ポモドーロテクニック(勉強法)とは?短時間集中で効率アップ!実践方法を詳しく解説!
ポモドーロテクニックとは、勉強や仕事にタイマーを活用した時間管理法の一つ。一般的には「25分作業、5分休憩」のように30分の1セットを、1ポモドーロとよび、それを繰り返しながら勉強や作業をして毎日の目標達成を目指す時間管理テクニックのことなんだ。
最近では、中高生でも勉強に取り入れる人が増えていて、うまく活用できると計画的に勉強が進められたり、時間配分が上手になったり。
なかには、ポモドーロ勉強法を活用し始めてから「勉強を始めるのが苦じゃなくなった!」という声も。
そこで、この記事ではポモドーロ勉強法のやり方から、取り入れ方、注意点まで、できるだけわかりやすく簡単に解説するよ!
目次
2019年、東京大学法学部卒業。
その後、IT企業に就職するが2020年に独立。
勉強法デザイナーとして、自身の経験をもとにリアルに役立つ勉強法などをSNSで発信するほか、文房具のプロデュース、講演活動や書籍の執筆など、幅広く活躍している。
ポモドーロ勉強法とは
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勉強時間と休憩時間の1セットを「ポモドーロ」という単位でとらえ、それを複数回繰り返して日々の目標達成をめざす勉強法なんだ。
「25分勉強、5分休憩」という30分を1ポモドーロとする方法が有名だけど、実は1ポモドーロあたりの時間は人によって違ってもいい。
人それぞれ集中が持続する時間が違うので、やりながら自分に最適な時間配分を見つけていくのが、ポモドーロテクニックを習慣化するコツなんだ。
ポモドーロ勉強法のメリット
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ここからは、勉強法デザイナーのみおりんさんにお話しをうかがいながら、解説していくよ!
・勉強を始めるハードルが下がる
・一つのことに集中しやすくなる
・達成感が得やすく、自己肯定感が上がる
それぞれについて、簡単に解説しますね。(みおりんさん)
勉強を始めるハードルが下がる
1回の授業よりも短いので「この時間だけは頑張ってみようかな」という気持ちになりやすいのが、いいですよね。
また、それでも難しかったら自分で「15分勉強3分休憩」など、さらにハードルを低くできるのも魅力ですね。
一つのことに集中しやすくなる
ポモドーロ勉強法では、1ポモドーロに対して「これしかやらない!」と決めてから勉強にのぞみます。
逆にいうと、それ以外のことはやっちゃダメ。
なので「あれもこれもやらなきゃ」と、タスクで頭がパンクしがちな人にとっては、頭の中を整理して目の前のことに集中しやすくなるというメリットがあります。
達成感が得やすく、自己肯定感が上がる
「1日にやったポモドーロ数を正の字で記録する」「やることリストにチェックマークをつける」など、自分の努力を見える化することで、達成感が得やすくなります。
また、その積み重ねで「こんなにやるなんて、自分、すごいじゃん!」と自己肯定感にもつながります。
ポモドーロ勉強法のやり方
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用意するものはタイマー、やることリスト、勉強を記録するスケジュール帳の3つ。
タイマーは家にあるキッチンタイマーで大丈夫だよ。
まず、勉強計画を立てたうえで、各ポモドーロでやることを決めておく。
1ポモドーロあたりの時間は自由に設定してOK。
一番オーソドックスなのは、25分勉強と5分休憩を1セットとした、30分を1ポモドーロにする方法だ。
これを1日のなかで何度か繰り返すのだが、4〜5回に一度は長めに休憩を取るようにしよう。
そして、1日の終わりには、その日に自分が何ポモドーロ終え、何をやったのかを記録しておく。
基本的なポモドーロ勉強法を押さえたところで、実施する際のポイントもみおりんさんに聞いてみたよ!
