【2026年度】学校推薦型選抜(公募推薦・指定校推薦)とは?一般選抜や総合型選抜との違い

大学入試には、一般選抜、総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜(旧推薦入試)がある。なかでも、総合型選抜、学校推薦型選抜などの、いわゆる推薦型の選抜による入学者比率は年々増加している。

今回は、この学校推薦型選抜の公募制(公募推薦)、指定校制(指定校推薦)についてクローズアップ!押さえておきたいポイントや、注意すべき点について、スタディサプリ講師の神﨑史彦先生に教えてもらおう!

目次

今回教えてくれたのは
神﨑史彦先生
神﨑史彦先生

株式会社カンザキメソッド代表取締役。スタディサプリ講師。私立学校研究家。高大接続・教育コンサルタント。21世紀型教育機構リサーチ・フェロー。

大学卒業後、大学受験予備校において小論文講師として活動する一方、通信教育会社や教科書会社にて小論文・志望理由書・自己アピール文の模擬試験作成および評価基準策定を担当。のべ6万人以上の受験生と向き合うなかで得た経験や知見をもとに、小論文・志望理由・自己アピール・面接の指導法「カンザキメソッド」を開発する。

現在までに刊行した参考書は26冊(改訂版含む)、販売部数は延べ25万冊、指導した学生は10万人以上にのぼる。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは

学校推薦型選抜とは、出願時に学校長の推薦が必要な入試方式のことで、大きく分けて、「指定校制」と「公募制」がある。
「学校推薦型選抜では、高校での成績や経験が重視され、一定の評定平均を取れていないと出願できないケースが多いです。大学・学部により異なりますが、書類審査、学科試験、面接などを通して、その人物を多面的に評価していきます」(神﨑先生)

私立大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは?

私立大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)の大きな特徴は、出身高校の推薦書が必要だということだ。学業成績やスポーツ・文化活動などの推薦基準を満たしている生徒を高校の学校長が推薦する形式となる。従って、評定平均などの推薦基準を満たし推薦書を得ることが出願の条件となる。
「推薦基準としては、高校時代の学業成績を数値化した評定平均で判断されることが多いですが、課外活動の実績や取得資格などが求められることもあります。推薦入試の種類や大学・短大、学部・学科によって違いがあるので、希望の進学先の基準を確認しておきましょう。

また入学者の選抜の際は、大学教育を受けるために必要な知識・技能、思考力・判断力・表現力があるかどうかも判断材料になります。大学で学ぶ力を測るために、調査書・推薦書等の出願書類だけでなく、学力検査や小論文、口頭試問、資格・検定試験の成績、大学入学共通テストなどのうち少なくともひとつを活用するように定められています。」(神﨑先生)

*出典:令和3年度大学入学者選抜実施要項

なお、学校推薦型選抜は出身校に推薦してもらう性質上、合格したら必ず進学する必要がある。基本的に専願(1つしか受験しないこと)となるため、いくつも掛け持ちして出願することはできない。

一般選抜との違いは?どちらが難しい?

学校推薦型選抜と一般選抜にはさまざまな違いがある
一般選抜との最大の違いは、学校長の推薦が必要かどうかだ。

一般選抜は主に学力検査(入学試験)の結果で合否が決定されるが、学校推薦型選抜では、書類審査、学科試験、面接などが行われ、多面的に評価される。また、一般選抜の出願条件は「高校を卒業した者」「高校卒業見込みの者」または「高校卒業と同等の学力と認められる者」などを条件とする大学が多く、出願条件は緩やか。

一方、学校推薦型選抜は、前述の通り、学業成績をもとにした評定平均が基準を上回らないと出願することができない。試験の実施時期は一般選抜が1月~3月頃に実施されるのに対し、学校推薦型選抜は一足早く11月~12月頃に実施されることが多い。
「学校推薦型選抜の難易度については一概には言えませんが、特に国公立大学や難関私立大学の公募制については、倍率が高いところが多いです。

一方、指定校制の場合は、いわゆる校内選考の方が厳しいケースも。校内選考を通過して出願すると合格できる可能性が高くなりますが、100%ではないので油断はできません」(神﨑先生)

総合型選抜(旧AO入試)との違いは?

