英語による英語の授業」が全国的にスタートする。そして、大学でもさまざまな動きがすでに始まっている。

 

例えば東北大学。2009年度から、英語の必修コマ数を倍増させると同時に、1年生全員にTOEFLの受験を義務づけた。さらに世界各地域の有力大学連合に加盟し、国際的な提携を強化。これらをベースに短期留学プログラムを中心とした留学制度の拡充も積極的に進めている。

 

「4~5年以内には、学部生全員が短期あるいは中長期の海外体験ができるようにしていきたいですね」(植木俊哉理事)

 

一方で、対象を絞って高度なグローバル教育に取り組む例もある。

 

九州大学法学部では、即戦力となる法律グローバル人材の育成を目的とした学部特別入試を2015年度からスタート。TOEFL500点以上を出願資格とし、入学者は、法学部・LL.M.(英語による法学修士課程)の一貫教育で英語力や国際性を養う。複数回の海外留学、LL.M.での外国人留学生との交流など、実際に外国人とコミュニケーションし、実践力を鍛える機会がたくさんある。

 

このほか、カリキュラム外で学生が自主的に語学力などを磨く機会を積極的に提供する大学もある。

 

例えば、武蔵大学では、英会話レッスンや英語学習カウンセリング、参加体験型英語学習プログラム、さらには英語によるフリートークの場などを提供する「日本語禁止」の施設を2012年10月に開設。武蔵大学の学生なら誰でも入館のためのパスポートを取得して、「キャンパス内留学」を体験可。英語以外に仏、独、中、韓国語なども学べる。

 

ここで挙げたのはあくまで一例。グローバル化の流れは教育現場においても大きな流れとなっている。「英語は苦手」なんて言ってられない世界がすぐそこに…。あなたはこの動きについていける?