それは「いきなりタイマーを持ってきて計り始めた」ということ。
ポモドーロ勉強法は「25分勉強、5分休憩」という時間の部分にばかり注目されがちですが、実はもっと大事なのが「計画→実施→振り返り」というサイクルを作って、それを日々行うことなんです。
それを踏まえて、用意するものとポモドーロ勉強法のルールを改めて見てみましょう。
用意するもの
・タイマー(キッチンタイマーでOK)
・やることリスト
・勉強を記録するスケジュール帳など
ルール
・勉強計画を立てる
・ポモドーロ中にやることを決める
・数回に1回、15〜30程度の長めの休憩を入れる
・1日の終わりに、振り返りをする
ここから計画、実施、振り返りのそれぞれのポイントを解説していきますね。
計画 —書き出す、見積もる、割り振る
この記事を読んでくれた人は「ポモドーロ勉強法は、勉強計画をしっかり進めるための手法」だということを、ぜひ覚えておいてください。
ポモドーロ勉強法の計画は以下の3ステップで行っていきます。
1. やることを書き出す
2. それぞれの時間を見積もる
3. いつやるか割り振る
順に、詳しくお伝えしていきますね。
1. やることを書き出す
なので、まずはその日に取り掛かるべき勉強を書き出すのですが、私がおすすめしているのは、まず頭の中にある「やること」を全部書き出して、それに優先順位を付けていく方法。
例えば、以下のような3段階で優先順位をつけていきます。
・「提出日が明日」など、すぐやらなきゃいけないこと = A
・「近いうちに提出」など、手をつけておけるといいこと = B
・提出などはないけど、自分としてやっておきたいこと = C
こうすることで「今やらなきゃいけないこと」が明確になり、計画が立てやすくなります。
また受験に差し掛かると、長期的な勉強計画がとても大事になってきます。
目標から逆算して「その日にやるべきこと」を考えられるようになると、計画を立てて勉強する効果をより大きく実感できます。
2. それぞれの時間を見積もる
とはいえ、最初から正確に時間を見積もれる人はいません。
見積もりと実施の繰り返しを何度も経験することで、少しずつ精度が高まっていきます。普段から勉強の際には時間を計り、どんな課題・勉強に何分くらいかかるのかを把握しておきましょう。
大人でも「タスクの見積もり」を正確にできる人はそんなに多くないので、「時間の見積もり」は長い時間をかけて体得するつもりで取り組みましょう。
問題集を解く時、「私は30分でこれくらい進む」とわかっていると、勉強計画が立てやすくなるだけでなく、実際の試験での時間配分にも役立ちます。
3. いつやるか割り振る
当然ですが、優先順位の高いものはできるだけ早めに。
また見積もった時間に応じて、学校や部活、塾などのスケジュールと照らし合わせながら、ポモドーロを始める時間を決めていきます。
1ポモドーロの時間は30分ではなく、自分が「集中が持続できる時間」に好きに変更してOKです。
最初のうちは、見積もった時間とズレが起きるのが当たり前なので、1日をポモドーロで埋め尽くさないようにしましょう。
少し余裕をもたせると遅れが出た時にもリカバリーしやすくなります。
計画を立てることに慣れてきたら、例えば「帰りの電車の中でやっておく」など、スキマ時間のなかで計画まで済ませておくと、勉強を始める時間が早まり、ストレスを感じづらくなりますよ!
実施 —タイマーにスマホは使わない
タイマーは、できれば勉強に特化した学習タイマーがおすすめですが、なければキッチンタイマーや腕時計など、身近にあるものでもOK!
ただし、スマホを使うのはおすすめしません。
やっぱりスマホを触るタイミングって勉強から気持ちが離れやすくて、なかなか勉強に戻ってこれなくなってしまいがちだからです。
スマホでダウンロードできるポモドーロタイマーのアプリも多くありますが、できるだけスマホ以外の方法を使ってみてください。
振り返り —振り返りも、勉強時間のうち
自分が頑張った分をちゃんと記録して、自信につなげていきましょう。
そして意外と大事な心持ちが、この振り返りの時間も「大事な勉強時間のうちの一つだ」ととらえるようにすること。
私自身、受験勉強期間はそうやって考えるようにしていて「これは必要な時間だ」と考えるようにしていました。
毎日記録をつけていると、徐々に記録しない日が気持ち悪くなってくるので、そこまでいければ勉強の習慣化が成功していると考えてよいと思います。(みおりんさん)
ポモドーロ勉強法に挫折しないためのポイント
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実際に、ポモドーロ勉強法を始めてみたはいいけれど「なかなか習慣にできない」「身につかなかった」と悩みを抱える人も多くいる。
そこで、みおりんさんにポモドーロ勉強法に挫折せず、習慣化するためのポイントも教えてもらったよ!