総合型選抜とは、書類審査と詳細な面接等を組み合わせることによって、入学志願者の能力や大学で学ぶ適性があるかどうかを総合的に判定する入試方法。学校推薦型選抜との一番の違いは、入学志願者自ら出願できる公募推薦であり、出身高校からの推薦が不要なこと。総合型選抜の実施時期は8月~12月の期間で各大学によって違い、また選抜期間は学校推薦型選抜に比べて長いことが多い。

★「総合型選抜」について詳しく知りたい人はこちら
総合型選抜とは?AO入試からどう変わった? 学校推薦型選抜との違いは? 特徴や流れを解説

指定校推薦とは

指定校推薦とは、学校推薦型選抜のうち、大学が指定した高校の生徒にのみ出願資格がある方式のこと。人気の入試方式ではあるが、一つの高校から推薦できる人数(枠)は限られているため、希望者が多い場合は校内選考で選抜されることになる。

指定校推薦と公募推薦との違いは?

指定校推薦(指定校制)と公募推薦(公募制)との違いは、誰でも出願できるかどうかだ。指定校推薦には、自分が通っている高校が大学に推薦校として指定されている場合に限り、出願できる。
 
一方、公募推薦は出願できる学校(高校)に制限はなく、大学が定める出願条件を満たし、学校長の推薦があれば、誰でも出願できる。学校の成績が一定の基準を超えていれば出願できる方式(公募制一般推薦選抜)のほか、スポーツや文化活動などの実績を評価する方式(公募制特別推薦選抜)を設けている大学もある。

推薦されるには?校内選考の流れ

指定校推薦で出願するには校内選考で選ばれる必要がある

校内選考の時期は高校によるが、高校3年次の1学期〜夏休み頃にかけて行われるケースが多い。「評定平均」といわれる3年間の成績、課外活動実績、生活態度などから総合的に判断される。校内選考で選ばれ、学校長からの推薦を得ることができれば、合格率はかなり高い。

辞退はできるの?

指定校推薦で合格が決まった場合、基本的に入学辞退はできない。また、大学進学後の学業成績や生活態度次第では、母校の推薦枠が減らされたりなくなったりすることもあり、責任は重い。合格率の高い選抜方式ではあるが、軽い気持ちでは受けないようにしよう。

指定校の枠ってどう決まるの?

指定校推薦の枠は、その高校の卒業生の進学実績をもとに設定されるケースが多い。そのため、指定校推薦で合格が決まったのに辞退をしたり、大学進学後の学業成績や生活態度が著しく悪かったりすると、推薦枠が減らされてしまうケースもある。

国公立大学の学校推薦型選抜(旧推薦入試)とは

国公立大学の学校推薦型選抜は、一部の公立大学を除き、基本的には公募推薦のみとなっている。また、私立大学に比べて募集人員が少なく、学力試験を実施する大学も多い。

私立大学との主な違いと注意点は?

国公立大学の学校推薦型選抜は、私立大学に比べて募集人員が少なく、「学習成績の状況4.0以上」など厳しい成績基準を設けている大学もある。また、一つの高校からの推薦人数が制限される場合は、公募制であっても、出願前に学内で選抜が行われるケースもある。

国公立大学の学校推薦型選抜では共通テストを課す場合も

国公立大学の学校推薦型選抜では学力試験を実施する大学も多く、なかでも大学入試共通テストを活用する割合が高くなっている。
 
学校推薦型選抜では面接や小論文を課すケースが多いが、名古屋大学、東京海洋大学、横浜市立大学など、共通テストだけで受験可能(書類の提出は必要)な方式を設けている大学・学部もある(2025年7月現在)。また、医学部では、卒業後に一定期間地元の医療に従事することなどを条件とした地域枠推薦がある大学も多い。

