アパレルバイトからポイ活まで！大学＆専門の先輩が語るリアルマネー事情
大学・専門学生の生活や進路トレンドをお届けするこのコーナー。
今回のテーマは「先輩たちのバイト＆お金事情」。
これを読めば、未来のキャンパスライフがもっとリアルに見えてくる！
VIBES 最新バイト事情に迫る！「アパレルバイト」が今、熱いらしい
専門学校1年 ハルト先輩の場合
専門学校1年 ハルト先輩
専門学校1年・服装科／服作りの実技を中心にファッション関連を総合的に学んでます。
勤務体系／週2日出勤。専門が夜間部なので17:00で上がりそのまま登校。
このバイトを選んだ理由／将来の夢が服飾作家になって自分の店をもつことなので、アパレルの接客を学びたかったから。
職場のここが好き／竹下通りにあるので、お客さまの層が幅広くて楽しい！
最近は海外のお客さまが増えたことで自然と英語での会話ができるように！
大学4年 モモカ先輩の場合
大学4年 モモカ先輩
大学4年・ファッション社会学科／ファッションについて経済学、社会学、メディア学などあらゆる視点から広く学べる学部。
勤務体系／週2日勤務。平日は学校の後に15:30～20:30で働いてます。
このバイトを選んだ理由／将来アパレルの職業に就きたかったことと、学校も忙しいので働く時間の調整がしやすい。
職場のここが好き／みんなが下の名前で呼び合うほど仲が良いところ！
学校との両立もしやすく就活にも有利なのが◎。
アパレルバイト中の二人にQUESTION
Q お仕事内容を教えて！
A 店舗内での接客が主。お客さまとのコミュニケーションだけでなく、服を畳んだり整えたりも大事な仕事。（モモカ先輩）
A 売り場が広くアイテム数も多いので、日々届く新商品の在庫管理や、売り場への補充も必須です。（ハルト先輩）
アパレルバイトではコーデ提案もするんです！スタサプ読者向け最旬おすすめコーデはこちら。
デニムジャケット×ブラウンの組み合せで量産系を回避してオシャレ見え！（ハルト先輩）
Q 楽しいところは？
A 先日、修学旅行の男子高生にコーデを相談され、ぼくが提案したものをフルコーデ買ってくれたときなどはうれしいし、仕事が楽しい！って思いますね。（ハルト先輩）
A 連休は本当に混むのでスタッフ全員で協力して仕事を分担し、最後「やりきった！」ってなる瞬間が好き♡（モモカ先輩）
Q 大変なところは？
A 大型店舗でブランド数もアイテム数も多いので、倉庫のストック整理が大変…。わけがわからなくなるときもあります（笑）。（ハルト先輩）
A 今は慣れましたが、アイテム数が多くて最初は全然覚えられなくてつらかった…。（モモカ先輩）
Q 将来に役立つ点はある？
A アルバイトでの経験が未来のキャリアにつながる！もともと興味のあった業界でしたが、バイトを通じて「これを仕事にしたい！」と決意。内定先でも「言葉遣いがきれい」と褒められ、接客バイトの経験がしっかり生きてます。（モモカ先輩）
A 将来の夢をかなえるため日々前進してる！自分がデザインした洋服のお店をもつのが夢なので、学校で服作りを学び、バイトで店舗経営や接客を経験中。目標に向かって、毎日がリアルな実践の場になっています。（ハルト先輩）
いくらもらってる？先輩たちのイマドキ収入事情
収入源にも新しいトレンドが!?
高校生のうちから知っておきたい、先輩たちの最新お金事情をチェック！
research！ 大学＆専門学生のアルバイト収入はいくら？
実際、みんなバイトでどのくらい稼いでる？
学生バイトのリアルを調査したよ！
約9割の先輩は何らかのバイトをしてることが判明！
今や先輩のほとんどが何らかのアルバイトをしている時代。
生活費や趣味のために働く人もいれば、将来のキャリアにつながる仕事を選ぶ人も。
なかには月に10万円以上稼ぐツワモノまで！
アルバイト以外の収入源は？
今や仕送りやお小遣い、奨学金だけじゃない!?アルバイト以外の収入源を調査したよ！
◆ポイ活：
生活の中で自然にポイントが貯まるようにする！買い物の内容ごとにお店を決め、アプリでポイントが貯まるようにしておくと、ちりつもで意外と大きな収入源に。（みやくさん・大学1年・神奈川県）
◆フリマアプリ販売：
ポイントサイトを使ってスキマ時間にコツコツ稼いだり、フリマアプリで不用品を売ったりと、バイト以外の収入もあり！（newさん・大学1年・愛知県）
◆投資：
現在は、つみたてNISAと個別株を少しだけ運用中。お金を稼ぐぞーってよりもお金の勉強、ニュースを見るきっかけにしたいと、大学生になってからスタート。運用成績はそこそこプラスですが、今年はもっと勉強して適切な個別株の売り買いで利益を増やせるようになるのが目標！（おりん。さん・大学3年・神奈川県）
塾講師、販売員etc.…お仕事別の収入、働きやすさ、メリデメを深掘り！
学生に人気のバイトって実際どうなの？
働いてる先輩たちにリアルを聞いてみたよ。
時給：塾の授業は1250円（内容により変動）、試験監督は1日で1万3000円以上