それは、ポモドーロ勉強法が習慣化できなかったからといって自信を失う必要はないということ。
世の中には、ポモドーロ以外にも数多くの勉強法があります。
たまたまポモドーロがほかよりも少し有名だっただけで、あなたにとって最適な勉強法がポモドーロ勉強法ではない可能性は、大いにあり得ます。
なので、ポモドーロ勉強法が合わなかっただけで「習慣化できなかった。私には続ける力がないんだ」と思い込むのはとてももったいない。
そもそもこの記事を読みに来ているということは、あなた自身が、「どんなふうに勉強をすればいいんだろう?」と自分の学習にまじめに向き合えている証拠じゃないでしょうか。
べつに勉強しなくても生きていけるし、幸せになる方法だっていくらでもある。
だけど、そんななかであなたは「勉強をしよう」と思って、その一歩が踏み出せている。
そう思えていること自体がすばらしいんだ、という気持ちをこの先もずっと忘れずにもち続けてください。
さて、それを前提としたうえで私からお伝えしたい習慣化のポイントは、以下の2つです。
・一番ハードルの低い勉強から始める
・自分が集中しやすい「5W1H」を考える
それぞれについて解説していきますね。
一番ハードルの低い勉強から始める
東大の受験では漢字ってある程度までやっておけば、そこまで力を入れなくていい分野なんですが、私は受験期に朝の10分は必ず漢字の勉強をすると決めていました。
朝イチの勉強のハードルを下げて、自分が勉強できる気持ちに無理なくもっていくために、です。
また、これは教科や勉強内容だけじゃなくて、例えば勉強する場所、時間など、とにかくハードルさえ下がればどんな要素にしてもOK。
ぜひあなたに合う方法で、一番ハードルの低い方法を探してみてください。
5W1Hを考える
その第一歩として、私がおすすめしているのは「5W1H」で、自分に合うやり方を考えていく方法です。
Why … なぜ(何のために)勉強するのか
ひとことでいうと、目標です。一番わかりやすいのは「〇〇大学に合格する」でしょうか。
そこに「その大学で何を学ぶのか」「自分は将来、何がやりたいのか」という、より大きな問いがあればなおよし。
もし大きな問いの答えを出すのに時間がかかりそうなら、一旦「〇〇大学に合格する」のままでも全然いいと思います。
What … 何を勉強するのか
ポモドーロ勉強法でいえば、「やることリスト」に該当する部分。
目標から逆算して、考えていきましょう。
Whatを明確にするためには、“下調べ”が重要です。
必要な勉強、参考書などをリストアップし、目標に向けた長期的なロードマップを引けると、日々のやることが明確になり集中しやすくなります。
When … いつ勉強するのか
自分が一番勉強に集中できる時間帯を考えます。
よく「朝は効率がいい」と言われますし、実際そうなのかもしれません。
だけど、私は夜型の人間で、受験期も朝はあまり勉強に身が入りませんでした。
そんな経験から「朝でも夜でも自分に合うほうでかまわない」と思っています(笑)。
Where … どこで勉強するのか
勉強に集中できる場所がどこかを考えます。
静かな場所がいい人もいれば、カフェのような雑然とした場所がいいという人もいます。
また「普段の勉強場所」と「気持ちを切り替えたい時の勉強場所」は、別の場所でもOK。
うまく活用して、気分の切り替えに役立てましょう。
Who … 誰と勉強するのか
これは厳密に言うと“Whom”なんですが、「誰がやるか?」ではなく「誰とやるか」で考えてみてください。
1人という選択肢以外にも、「オンライン自習室」のようにみんなが集中しているなかでやるほうが捗る、という人もいます。
WhenやWhereとともに自分が勉強に集中しやすい、周囲の環境について考えてみましょう。
How … どうやって勉強するのか
これは「具体的な勉強方法」を指します。
例えば、覚え方や暗記法などで自分に合うものを考えたり、ノートの取り方、まとめ方などを決めたり。
でも、これってトライ&エラーの繰り返しなので、自分に最適なやり方をみつけるまでにすごく時間がかかります。
「近道はない」というつもりで、少しずつ調整したりアレンジしたりながら、ゆっくりと時間をかけて「一番、身につきやすい方法」をみつけていってください。
これらの5W1Hをさらに深めるためのものとして、オリジナルで「自分に合った勉強法が見つかるワークシート」も販売しているので、もし興味がある方がいれば試してみてください。
ポモドーロ勉強法の注意点
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具体的には以下の3点を注意点として挙げてもらった。
・ポモドーロ勉強法は、あくまで手段
・時間の制約が、合わない人もいる
・休憩時間にやるべきことを決めておく
上記の3つの注意点について、それぞれ解説してもらうよ!