大学入試の3種類の違いまとめ

学校推薦型選抜の基本を理解したら、他の2つの試験方式、一般選抜と総合型選抜と比較してみよう。自分に合った入試方式を検討する契機としてほしい。

学校推薦型・総合型・一般選抜のメリット・デメリット

一般選抜

<メリット>
試験日程が多様な私立大では、複数の大学・学部を受験できること。また、各大学・学部の過去問が公開されており、入試対策を立てやすいのもメリットと言えるだろう。

<デメリット>
科目選択によっては受験できる大学・学部に制限が出てしまうということ。例えば、人文系の学部・学科の場合、「政治経済」では受験ができないケースが多い。また、その大学・学部に行きたいかどうかよりも、学力や偏差値に左右されやすいこと、合格が決まるのが遅いことも、デメリットと言えるだろう。

<こんな人におすすめ>
学科の勉強が得意な人、3年生から勉強に力を入れたい人、ひとりで集中して打ち込むのが得意な人。

学校推薦型

<メリット>
合格発表の時期が早く、進学先が早く決まること。指定校推薦の場合は、校内選考を通過すると、ほぼ合格が決まるのもメリットと言えるだろう。

<デメリット>
特に指定校推薦の場合は、一度受験を決めると進路の変更が難しい(他の大学を受験できなくなる)ということ。本当に行きたい大学・学部かどうかをしっかりと見極めたうえで出願することが重要だ。

<こんな人におすすめ>
定期テストの点数がいい人、1年生からコツコツ勉強している人、大学でやりたいことが明確な人。

総合型選抜

<メリット>
学校推薦型同様、進学先が早く決まること。また、学校長の推薦が不要なため、評定平均などの出願条件をクリアしていれば誰でも出願が可能で、出願のハードルが低いのもメリットと言えるだろう。

 <デメリット>
総合型選抜は基本的に専願であり、複数受験が容易ではないこと。不合格だった場合に、一般選抜に切り替えることも想定して備えておくことが重要だ。

<こんな人におすすめ>
自分で考えたり行動したりするのが好きな人、校外問わず様々な活動をしている人、大学でやりたいことが明確な人。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願条件、評価基準

推薦入試の出願条件って? 〜評定平均の基準が設けられている場合が多い

※学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願条件について、早めに確認しておくことが重要

ここからは、再び学校推薦型選抜に焦点を当て、より詳しく説明しよう。

学校推薦型選抜では、高校1年から高校3年1学期までの評定平均が出願条件として指定されることが多い。例えば、「全体の評定平均3.5以上」といったように全体の評定平均のみを指定する大学・学部もあれば、「全体の評定平均が4.0以上で、英語は4.3以上」など、全体に加えて特定教科の評定平均を指定する大学・学部もある。
「実用英語技能検定(英検®️)、TOEIC(R) LISTENING AND READING TEST、TOEFL iBT(R)テスト、GTEC、IELTS(アイエルツ)などの外部の語学検定のスコアを出願条件としている大学もありますね。これがけっこうハードルが高い場合が多いので要注意です。出願直前に級・スコアを一気に上げるのは難しいので、基準となる級・スコアを調べて早めに準備を始める必要があります。

実用英語技能検定(英検®️)なら2年の終わりまでに2級はとっておきたいところ。CBT(オンライン試験)で受験できる検定は結果が出るのが早く、回数を多く受験することをおすすめします。一番良いスコアを提出できますから」(神﨑先生)
また、大学が指定する出願条件ではないが、指定校推薦の場合、高校が、「英語特進コース」など特定のコースのみに推薦枠を与えることもあるのでこちらも要注意。
「さらに、大学や学部によっては、例えば、『化学Ⅰ・Ⅱを履修していること』など、指定された科目を履修していることが求められるケースもあります。ですから、推薦入試を意識しているなら、文理選択の際にはよく考える必要がありますね」(神﨑先生)

 

誰でも受けられる?

繰り返しにはなるが、学校推薦型選抜は、大学・学部が提示する出願条件を満たし、かつ、学校長の推薦が得られた人しか受けることができない。加えて、指定校制の場合は、自分が通っている高校が大学に推薦校として指定されていなければ出願できない。出願条件には学校の成績(評定)が定められているケースが多く、そこをクリアできていないと出願することができないので注意が必要だ。

どのような点が評価される?

