今迷ってもいい?高3の夏が終わってから進路変更を検討したスタサプ卒業生166人がアンサー!
今日も一通、スタサプ部屋に悩めるお便りが。
「本当にこの志望校でいいか迷ってきた。夏が終わってしまった高3のこの時期でも志望校って変えていいと思う?」
せっかくなので、やりたいことがなかった族高3の夏が終わってから進路変更を検討したスタサプ卒業生(通称:卒業生サポーター)たちからアンサーを募集してみたよ☆
結論としては「よく考えた結果ならいいと思う」!
進路変更をした卒業生サポーターのうち、変更を後悔しているのは5%に満たないという結果に。
では、詳しくみていこう!
目次
成功談も失敗談もみんなに語り継ぐべく、このお便りに回答してくれたのは166人。
卒業生サポーターの多くは高校生エディターとして活躍していた先輩たちでもあるよ~!
良かったことも、ちょっぴり後悔していることもみんなに語り継いでくれる頼れるアニキ&アネキたちなのです☆
先輩たちも迷ってた!どんな風に迷ってた?結局どうした?
先輩たちも同じ迷いをもってたよ!といっても、具体的な内容が気になるところ。
まずはじめに、どんな風に迷って、結局どうしたのかを卒業生サポーターに聞いてみたよ!
一番多いのは「学部・分野」や「学科・コース」を変えたい
Q.どんな変更をしようか迷ってた?
夏休み明けの成績が思ったより良くなかった、どうしても苦手を克服できない、など勉強面をきっかけに志望校を変えたくなることが多いのかと思いきや
一番多いのは「学部・分野」や「学科・コース」を変えたいから志望校変更を検討するパターンだったよ。
実際に変更した卒業生サポーターが7割
高3の9月ともなると「今さら変えて大丈夫かな。対策が間に合うかな」などと不安も生じやすいもの。実際に進路変更したのかを卒業生サポーターに聞いてみよう。
Q.実際に進路変更をした?
なんと7割が変更したという結果に!
変更を迷っているみんなは背中を押してもらえる結果かな?
高3夏終わりの志望校変更ってアリ?後悔しない?
実際に志望校を変更した派が7割を占めるとはいえ、気になるのが「変更して後悔しなかった?」というところ。冒頭にも書いたけれど、結論「よく考えた結果ならいいと思う」!
悔いなし派・悔いあり派のリアルボイスを詳しくみていこう。
変更したことに悔いナシ派のリアルボイス
変更することで、悔いがないどころか良かったこともあるみたい!
最後まで目標をもって大学生への心の準備や、学習習慣の維持を兼ねた準備ができた。
(n./私立大学/文学部現代英語学科/茨城県)
本当に受けたいところに決めて、勉強もやる気になった。
(な/私立大学/教育学部・音楽専修/愛知県)
二次試験科目が減って対策が楽になった。
(ひぃ/国公立大学/法学部法律学科/兵庫県)
今授業を受けていて、この学校を選んで良かったと思うことがある。
(みみみ/私立大学/国際学部国際学科/神奈川県)
苦手な科目の受験をしなくてよくなったので安心感があった。
(ひーくん/私立大学/法学部法律専門職専攻/神奈川県)
受験校が増えたことによる安心感と、進路変更の際にいろいろ調べたため視野が広がったように感じた。
(ヤハ/私立大学/社会学部社会学科文化コース/東京都)
変更したことに悔いアリ派のリアルボイス
後悔の念を振り返ってくれた卒業生のリアルボイスはこれだ!
志望校のレベルを上げたら安全策も万全にしたくなり無駄にお金がかかってしまった。
(むー/国公立大学/薬学部/静岡県)
もともと公立を目指していたこともあり、学費の面で親に迷惑をかけてしまうことへの申し訳なさがすごくある。
(あはは/私立大学/看護学科/徳島県)
もっと頑張ればできたかもしれないと考えるときもある。
(すえ/私立大学/先進工学部知能メディア工学科/福岡県)
やっぱり納得いかない、親の意見を押し切ってでも受験すべきだったという後悔。
(ず/私立大学/文化学部国際文化学科/兵庫県)
大学志望から専門学校志望に変えたら入学してから大変だった。
(あや/専門学校/准看護科/山口県)
もともと興味があった気象学とは離れてしまった。
(ゆゆ/私立大学/工学部/東京都)
ただし、こういった後悔アリ派は「実際に変更した」先輩の約5%程度だったよ。
変更することで得られることと引き換えになること、その両方をまずはちゃんと見極めよう。
変更点別アドバイスを教えて!