ポモドーロ勉強法は、あくまで手段
例えば、「勉強計画を立てずにやる」「計画に時間をかけすぎる」「自分に合っていないのに無理に続ける」などをしてしまうと、結果的に勉強する気が起きなくなってしまったり、モチベーションが低下してしまったりする可能性があります。
なので 「ポモドーロ勉強法はあくまで手段」だという心構えをもって、自分に合う計画の立て方、時間の使い方を身につけるようなイメージとして、とらえておきましょう。
時間の制約が、合わない人もいる
私も受験勉強ではポモドーロ勉強法ではなく、タイマーを使った別の勉強法を実践していました。
それが「レコーディング勉強法」というもの。
タイマーを、カウントダウン形式ではなくカウントアップ形式にして勉強した時間を計り、その時間を日々記録していく方法です。
自分の頑張りを可視化できるのは、ポモドーロ勉強法と同様ですが、時間の制約がなく、短く終わらせられる課題にも、長くかかる勉強にもどちらにも対応できるようになっています。
もし、あなたがポモドーロ勉強法を窮屈に感じるのであれば、ぜひ試してみてください。
勉強法の合う、合わないは、自分の能力や成績などとはまったく関係がないことなので、「合わない」と感じた場合は、あまり考え込んだり悩んだりせず、ぱっと別の勉強法に切り替えましょう。
休憩時間にやるべきことを決めておく
特にポモドーロ勉強法では、1ポモドーロでの休憩時間は5分ほど。
5分でできることって、けっこう限られていますよね。
「何をしようか」と悩んでいると5分はあっという間に過ぎてしまうので、休憩時間もあらかじめ何をするのか、決めておくのがおすすめです。
例えば「温かい飲み物を取りに行く」「ストレッチをする」とか。
東大時代の友人のなかには、受験勉強の時の5分休憩は、好きな1曲を聴くのを自分へのご褒美にしてたという人もいました。
ただし、「漫然とスマホを眺める」「SNSやLINEをチェックする」などは、勉強に戻ってこられなくなる可能性が高いので避けましょう。
ポモドーロ勉強法 Q&A
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さて、ここからは、ポモドーロ勉強法に関して、小さな疑問や質問をみおりんさんに聞いてみよう!