高校3年間の学習状況や取り組みに重きを置くのが学校推薦型選抜の特徴。目立つ活動や成果はなくても、コツコツと努力を重ねてきた人が評価される傾向にある。
「目立つ活動や成果はなくても、コツコツと努力を重ねてきた人が評価されます。『1・2年生はあまり勉強していなかったけど、3年生になってバリバリがんばり始めた!』というタイプには、一般選抜の方がおすすめです」(神﨑先生)

評定平均とは?何を基に決まる?

「評定平均」とは、全科目の成績(5段階)を足し合わせ、科目数で割った数値のこと。高校1年から高校3年の1学期までの成績を対象として算出し、小数点以下第2位を四捨五入して3.7や4.6といった数で表される。

高校の成績評価が10段階の場合は、学校ごとに定められた換算基準により5段階に調整される(10段階のうち9と10が5になる学校もあれば、8、9、10が5になる学校もある)。また、A・B・C・D・Eの5段階で評価する学習成績概評で出願基準を示している大学・学部もある。なお、全教科の評定平均のほか、教科ごとの評定平均の提出を求められることもあるので注意が必要だ。

評定平均と学習成績概評の関係は以下のとおり。

評定平均と学習成績概評の関係 
また、評定評価というと、定期テストの点数ばかりに注意が行きがちだが、評定が決まる要素はそれだけではない。
「評定評価には、定期試験の要素以外も入ります。2022年度から高校で実施される新学習指導要領では、授業で3観点といわれる「知識および技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力、人間性など」の育成を目標とすることが決まっています。評定評価も3観点が習得されているかどうかが、見られることになるでしょう」(神﨑先生)
★評定平均についてもっと詳しく知る
評定平均はどう計算される?学校推薦型選抜(旧推薦入試)の基準になる?

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の選考方法

学校推薦型選抜では、調査書や志望理由書などの書類選考に加えて、面接、小論文、プレゼンテーション、学力試験、実技試験などが課される。

書類/面接/小論文ほか、学力試験が課される場合も

学校推薦型選抜の選考方法は、書類、面接、小論文が一般的だが、国公立大学を中心に学力試験が課されるケースもある。調査書・推薦書等の出願書類が重要視されるが、その他の方法(下記参照)も用いて総合的に判断される。いずれも付け焼き刃での対策は難しいので、目標とする大学の募集要項を確認しておこう。

 
学校推薦型選抜の選考方法

「平成33年度大学入学者選抜実施要項の 見直しに係る予告(平成29年7月)」参照

 

私立大学 学校推薦型選抜(旧推薦入試)のスケジュール

私立大学の学校推薦型選抜の出願・選考は11月頃がピーク。指定校制では出願前に校内選考があるので、スケジュールを確認しておこう。

出願時期・面接日程・合格発表の流れは?

公募制(公募推薦)
募集要項が発表されるのは6月下旬頃から。出願期間は11月1日以降となっている。選考は11月に行われることが多く、合格発表は12月頃。
 
指定校制(指定校推薦)
高校で指定校推薦の募集に関する情報が公開されるのが6月~8月頃。校内選考は7月〜10月頃に実施される、10月には指定校ごとに推薦される生徒が決まる。11月に出願・選考が行われ、合格発表は12月頃。

大学ごとにスケジュールが異なり、2次募集を行う場合もあるので、志望校が決まったら早めに出願・選考の日程を確認しておこう。



 

併願とのスケジュール管理に注意

学校推薦型選抜と並行して併願で一般選抜の受験を検討している場合は、スケジュール管理に注意しよう。共通テストを受ける可能性がある人は、出願(2026年入試よりWEB出願)などのスケジュールや方法もあらかじめ確認しておくこと。直前になって慌てないよう、早めに調べておこう。

学校推薦型選抜(旧推薦入試)の対策のポイント

早めの対策&準備が明暗を分ける!

