【入試直前編4】HEROチャレンジ2022 高3冬は合格をロックオンしてばく進せよ!

高3受験生のみんな、いよいよ入試を目前にして不安でいっぱいになってない?

大丈夫、ヒーローになる(=合格する)ためにねらいを定めれば、願う未来が手に入るのだ。

HEROチャレンジ2022Finalで合格をロックオンしてばく進せよ!


目次

過去問を使って受験校に合わせた対策をしよう

前のステップでは「過去問を使って受験校に合わせた対策をしよう」を紹介したよ(進捗はどんな感じかな?)

今回のテーマは「科目別に照準を合わせた対策をプロに教えてもらおう」だよ。

入試前はねらいを定めて効率的に!

「時間がない」と焦ってしまう時期だからこそ、科目ごとのプロに効果的な勉強法を聞いてみよう。スタサプの人気講師が全力アドバイスするよ。

スタサプ講師 神崎先生からのアドバイス


●先生のアドバイスこそ最短&確実な道だ!

その道のプロは経験値が高く、失敗も見てきています。

先生の力を借りることが、最短で確実な方法です。

プロの経験値を取り込んで効率的な点数UPをしよう

プロの知識や経験を取り込んで実践すれば効率的に点数を上げることができる。

スタサプ講師の先生に聞いた「第一志望校」「併願校」「大学入学共通テスト」の3種類の過去問の解き方・活用法アドバイスを参考にしてね。

【数学】努力がよろこびに変わるまで、あと一息! by 山内惠介先生

◆第一志望校:‘「思い」の伝え方を意識しながら勉強を
記述問題なら「どうすれば大学に思いが伝わるか」を解くときや解説を読むときに意識してみましょう。

◆併願校:傾向にとらわれず考え方を深める
「この大学も自分の志望校なのだ」という意識をもって、広く経験を積み、学びを深めていってください。

◆共通テスト:制限時間内に解けるかどうかがカギ
大問ごとに制限時間を設けて解きましょう。その後解けなかった部分を振り返り、時間内に解く練習を。

【英語】最後まで自分の可能性を信じよう! by 肘井学先生

◆第一志望校:時間配分と解法を決めることが重要
長文はおよそ15〜30分、文法問題は5〜8分程度で時間配分を設定。出題形式も確認してください。

◆併願校:第一志望と同じくしっかり対策を
過去問の活用方法は第一志望校と同じです。併願校でもしっかりと過去問を用意してしっかり解きましょう。

◆共通テスト:同じく過去問をやりこんで対策を
共通テストも活用法は同じ。時間配分、解法研究、大問の対策を。苦手な大問は参考書を買ってやりこむのが◎。

【現代文】勉強するという選択ができる自由! by 小柴大輔先生

◆第一志望校:現代文単体と国語に取り組む日を
現代文にじっくり取り組む日と国語(現代文+古文+漢文など)を制限時間内に解答する日を作って。

◆併願校:出題傾向を確認、第一志望と近いのが◎
出題傾向を確認しましょう。第一志望群と差異が大きくないところを併願校とするのが良い作戦です。

◆共通テスト:過去問の幅を広げて対応力を身につけて
共通テストの過去問だけでなく「試行試験」や「センター試験」の過去問にも取り組み対応力をつけましょう。

【古文・漢文】焦らず、やるべきことをしっかりと! by 岡本梨奈先生

◆第一志望校:文章量や問題傾向をしっかり把握
例年の文章量や頻出単元、問題傾向について特徴があれば参考として把握しておくのがいいでしょう。

◆併願校:満点がとれるか制限時問内でも可能か
安全校(滑り止め)であれば納得いくまで取り組んだ際にほぼ満点がとれ、制限時間内でも解けるように。

◆共通テスト:正解した問題も根拠まで確認を
「国語」全体を通しで解き、正解の根拠が正しいか、また、誤答選択肢が不適切な理由を確認しましょう。

【日本史】怖くても、動こう。 by 伊藤賀一先生

◆第一志望校:新しい年の問題から手をつけよう
ギリギリにずれ込んでしまった時は特に、古い年からではなく、新しい年の過去問から取り組みましょう。

◆併願校:やさしい併願校だけ手を付けるのは危険
絶対に避けたいのは、難易度の低い学校の過去問だけ解いて、第一志望校の過去問に手をつけないこと!