Q. 1日に、何ポモドーロが適切?
ですが、最初にお伝えしたとおりポモドーロ勉強法で本質的に大事なのは「計画」の部分。
時間の見積もりが甘く、計画が立てきれていない状態で、むやみにポモドーロを重ねるのはおすすめしません。
「時間の見積もり」の精度が上がるまでは、1日のスケジュールをポモドーロで埋め尽くさず、見積もりが違った時にリカバリーできるようにしておきましょう。
Q. ポモドーロ勉強法のデメリットは?
「30分計って勉強に集中する方法」とばかり思い込んでしまうと、ポモドーロ勉強法の恩恵を感じづらく、結果的に習慣化されづらくなる可能性があります。
Q. ポモドーロタイマーって?
試しにポモドーロ勉強法を実践してみるだけならば、家にあるキッチンタイマーを使うだけで十分ですが、本格的に日々の学習に取り入れるなら、好きなタイマーを購入するのもアリです。
なお、文具メーカーなどからも、勉強用タイマーなどが数多く出ています。
ポモドーロタイマーのほかにも、ラップタイムのように経過時間を記録できたり、同時に4つの時間が計れるものなど、さまざまな機能をもったタイマーが販売されています。
私のおすすめは、ドリテックさんの「ラーニングタイマー」「スタディエッグ」や、キングジムさんの「ルラップ」「ビジュアルバータイマー」など。
お気に入りのアイテムを使うと、モチベーションが上がるので、ぜひ自分にぴったりのタイマーを探してみてください。
ポモドーロ勉強法を高校生がやってみた!
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ここからは、「ポモドーロ勉強法」に挑戦してみた高校生エディターの体験談を紹介するよ!
高校生エディター:わっちょくん(高3)
6月にハンドボール部を引退して受験生モードに入ったけど、イマイチ勉強のリズムが作れていないのがお悩み。
第一志望は地元の県立大学の工学部で今のところ一般受験予定。
得意科目は数学、苦手科目は英語(特に英単語)。
どんな風に実践してみた?
この日のわっちょくんは朝8時~勉強をスタート。やったのは数学(過去問:大問2つ)と英単語の暗記で、「今日やりたい勉強リスト」はこちら。
◆わっちょくんの「今日やりたい勉強リスト」
□数学の過去問②(大問、目安の解答時間25分+復習)
□英語単語の暗記(40単語分)
実際のタイムスケジュールはこんな感じ。
やってみて良かった点
勉強を始めて最初のタイマーが鳴ると「え?もう?」ってなった。
25分間が体感10分といった感じで、すごく集中できました。
あとはやりたい内容が25分で完了できなかった部分もあったんですけど、休憩時間に「早く続きがやりたい」とそわそわしたり。
短い区切りだからこそ、次はこれをしよう!というのが明確になって良かったです。
事前にリストを作っているので、完了したらチェックを入れられるのも目に見える達成感がありました。
やってみて微妙だった点
意外と5分の休憩時間で「何をしよう?」と戸惑ってしまう。
ちょっとしたスキマにできるリラックス法やご褒美を事前に用意しておくといいかもしれないです。
あとは後半のほうはタイマーを設定するのがちょっとめんどくさかったです。笑
毎回25分、5分、25分、5分ってやってると「次は何分だっけ…?」ってなったり。
そう考えるとポモドーロ用のタイマーを使うのもアリかもしれないですね。
勉強時間は25分+5分で管理!「ポモドーロ勉強法」で夏の巻き返しスパイラル
試しながらアレンジして、自分に合うやり方をみつけよう!
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・勉強を始めるハードルが下がる
・一つのことに集中しやすくなる
・達成感が得やすく、自己肯定感が上がる
わっちょくんの体験談でも「25分があっという間に感じた」とあるように、ポモドーロ勉強法をうまく活用できれば自分の集中力を意識的に高めることができる。
だけど、そのためには「計画がとても大事だ」と、みおりんさんが教えてくれた。
「25分集中する」ということばかりに注目しがちなポモドーロ勉強法だけど、しっかりと勉強計画を立てて、自分に合う時間を模索しながら、ぜひ日々の勉強に取り入れてみよう!
最後に、高校生のみんなに向けてみおりんさんからメッセージをいただいたよ!
勉強って苦行のように思えるけど、取り組み方、姿勢、考え方次第で楽しくすることができる。そのことを、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。
実際、楽しんで勉強をしたほうが学習の効率も上がるし、振り返った時にいい思い出になると思います。
ポモドーロ勉強法も「勉強を楽しむための手段」の一つ。もし違うと思ったら自分なりにアレンジしたり、別の勉強法を試したりして、あまり一つにこだわりすぎずに「自分がごきげんに勉強できるやり方」を探してみてください!
取材・文/郡司 しう 取材協力・監修/みおりん 構成/寺崎彩乃(本誌)
※2024年12月の取材に基づいています。
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