受験で使った知識が生かせ、人に教えることで自分の理解度も上がるのが◎。生徒からの感謝の言葉や笑顔も大きなやりがいです！
ただ、長期休みの時期が生徒とかぶらないと自分は暇でもバイトできないのがつらい…。（まろさん・大学1年・愛知県）
時給：約2500円（週2日勤務）
家庭教師は時給も良く、ルール等も少なくて良いのですが、特に受験生の場合に責任が伴うことが注意すべき点。私の訪問先は、毎回お茶とお菓子を出してくださるご家庭だったので、毎回バイトが楽しみでした。（アガットさん・大学2年・東京都）
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時給：1170円（週4日勤務）
スーパーでのバイトは、レジや品出し、お惣菜作りやパック詰めまでと幅広め。自分が作ったものをお客さんにおいしいと言ってもらえると最高にうれしいです！（はるたんさん・大学4年・東京都）
時給：1130円（週3～5日勤務）
ドラッグストアは同じ年代の学生バイトが多いので思っているより楽しい！ただ、商品の種類が多くて「○○はどこにありますか？」と聞かれると大変…！（stiさん・専門1年・福岡県）
時給：1000円（週2日勤務）
ファミレスのホールは、お客さまも従業員も年齢＆性別もさまざまな人たちとかかわれ、不特定多数の人と話すことに抵抗がなくなったのが◎。バイト終わりは肉のにおいがつくので、人に会うのにちょっと躊躇します（汗）。（嘆息香酸さん・大学2年・新潟県）
時給：1180円（週2～3日勤務）
居酒屋のホールを担当。金曜日の夜は混むので大変だけど、話しかけてくれるお客さんもいて楽しいです！シフト自由なので暇なときに入りやすいのも◎。（みやくさん・大学1年・神奈川県）
時給：1180円（週2～3日勤務）
デスクワークなのでPCスキルが身につくのがメリット。小規模な会社なので社員さんとも気軽に話すことができ、ためになる話を聞けるのが楽しい！（ももこさん・大学4年・神奈川県）
時給：1400円（週2日勤務）
以前の飲食店バイトも楽しかったのですが、最近は受け付け事務にチェンジ。時給が高めで比較的ラクなバイトに惹かれます（笑）。（おだんごさん・専門1年・神奈川県）
先輩たちのお金の使い方大調査！
イマドキ大学生＆専門学生たちの消費は「モノをもつこと」から「経験を楽しむこと」にシフト中。
特にこの4つの使い道が人気らしい！
【旅行】非日常を味わって、最高の経験を作る！
「所有するもの」より「行った場所や経験」が自分の価値に。
異文化に触れることで価値観も広がるから、旅は“自己投資”の一つと考える先輩も。
自分の目で見た景色や経験は一生の思い出になります！（ももさん・大学4年・神奈川県）
現地の友達の家に滞在しながら1週間ぐらい遊び回り最高の思い出に！（おだんごさん・専門1年・神奈川県）
非日常の景色のなか、雪山でみんなとワイワイした時間は、最高の思い出に！（おりん。さん・大学3年・神奈川県）
この時は、箱根・熱海の旅行＋沖縄へ行きました。
次は海外！（まろさん・大学1年・愛知県）
【推し活】感情を揺さぶる体験！人生のモチベーションにも♡
「モノはいつか飽きるけど、推しとの時間はモチベーションの源♡」という価値観が広がり、ライブやイベントに積極的にお金を使う先輩が増えている!
最高すぎました…！（かれんさん・大学3年・奈良県）
ファンクラブにも入っているので、現場でも全力で選手を後押し！（うたさん・大学4年・富山県）
【自分磨き】スキル・内面・外見etc.…未来の自分に投資！
「今日よりも明日の自分！」という気持ちが強くなり、見た目やスキル、内面などを磨くため、自己投資にお金をかけてる人が急増中～
【今しかできないこと】「時間に余裕がある＆若いは最強」って知ってるから…！
「今やらなきゃ一生できないかも…」
時間とお金は「今しかできない経験」に使いたいと思う人も多い。「社会人になったらできないから今のうち！」という考えも。
「今しかできない、今することに価値がある」と思っているので、今のうちに行きたいところにたくさん行きたい！（かれんさん・大学3年・奈良県）
幸せな時間を過ごすためのデート費は、どんな支出よりも重視しています！（はるたんさん・大学4年・東京都）
【節約】しっかり使う分、節約志向もぐーんと高まり中！
作る面倒くささも減るので一石二鳥です。（アガットさん・大学2年・東京都）
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収入を得る方法やお金の使い方は時代とともにどんどん変化中！
どうやって稼いで、どう使うか？
みんなも今から将来の自分のお金について考えてみよう。
※2025年1月24日～25日にアンケートを実施して得られた内容です。大学生・短大生・専門学生・有効回答数47。（編集部調べ）
Edit・Text/Noriko Taki, Photograph/Keita Morozumi, Design/Mari Shimazu（ma-h gra）
