モヤモヤすっきり!? うろ覚え解消塾!
頑張って覚えてもいつの間にか忘れちゃう、覚えたつもりがいざテストになるとできない…。そんな経験、誰しもあるのでは?
よくあるみんなの「うろ覚え」に、 スタサプ講師からのとっておきの解決法を紹介するよ!
目次
CLASS 01 「英語」のうろ覚え
Q.英語を覚えるのって大変?
約8割の人が大変だと思っていた!
大多数の人が英語を覚えるのに苦労している模様。
単語のスペルや熟語、文法など覚える要素が全教科の中でも特に多いのも苦労の要因かも!?
Q.どんなことがうろ覚えになりがち?
スタディサプリ講師 丸岡幸子 先生
大学で英語講義を担当するほか、学術研究や書籍の執筆協力、各種検定対策など、多方面から英語教育に携わる。
みんながうろ覚えしがちTOP3!
単語 / 熟語 → “繰り返し”と“刺激”で脳に記憶させよう!
「集中して1回で覚えようとするよりも、短時間で繰り返し何度も頭に刷り込ませるほうが、実は脳がしっかり長い期間記憶してくれます。そして覚える方法も、ただ単語帳を見るだけでなく、例文に知り合いや推しを当てはめてみたり、声に出す、頭の中でイメージする、勉強場所を変えるなど工夫することで脳が刺激され、より効果的にインプットできますよ」
✔️ 声に出してみよう。
✔️ 頭の中で単語をイメージ化しよう。
✔️ 音声で聞いてみよう。
✔️ 勉強する場所や環境を変えてみよう。
前置詞 → 丸暗記の必要はなし。“コアイメージ”で理解しよう!
コアイメージとは、各単語がもつ共通のイメージのこと。例えば、下の例文で for と to を区別する際、for は⽅向や目的、to は到着点を表すので、「動作完了時に物がどこにあるか」で区別します。
「買う」段階では、a present は my father のほうへ向かっていますが、まだ I(私)の⼿元にあるので for、「あげる」ときは、a presentはmy father の元に到着しているので to を使います。
例文:I bought a presents for my father, and I gave it to him.
時制 → be動詞と一緒=受け身形と覚えよう!
特に紛らわしい have been。過去分詞は、本来は「~される、された」の意味で、be動詞と一緒の受け身形がいわば過去分詞の本業。
haveの後にbeenがなければそれは受け身形ではありません。
下記のように3つのタイプがあるので、迷うときは後ろに続くもので判断しましょう!
✔️be 動詞の文の現在完了形 (補語か場所の表現が続く)
Chinese food has always been popular.
✔️受け身の現在完了形(過去分詞が続く)
Flowers have been arranged in a pot.
✔️現在完了進行形 (-ingが続く)
I've been looking for you.
定期テスト、いっつもスペルミスで記述問題の点数落としてた。
そんな単語も今や記憶の彼方だけどね…。
次回もお楽しみに!
Edit_Masaya Nakahara,
Illustration_Shino Okubo,
Design_Yujirou Suga(ma-h gra)