◆共通テスト:大量の年度の問題を1回ずつ解こう
似たようなレベルの問題が繰り返し出るため、解くのは1度にして、できるだけ多くの年度に手をつけて。

【世界史】世界史対策とは勉強ではなく「準備」のこと! by 村山秀太朗先生

◆第一志望校:模試としてだけでなく傾向を掴もう
多年度の過去問に目を通し、暗記の質と幅を見極める道具に。演習と知識を増やすことを交互にやって。

◆併願校:得点率が7割以下なら原因を突き止めて
取り組み方は第一志望と同じだが、得点率が7割を下回ったらどこが足りなかったのか原因を徹底究明。

◆共通テスト:教科書も使って知識をしっかり蓄積
共通テストとセンター試験の過去問に取り組んで。解答の根拠を教科書からみつけて知識を蓄えよう。

【地理】心を揺らさないように。いつでも冷静に。 by 鈴木達人先生

◆第一志望校:時問をかけて解いてみよう
地理の問題は思考問題が中心。特に重視すべきは論述問題で、ていねいに文章を組み上げることを意識して。

◆併願校:できるだけ多くの問題を解いてみて
多様なジャンルに挑戦し、視野を広げ、経験値を上げましょう。完璧さは求めなくて構いません。

◆共通テスト:週去問を覚えた分だけ点数が確実なものに
地理は思考科目なので時間をかけて解きましょう。それを繰り返し、問題そのものを覚えてください。

【化学】やり残しより、やってきたことに目を向けて! by 坂田薫先生

◆第一志望校:制限時間内に解いて自分の実力を確認
制限時間内で解いてみて、正解できなかった部分は時間があれば解けたのかどうかを分析し、対策を。

◆併願校:第一志望校の前に併願校から解いてみて
苦手なテーマ、知識が抜けていたテーマが明らかになるので、そこを復習してから第一志望にチャレンジ。

◆共通テスト:「基礎~標準」ができているのかの確認に
ベース力の確認に。「理論」「無機」「有機」の各分野の学習が終わるたびにその分野だけ解いてみるのも◎。

【物理】今までの努力を思い返し、自信をもとう! by 中野喜允先生

◆第一志望校:今の時期は少し古めの過去問を
最新の4〜5年分は直前期にとっておき、今はそれより昔の過去問を。制限時間内に解き、復習もしっかりと。

◆併願校:3年分の過去問を解き傾向まで確認を
3年分くらいを解けばOK。やり方は第一志望と同じで、問題傾向や難易度まできちんとチェックしよう。

◆共通テスト:少し変わった問題に慣れていこう
時間を計って挑戦を。やや変わった問題が出る傾向にあるため、問題に慣れていくことが重要です。

【生物】やれるだけのことはやった、と思えるように。 by 牧島央武先生

◆第一志望校:この時期からは点数に対して効率重視に!
本番の時間配分を意識。途中の難問・奇問に固執しすぎず、一通り目を通して、点数効率を考えよう。

◆併願校:第一志望に傾向が似ている過去問を
併願校が多い場合は第一志望と形式が同じものを選んで取り組もう。「読む→考える→書く」を繰り返して。

◆共通テスト:融合問題への耐性を意識して
生物では「進化」や「生態系」の内容を含んだ融合問題が出題されやすいため、意識して取り組んでおこう。

今まで登場したプロたちから入試直前の力になる全力アドバイスをお届け

最後に、これまでのHEROチャレンジ2022に登場してくれたプロたちからメッセージ!

受験直前のみんなに向けた全力アドバイスをお届けするよ。

【身体のプロ】限界まで頑張るのは大事!だけど体調を崩さないように! by ゴールドジム 田平さん

◆限界まで頑張るのは大事。だけど体調を崩さないように!

