たった4ステップで、AO・推薦に使える「自己PR」を書く方法
AO・推薦入試において、提出必須の自己PR。自己PRと聞くと、何かスゴイことを書かないといけないのでは…?と考えがち。
だが、実は、そんなことはないという。
「試験官が思わず読み込んでしまう自己PRとは!?」
「試験官が自己PRをどのように見ているのか!?」
…などについて、小論文や志望理由書の指導に取り組まれている、株式会社カンザキメソッド代表・神崎史彦さんに話を聞いた。
自己PRに必要なのは「すごい経験」ではない!
「試験官が注目しているのは、『学生の長所』だけでなく、大学が求める人材にマッチしているかどうか。『スゴイ経験』をしていればよいというわけではありません。説得力のある自己PRを書くには、以下の4つのステップで考えることをおすすめします」
STEP1:自己分析をしよう
「自分の特徴や、これまで経験したこと、継続して取り組んできたこととその感想などを思いつく限り書き出して、自分の長所を整理しましょう」
STEP2:「志望校が求める人物像」を研究しよう
「募集要項にある出願資格やアドミッション・ポリシーから、『志望校の求める人物像』を把握しましょう」
STEP3:PRポイントを決めよう
「STEP1で見つけた自分の長所の中から、STEP2で調べた『志望校が求める人物像』に合ったものを選びましょう」
STEP4:自己PRを書いてみよう
「考えた内容をもとに、『自分の長所とそれを裏付けるエピソード』『自分の長所と志望校が求める人物像がどのようにマッチしているか』を短く簡潔にまとめましょう。書き上がったら、先生や周りの大人に添削してもらうのがベストです」
自分の言葉で自分らしさを伝えられるよう、自分の長所と大学が求める人物像とをよく知り、整理しよう。