冒頭の話とも重なるけれど、変更点として多かったのが次の3パターン。
➊「学部・分野」や「学科・コース」
➋入試形式を変えた
➌志望校の偏差値を下げた
この3パターンを中心に、先輩アドバイスをチェックしていくよ!
➊これでいいんだっけ?と思ったら「学部・分野」や「学科・コース」について周りに相談してみて!
まずは「学部・分野」や「学科・コース」を変更した卒業生サポーターのリアルボイスから。
チェック!
◆地域創造→観光デザイン
夏休みのオンラインイベントに参加してみて、どっちの学部にしようか悩んでて、実際先生の話を聞いたりしてみて、観光デザインのほうがおもしろそうだし自分のやりたいことに合っている気がしたから。もっと早く決めて、受験科目調べておけば良かった。
(あかのすけ/国公立大学/観光デザイン/石川県)
◆保育学部→体育学部
初めは保育士か保健体育教師を目指していましたが、保育体験をした際、その保育士さんに相談してみたら体育教師は今しかなれないよ、保育士は通信教育とかで大人になってからでも遅くないよとアドバイスをくださって気持ちがかたまったからです。予備校にも通って勉強と向き合うことができました。
(ニックネームなし/私立大学/体育学部体育学科/東京都)
◆文学部→法学部
親と受験の話をしたところ「文学部行って将来何するの?」と聞かれ、答えられず、将来安泰かもと法学部にしました。自分のやりたいことは文学だから、やっぱり文学部にすればよかった~;;
(168/私立大学/法学部法律学科/大阪府)
◆臨床心理→公共政策
総合型受験の準備をしていて、あまり自分には向いていないかもと思って変更したけど、
入学後は学科と関係のない、全く興味がないことも学ぶので、そういう自分のモチベーションを保つのが難しいときに「臨床心理だったらもっと楽しかったかもな」と考えてしまうことがある。ほんとに興味があるなら進路変更して良いと思う。少しでも迷いがあるならしないほうがいい。
(あん/私立大学/社会共生学部公共政策学科/東京都)
志望校の先生や保護者、学校の先生などと話したことをきっかけに自分の本心に気がつくことって少なくないんじゃないかな。
もやもやしているみんなはその気持ちを放置しないで!
決めきらない場合は「可能性をせばめないところ」を志望できているか今一度確認を。
スタサプでもいろいろな方法で学校検索できるよ!
https://shingakunet.com/
➋入試形式を変えるなら、優先したいことを1つに決めて
続いては「入試形式」を変更した卒業生サポーターのリアルボイスを紹介するよ。
◆一般選抜→総合型選抜
夏までにやっていた研究の結果が良かったのでそれが生かせる総合型選抜にしようと思った。面接練習に時間を取られて勉強できる時間があまりなかったので焦ったが、2回受験チャンスがあると思って受験することにしたのが結果的に良かった。
(ノノ/国公立大学/理学部生物科学科/大阪府)
夏休み明けに思っていたほど理科の成績があがらなくて、理科を使わない入試形式の方が自分にはいいと思ったから。仮に不合格でも、一般選抜を含めてチャンスが2回!という安心感があった。ちなみに入学後、理科が苦手なので授業についていくのが大変。
(になに/国公立大学/工芸科学部デザイン建築学課程/京都府)
夏のオープンキャンパスにて総合型選抜の詳細説明会に参加して、挑戦してみたいと思った。挑戦回数が増えたため心理的安定が高まり、自己PRのようなことも考えるため勉強の息抜きにもなった。ただ、やるべきことが増えてとても忙しくなった。
(コンタクトレンズ/私立大学/社会学部・社会学科/兵庫県)
◆一般選抜→学校推薦型選抜
夏のオープンキャンパスなどを経て志望校が決まり、「この学校に行きたい」願望が強くなったから推薦を受けることに。受験の時期が早まったから、時間もなく焦ったけど心が決まっていたので迷いなく頑張れた。
(ちょこ/私立大学/交流文化学部/愛知県)
◆学校推薦型選抜→一般
学校推薦で合格可能性が高い学校があったが、第一志望の学校にいくには推薦では少し成績が足りず。思い切って一般選抜に変えた。推薦での受験より不安も大きかったし、大変だったのは事実だが、受験したい学校に挑戦できたことは良いことだと思っている。
(かほりん/私立大学/文学部外国語文化学科/千葉県)
2000字の志望理由を書くというおっくうの壁をこえられず、一般選抜にしました。共通テスト対策に全力を捧げることができたので良かったです。
(はる/国公立大学/外国語学部/兵庫県)
入試形式を変えると、例えば他の受験対策をとる時間が減ってしまったり、
時には受験できる学校や学部の制限があったりとデメリットもあるもの。
そのデメリットを踏まえても優先したい条件や気持ちを自分で決められると納得度の高い変更になるようだね。
➌志望校の偏差値を下げる場合は決心がつくかを自分に問うべし
最後は「志望校の偏差値」を下方修正した卒業生サポーターのリアルボイスを紹介するよ!