学校推薦型選抜は高校入学から積み重ねた評定評価の平均値が最も重要視される試験。高校生になった1年生の時から真剣に勉強に取り組まなければならない。また、書類選考以外に用いられる面接や小論文などに関しても付け焼き刃の対策が効かない。
「学校推薦型選抜をねらう場合は、高校2年生の3学期から高校3年生の1学期にかけて、必要な書類を全部揃えなければいけないわけです。そのためには高校1年生の時から、評定評価を良くすること以外にも、やっておきたいことがたくさんあります。学年別にやるべきことの目安を図にしておいたので、参考にしてください」(神﨑先生)
学年別にやるべきことの目安

 

もし落ちた時はどうしたらいい?

もし落ちた時はどうしたらいい?

※もし希望どおりにいかなかった場合、どうしたらよいだろうか

指定校推薦なら校内選考で落ちてしまうこともあるし、公募推薦なら当然不合格のケースも想定しておかなければならない。ただし、推薦入試は専願が基本なので、秋の入試のピーク時に同時に複数校を受験できないのが悩ましいところ。
「不合格の場合は、公募推薦の2次募集や学校推薦型選抜の合格発表後でも出願できる総合型選抜を目指す受験生が多いですね。一般選抜の対策をしていない受験生が、12月頃から一般選抜に目標を切り替えても間に合いませんから」(神﨑先生)
とにかく早めに進学先を決めたいとの思いから、志望校のレベルを下げてしまったり、やりたいこととは違う学部・学科を選んでしまったりするケースも多いと神崎先生。ただし、それでは、進学後に納得のいく学生生活を送れない可能性もある。
「だから、学校推薦型選抜が目標でも、一般選抜のための学科試験対策をしっかりやっておくのが理想です。それなら、学校推薦型選抜で志望校に合格できなかった場合、一般選抜に目標を切り替えることができます」(神﨑先生)

合格後入学までにするべきこと

学校推薦型選抜は合格が早く決まるため、大学に入学するまでに数か月の時間がある。つい気を抜きたくなるが、その時間をどう過ごすかにより、入学後の生活が変わってくることも。神崎先生にアドバイスを参考に、よりよいスタートダッシュを切ろう。

 学校指定の課題をこなす

「大学から、入学までに取り組む課題や読むべき課題図書が出される場合があります。入学後の提出が必須でなかったとしても、その課題に取り組んだことを前提に授業が行われるので、必ず取り組んでおきましょう」(神﨑先生)

学力が落ちないように勉強を続ける

「ダラダラと過ごして学力が落ちないよう、ある程度は勉強を続けることも大事です。おすすめは、英語の検定試験や資格に挑戦してみること。せっかくの時間と学力をムダにしないよう、目標を立てて勉強しましょう」(神﨑先生)

大学で学ぶ分野の理解を深める

大学で学ぶ分野に関する書籍を読んだり、関心のあるテーマについて調べたりして、理解を深めておきましょう。また、興味のあることについての課外活動やボランティアなどに参加してみるのもおすすめです」(神﨑先生)

学校推薦型選抜の関連記事・おすすめ対策記事

今回は、大学入試の3種類、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜のうち、学校推薦型選抜について詳しく説明した。

最後に学校推薦型選抜の準備や対策に役立つ記事をまとめて紹介する。あわせてチェックして、自分に合った受験プランを立てよう。


●大学受験の基礎知識!入試の種類、仕組み、日程は?図版でわかりやすく解説!

●指定校推薦とは?合格するために必要なことは?仕組みや試験内容を解説!

●総合型選抜とは?AO入試からどう変わった? 学校推薦型選抜との違いは? 特徴や流れを解説

●大学受験のスケジュールはどう組み立てる?受験校決定の必勝ポイントを解説!

●【大学受験】失敗しない併願校の決め方!みんなが知りたいギモンにお答え

●評定平均とは?計算方法や対策など推薦入試志望者向けのポイントを解説!

●「調査書」とは?大学受験への影響度、2025年度入試からの変更点は?もらい方も詳しく解説!

●大学受験に落ちたらどうする?全落ちした場合は?対処法と注意点をスタサプ講師に聞いた!




取材・文/蜂谷智子・笹原風花(2025年7月更新) 監修/神﨑史彦  構成/編集部