体調を整えるためには食事・睡眠・運動の管理がマスト。

食事は5大栄養素をバランス良く、睡眠は6〜8時間を基本に、自分に合った時間を。

長時間座りっぱなしだとコリやむくみの原因になるので、下半身や背中を動かす運動を取り入れて。

From ゴールドジムトレーナー 田平侑磨さん
3年4月号に登場。ボディビル選手権大会で多くの入賞を果たす。ゴールドジム南船橋千葉トレーナーとして勤務。

【心理学のプロ】前向きな気持ちで再学習すると思い出しやすくなる! by 大学名誉教授 田島先生

◆前向きな気持ちで再学習すると思い出しやすくなる!

暗記した知識が思い出せないときは、すぐに調べ直しを。

「そうだったか!」といった安心感や自信とともに再学習すると記憶が定着します。

入試直前は今までのノートを前向きな気持ちで見返すと、思い出しやすくなるのでおすすめです。

From 大学名誉教授 田島信元先生
3年8月号に登場。人が生涯を通してどう発達するかを研究する生涯発達心理学の第一人者。

【受験のプロ】やるべきことを書き出して優先順位をつけてみて! by 勉強法デザイナー みおりんさん

◆やるべきことを書き出して優先順位をつけてみて!

「やることが終わらないかも」と焦りを感じるときは、一度冷静になって、やるべきことを書き出してみて。

自分なりで大丈夫、できるところから着実に手をつけてください。

息抜きも取り入れながら、あと少しだけ踏ん張りましょう!

From 勉強法デザイナー みおりんさん

3年6月号に登場。地方公立高校から東大に合格した経験を生かしたアドバイスがYouTubeで大人気。

【教育のプロ】受験期に積み重ねてきたことを思い出して by スタサプ講師 神崎先生

◆受験期に積み重ねてきたことを思い出して

今、受験生の皆さんは追い込まれやすい時期だと思います。

「本気でやっているのに」と怒りや不安を感じることもあるでしょう。

そんなときは今まで自分がやってきたことを振り返ってみて。

積み重ねてきた自分に自信がもてるはず。

From スタサプ講師 神崎史彦先生
今号に登場。自ら学びたいことを探究、研究し、自分の力で未来を作っていくマインドセットの育成を目指す。

今まで悩んだり、苦しんだり、頑張った経験は、受験当日の朝「大丈夫!」という自信をくれるはず。

真のヒーローになれる日はすぐそこ。最後まで走り抜いて!

※※※これまでのHEROチャレンジを振り返りたい人はここからチェック!※※※

【6〜8月】HEROチャレンジ2022 第一章 夏はニガテを完全撃破!

  時間がたっぷりとれる夏。自分の苦手にとことん向き合う時期に。

↓ここから振り返ってみよう!


■高3の1年間を本気サポート!HEROチャレンジで勉強のニガテを完全撃破!

HEROチャレンジ2022 第一章 Part1

HEROチャレンジ2022 第一章 Part2

HEROチャレンジ2022 第一章 Part3

【9〜10月】HEROチャレンジ2022 第二章 秋は伸び悩み期を越えよう!  

伸び悩み期は、このあとキミがぐんと伸びるために必要な期間になる。

↓ここから振り返ってみよう!



■現役合格力を爆上げ!HEROチャレンジで伸び悩み期を越えよう!

HEROチャレンジ2022 第二章 Part1

HEROチャレンジ2022 第二章 Part2

HEROチャレンジ2022 第二章 Part3

【11月~12月】HEROチャレンジ2022 第三章 冬は合格をロックオンしてばく進せよ!  

高3の冬は合格にねらいを定めて突き進もう。

↓ここから振り返ってみよう!



■現役合格力を爆上げ!HEROチャレンジで合格をロックオンしてばく進せよ!

HEROチャレンジ2022 第三章 Part1

HEROチャレンジ2022 第三章 Part2

HEROチャレンジ2022 第三章 Part3
※記事内のコメントは大学1~4年生(1118名)のアンケート調査によるものです。
※記事内の情報は2022年10月現在のものです。

*************************************************
Text-Edit/Ayumi Saito
Illustration/Sanpei Hirado
Design/Yujiro Suga
Mina Yokota(ma-hgra)
*************************************************