先輩と同じ大学を目指そうと思って先生に伝えたところ、そもそも同じレベルの国公立を目指すのは難しいと言われて現実的なところを受験することにした。今はおおむね満足しているが、受験シーズンはモチベーションが下がってモヤモヤしてた。
(しふぉん/私立大学/経済経営学部経営学科/北海道)
受験に必要な資格が取れなかったので、志望校変更した合格チャンス(可能性)があんまりないってわかっていたとしても、勉強のモチベーションとして挑戦したほうが後悔しないかもしれないと思う。自分は普通に納得して決めたから乗り越えられた。
(あや/私立大学/文学部英米文学科/東京都)
夏休み明けの成績をみて当時の志望校は難しいと思った。入学してみて授業がちょっと物足りないけど、まぁ自分で決めたことだから。
(A/私立大学/管理栄養学科/神奈川県)
当時行きたいと思っていた大学にこだわりがなかったので、もう少し下の大学も考えておこうということで下げました。受験期間中は「もっと頑張らないと」という自分自身の追い込みが少なくなって前向きに取り組めました。就職とか考えると、もう少し上を目指したほうがよかったかなとも思うけど納得してます。
(おとちゃん/国公立大学/経済学部国際商学科/山口県)
現役で国公立に合格したかったので、志望校を偏差値軸で変更しました。今でも当初の志望校への未練が残っているので、浪人との折り合いのつけ方は家族と話し合ったほうがいいですね。
(ひぃ/国公立大学/法学部法律学科/兵庫県)
合格可能性と挽回に使える残り時間を考えると、シビアにならざるを得ない時期になってきたね。
とはいえ納得できないままの決断は勉強モチベの低下に繋がることもあるみたい。
今だけにとらわれすぎず、受験期間や入学後の自分にとって良さそうな決断ができるといいね。
悩んだら周りにぜひ相談を!
おわりに。周囲からネガティブなことを言われてしまったら
たくさんの先輩たちのエピソードをみてきたけど、迷いやお悩みを解決するヒントがみつかったかな?
もやもやしているみんなは「最後の変更チャンス」ととらえて、一瞬立ち止まって考えてみて。
周囲にとっては「え、今から?進路選択変更?」とマイナスイメージをもたれやすいかもしれないので
そんなネガティブ発言に遭遇したときのワンポイントアドバイスを卒業生サポーターのみんなが伝授!
◆信じてくれる人を信じる
悩んでいた私を支えてくれたのは、友達がくれた「変化は悪いことじゃない、進化だよ!」という言葉でした。一緒に悩んでくれる、話を聞いてくれる友達をつくるのも、一つの手だと思います。
(メロンソーダ/私立大学/現代教養学部/千葉県)
◆勉強の成果はすぐに出るとは限らない。成長していることを伝える
一度きりの高偏差値ではなく、本番まで維持、成長しているところを見せられるよう努力した。
(MM/私立大学/商学部経営学科/神奈川県)
◆受験後の納得度も考えて、人のせいにしない決断をする。そういう決断をしたいと伝える
自分がやりたいことが変更後の大学にあるんだと思っていたので、しっかりそれを自分に言い聞かせた。いいじゃん!行ってみなよという姉や友達の言葉をモチベにした。
(さくらんぼ/私立大学/文学部英米文学科/神奈川県)
受験期や入学後の影響をしっかり考えながらも、自分の選んだ道が正解になるように頑張ってやっていこ!!
まだまだ受験生生活が続くみんな、最後までエイエイオー!
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※この記事は2023年8月時点の情報です