受験生必読! スタディサプリ 一流講師の関先生が教える『志望校合格に近づくための冬の勉強法』

センター試験まで残り1か月と少し。
 
勉強の成果を出し切る舞台が、いよいよ迫ってきました。
 
第一志望合格に向けて、勉強は順調でしょうか。
 
やるしかないとわかっていても、焦りや不安で空回りしたり、眠れなくなる夜もあるかもしれませんね。
 
みなさんの不安を1つでも解消したい!
 
そんな想いから、冬の貴重な時間をどのように過ごしていくべきか?
 
冬の勉強法についてスタディサプリの一流講師である関先生に聞いてみました。
 
今やるべき勉強法をチェックして、受験の冬を駆け抜けよう!
 

要するに

センター対策は2週間だけ!期間を絞って国公立・私立対策の時間を確保
冬期講習を有効活用し、センター試験対策の勉強効率をUP
現時点の実力に合った勉強法を選択し、センター目標点を掴み取ろう!

 

やるな!とは言わないが…時間のかけすぎは要注意!

ーーQ.センター対策はやるべきでしょうか。また国公立・私立でその差はありますか?

 
英語に関しては取り立ててセンター対策をする必要はないし、国公立・私立で対策すべき差もないと僕は思っています。
 
もちろん国立でセンター試験の配点が高いなど特殊な事情があるなら別ですが、基本はセンターよりも難易度の高い問題が出てくる2次や私立の勉強を優先するべき。
 
特に現役で国立合格を狙っている人は12月の時期に英作文の対策をやっておくことは重要だからね。
 
ただ、そうはいってもやらなきゃ不安という人も多いはず。
 
だったら、かけていいのは2週間まで。それ以外の時間は2次・私立対策に使いましょう。
 
センター試験のためだけの勉強をしすぎると、センターの簡単な英文に慣れてしまい、2次・私立のレベルに戻ってこられなくなるから。
 

 

12月と1月に1週間ずつ対策を!LIVE冬期講習を有効活用しよう!

ーーQ.センター対策はいつから始めるのがよいでしょうか?

12月に1週間、1月のセンター直前期に1週間の合計2週間。
 
その2週間だけセンター対策にあてる。スタディサプリをやっているなら、LIVE冬期講習にあわせて、その時間だけ勉強するのも1つの手段。
 
ちなみに僕の講義では、センター過去問のうち2017年と2016年の追試2回ずつ、全4コマで扱います。
 
追試の問題は本試験にそのまま出ることもよくあるし、やや難しいので12月に勉強しておくのにも最適。
 
冬期講習のタイミングで一度解いてみて、講義で説明した内容を参考にしつつ残りの過去問演習に生かしてください。
 

 

苦手な問題は集中対策!量をこなして克服しよう!

ーーQ.センター対策をする場合、具体的にどのように勉強をすべきでしょうか?

苦手な箇所を集中的に解いた方がいいですね。
 
センター試験の問題は比較的簡単なので、1日1年分を毎日解くというペースだと、たしかに2週間で14年分は終わるけど、腹筋1日5回やるというのと似ていて、なかなか身につく実感が湧かないと思う。
 
一度過去問をやってみて、例えばグラフ問題が苦手だとわかったなら、グラフ問題だけを15年分、追試を入れて30題解いてみる。
 
グラフ問題を30題も解いたら絶対できるようになるから。
 
それから、センター過去問は手に入る分だけやること。
 
昔の問題もやる意味がある。最新年度のものも30年前のものも、方針や解き方、求めているものの根本は変わらないから。
 
最近になって物語文が復活しているので、20~30年前の問題だってやる意味がありますよ。
 

 

現在地から目標点までの距離を知り、最適な勉強法を選ぼう!

ーーQ.センターで目指す点数により勉強法に違いはありますか?

現時点で5~6割でセンター目標が7~8割の人は、センター過去問を集中的にやるべき。
 
基礎が出できてないからといって、この時期に文法や単語の勉強をしたとしても、例えば動名詞がわかるようになったとして1問でるかでないか、つまり2点とれるかとれないかでしかない。
 
だったら、長文をたくさん読んで、なんとなくでも読めるようになってしまうべき。時期が時期なので。
 
逆に現時点で7~8割とれていて9割以上を目指す人は、センター過去問をやっていても伸びしろが少ないと思う。
 
だったら、思い切って2次や私立の勉強をしたほうがいい。
 
そうすることで地力が底上げされて、センター対策に戻ったときに点数が上がる可能性が高いので。
 
筋トレと同じで、重い負荷をかけたあと、それを取り除いたときのような感覚がわかると思いますよ。
 

 

<関先生の受験エピソード>
受験生必読!スタディサプリ 一流講師の関先生が教える『志望校合格に近づくための冬の勉強法』
 
受験当時、僕はセンター試験を受けてないんです。
 
当然センターの問題は過去問を含め1問も解いてない。
 
じゃあその間に何をやっていたかというと、志望校である早稲田・慶応の過去問を解いていた。
 
今は僕が受験した当時と違って、センター利用入試もあるし、センター試験を受けるメリットも大きいから、センター試験を受ける人が多数派だと思う。
 
ただ極論を言えば、早慶を受ける人の中には、僕みたいにセンター対策を1ミリもせずに、その時間をフルに私立の勉強に費やす人もいる。
 
そういう人がいることを頭の片隅において、センター対策に割く時間は調整すべきですね。
<お知らせ>
 
12月から始まるスタディサプリLIVE冬期講習では、11月18日、25日、26日の3日間に冬期講習を体験できる『冬期講習プレ講座』を、12月2日には夏に開催し好評だった『お悩み相談室』を実施します。
 
関先生には『お悩み相談室』にご出演いただきます!
 
受験生から寄せられたお悩みや質問・相談をズバッと解決!?
 
ここでしか聞けない裏話もあるかも??どちらも無料でご覧いただけるのでお見逃しなく!
 
※詳細は近日LIVE冬期講習のホームページ上、スタディサプリ公式SNSアカウント等でお知らせいたします。