\全学年必見!/合格に近づく秋からの巻き返し勉強法
高3のみんなはいよいよ受験勉強が本格化する時期!もしも「どこから手をつけていいかわからない」「本当に間に合うのかな…」と焦っていても、まだ大丈夫。
模試を使って自分の弱点を優先的に埋めていき、合格に一気に近づいていこう!
高1、高2のみんなも夏までの勉強がうまくいかなかった人はぜひ参考にしてみてね。
【卒業生も模試を使っての巻き返し勉強法は有効だと回答!】
①弱点を発見
②弱点を補強する
③ゴールまで継続する
まずはゴールと弱点を把握することが大事!
巻き返し勉強法のモデルスケジュールは、「どうなりたいか」から逆算
3つのメゾットに入る前に、「今の実力」と「本番までに必要な力」にどのくらいギャップがあるか、チェックすることからスタートしよう!
模試や定期テストの目標得点を科目ごとに書いてみよう。
(例)
数学…期末テストで65点だったから、次のテストで80点以上目指す
英語…リスニングの点数が低いので、次の模試では10点UP目標
秋は急いで弱点を見つけよう!
「本番前に過去問」、「その前に模試の解き直し」…と、逆算していくと、夏休み明けの今は、模試で自分のニガテや穴をみつけて次の模試に備える必要がある。
特に高3生は、受験に使う教科や目標得点に大きく足りない科目のニガテを優先して克服しよう。
高1、高2生は過去問はまだ解かないと思うけど、模試やテスト結果を見て気づいた弱点克服を目指そう。
本番前から逆算すれば「やるべきこと」がハッキリする
この時期、忙しさや焦りから「自分のやるべきこと」 がわかっていない人が意外と多い!
まずは、志望校の配点や合格最低ラインを再確認して、受験の日までにどうなっていたいかをハッキリさせることが大切。
そこから必要な勉強を細かく分けて進めていこう。
やることを逆算していくことで、優先順位がすぐにわかるので勉強がスムーズに!
細かい優先科目や分野の決め方は、説明していくね。
メソッド①弱点を発見
模試結果のチェックが成績UPの一番の近道
今までの模試で、結果の活用や復習はできているかな?
あまり見直していない人は要注意。模試の成績票は、今の弱点から「自分専用のやるべきこと」が一目でわかる最高の材料なんだ!
さらに、模試の問題自体も入試で出やすい問題が集まっているので、解き直すだけで入試対策に。
どんどん使っていこう!
◆受けただけだとほぼ意味なし!
復習して初めて、自分に必要な部分がわかるので、受けっぱなしだとお金と時間のムダ!(しゅん先輩 大学生)
◆間違えた理由が大切!
自己採点のときは、正答だけでなく誤答の理由も説明できるか確認して、ニガテな分野をハッキリさせました。(のい先輩 大学生)
正答率が50%以上で、点を落としている分野を確認!
自分が間違えている問題の中でも、全体の正答率が高いもの、 例えば時制のミスなどを重点的に確認しよう。
ほかの人が解けているのに、自分が解けていない問題が優先順位1位。
全体の正答率が低い問題は、難問の場合もあるのでとりあえず置いておこう!
解答解説で、自分が間違えた原因をチェック!
間違えた問題やあいまいな箇所は、解答解説を読んでなぜ自分が間違えたのか原因をはっきりさせよう。
原因がわからないと、 何度も間違えてしまう。
例えば英語の場合は、単語がわからなかった・読解ができていなかったなど、4つくらいの原因がある。
ケアレスミスにも傾向がある
ケアレスミスも、自分のクセをみつけて解説に書き込んでおくと◎!
複数の原因は分解しよう
複雑な問題ほど、いろいろな力が問われる。
原因が複数でも、一つひとつつぶしていこう。
間違いの原因についてだけ基礎に戻って補強する
間違いの原因がわかったら、そこを補強する勉強に取り組もう。
例えば英語の読解ができていないとわかったら、読むのが遅いのか、単語力不足なのかなど原因を分解して一番足を引っ張っているポイントから攻略していこう。
その際、問題を解きながら補強することがポイント。
その理由は、次に紹介するよ!
メソッド②弱点を補強する
【高3向け】秋からは、演習しながら基礎力も応用力も両方つける!
基礎が終わっていなくても、本番はすぐやってくる。
秋からは「問題を解きながら基礎も一緒に固めていく」スタイルに変えていこう。
入試は一問一答形式ではなく、身につけた基礎知識を組み合わせて解答するものがほとんど。
意識的に「問題を解く」量を増やしていくことで、本番に通用する力が身についていくよ。
◆演習で基礎を使いこなせるように
教科書に書いてある基礎を理解しても、問題を見たときに基礎の内容からどの部分を使えばいいかわかる力を養っていないと入試は解けないよ!(ピータん先輩 大学生)
◆演習で一石二鳥
基礎をやっている時間がないので、演習をどんどん解いて基礎も身につけちゃおう!(けーしろー先輩 大学生)
秋から気をつけたい3つのポイント
□ダラダラ解かずに、解答時間を意識する
□入試科目で捨て学科は作らない
□難問ばかりを解かずに基礎に戻る
【全学年向け】各教科の特性に合わせて模試復習を
模試復習を通じて、入試本番を意識した学習に切り替えていこう!
1.英語
新課程入試では語彙数や文章量が増え、読解スピードUPが求められているよ。
模試復習はアウトプットを中心に、解く練習を積んでおくことが大切。
また、新課程で重視されるのはコミュニケーションに必要な力。
長文読解やリスニングでも、「自分はどう考えるか」思考力をフル回転させる必要がある。
「聞く」「読む」「話す」「書く」をバランス良く復習していこう。
2.国語
古文・漢文はニガテ意識をもちやすいけれど、得点につながる重要な助動詞や句法は模試の復習時に確実に押さえよう。
現代文は、新課程になり文章量がUPし、複数の資料から情報を読み取る必要も。
模試を解き直すときは全体の主張を意識しながら、図やグラフの情報を正確に把握・解釈できているか確認しよう。
3.数学
問題を解くにあたって、設定の理解が必要だったり、さまざまな資料を分析したりする必要がある新課程の数学。
模試の復習時に、ニガテな分野は定理・公式の使い方が根本理解できているかを確認して、解答解説と自分の解答の解くプロセスを比べてみよう。
図形やグラフは、面倒くさがらずに書くのがポイント。
4.地理公民
新課程では、丸暗記では対応できない出来事や事象の背景まで問われる。
歴史は、間違えた設問の出来事や年号を単体で覚えるのではなく、派生する周辺諸国の動きなども一緒に覚えていこう。
公民でも、初見の資料の出題が予想されるので、ニュースや新聞の社説に目を通しておくと良い。
5.理科
新課程になり科目の構成に大きな変化はないけれど、思考力・判断力・ 表現力は問われると予想されているよ。
「なぜそうなるのか」という原理・ 原則を理解しながら、用語も内容と関連づけて覚えていこう。
複雑な内容は、動画を視聴したりイラストを描いたりするなど、ビジュアルで覚えるのも有効だよ。
メソッド③ゴールまで継続する
やるべきことがわかったら、これから入試直前までしっかり継続できるように 自分に合った勉強スタイルにしていこう。
継続するためにリフレッシュが大切!
やることを絞って効果的な勉強をしていても、本番まで続けられないと意味がない!
これからは、不安になったり息切れしたりしがちな時期だから、1日の中でリフレッシュする時間をもつことも大切。
さらに、いつも最初に立てた目標と逆算スケジュールを意識しながら、自分がどこまで進んだかを確認すると安心できるよ。
◆周りと比べない
友達の模試の結果などは、あえて聞かないほうがいいと思う。周りと比べても意味がないよ!(空先輩 大学生)
◆30分に一度は休憩
長く勉強していると、疲れて効果半減。30分ごとに3分ほどの休憩を入れることがおすすめだよ!(レモン先輩 大学生)
やる気が下がってしまったときは…
「今日はこれだけはやりたい」に一点集中!
勉強が手につかなくなってしまったときは、「1問だけ解いて答え合わせ」「音読だけする」などハードルを下げたやることを1つに 絞り込もう。
毎日同じように勉強はできないもの。
「今日はそういう日」と言い聞かせてたっぷり休もう。
◆勉強から離れる時間も作ることが必要
「この受験で私の人生が決まる」と、重く考えるよりは、1日くらい勉強から離れても大丈夫と楽に考えてくださいね。(レアル先輩 大学生)
◆寝る時間は絶対削らない
アスリートと同じように、十分寝ることで、最高のパフォーマンスができる!(武男先輩 大学生)
秋の模試は判定に振り回されず次の一手を考えよう
模試は自分の弱点をみつけるために受けるもの。
判定は、受験する学校の参考にはなるけれど、弱点はこれからの伸びしろなので、一喜一憂するのはNG!
しっかりと解き直しをして、次の模試に備えることに集中しよう。
◆ルーティンを決めておく
模試の前に、暗記表や前回の模試の復習からわかったニガテなもののシートを作っておくことで、本番に近い形で臨めるよ!(らら先輩 大学生)
◆本番のリハーサルにも
時間制限や解く順番まで、本番だと思って設定しておくと、 本番の慣れにもつながる♪(スライスチーズ先輩 大学生)
自分なりの目標を決めて、一歩一歩進んでいけば大丈夫!
私も夏終わりに体重が戻っちゃったので、再度目標設定してジム通い頑張るぞ!