【RCL】勉強・ファッション・バイトetc. 先輩の大学生活ぜ~んぶ見せ!あおりんご先輩編

勉強しなきゃ…でも、今日もなんか集中できない。ついスマホ開いて、またインスタ…。「何してんだろ、自分」って、ちょっと落ち込むことない?
 
「REAL CAMPUS LIFE」は、そんな気分をちょっとだけ回復させる連載だよ!
 
出てくるのは、すぐそこの未来にいる大学生&専門学校生の先輩たち。通学コーデ、授業、バイト、放課後の過ごし方まで、“ちょっといいかも”が見つかれば、それがパワーチャージになるはず。
 
勉強に戻る前の、ひと息つく5分にどうぞ!
 

◆今回登場してくれた先輩のPROFILE


ニックネーム:あおりんご先輩
学部:生物資源産業学部 3年
性格タイプ
明るく発想豊かなエンターテイナー

Today’s Campus Look:通学コーデ


自転車通学が基本なあおりんご先輩は、動きやすいパンツスタイルが定番。
この日は、赤系のTシャツに白パンツを合わせたシンプルなカジュアルコーデ。

「スカートも好きだけど、自転車だとちょっと大変で…。歩いて通学する日にたまに穿くくらい。服は近くのイオンモールでよく買います。UNIQLO、AMERICAN HOLIC、Samansa Mos2、H&M、Honeysとか、全国展開のお店が多いかも」(あおりんご先輩)

My School Bag:通学カバン&中身 

愛用しているのは、JILL STUARTのトートバッグ。
見た目はコンパクトだけど、iPadもPCもすっぽり入るサイズがちょうどいいんだとか。

「前は帆布の斜めがけを使ってたんだけど、今のトートはロゴやデザインのかわいさと大人っぽさに一目惚れ。実は意外と容量があって、荷物が多い日もこれ一つで大丈夫」(あおりんご先輩)

トートの中身は“実用性重視”ながら、ちょっとかわいいのも大事にしてるバランス型。

「ピンクが好きで、気づいたら持ち物もピンク系が集まってた(笑)」(あおりんご先輩)

カバンには鏡・リップ・日焼け止めのほか、常備薬・絆創膏・ティッシュなど“もしもの備え”をしっかり。Bluetoothイヤホンや学生証、お菓子(グミやラムネ)も定番。スケジュール管理は学校・バイト・遊びの予定が一覧でわかるアナログ手帳派だそう。

「荷物が多く見えるけど、レジュメ(授業で配布された資料)に書き込みたいときはiPad、レポート作成やプレゼンがある日はPC、実習や板書をするときはノートとファイル。授業に合わせて持ち物を変えてカバンを軽くしてます」(あおりんご先輩)

実用と“好き”を無理なく両立してるところが、あおりんご先輩らしさです♡

Back in High School:高校時代

「ゴミから資源を生み出す」高校時代の研究

中学のころから理科と数学が得意で、医療や創薬に興味があったあおりんご先輩。高校は普通科ではなく、課題研究に取り組める「理数科」を選んだ。

「高校時代の研究テーマは、紙ごみを燃やして灰にし、そこから炭酸カルシウムを取り出せるか。自分たちで抽出したサンプルを京都大学に持ち込み、成分分析をしてもらった経験も。兵庫から電車で京都まで行って、パンをかじりながら大学のラボに向かったのを覚えてます(笑)。研究のおもしろさとか、大学での学びをちょっと先取りした感じだった」(あおりんご先輩)

この経験も創薬やバイオ系への興味につながっていくきっかけの一つだったんですね

まさかの受験直前ハプニングで進路選びにも影響大!

理学部や農学部、薬学系など医療や創薬にかかわる進路を考え、一般受験に向けて順調に勉強を進めていたのに本番直前にまさかの事態が!

「共通テストの10日前に原因不明の腹痛で緊急入院。治療しても完治せず、前日の夜に外泊許可をもらって帰宅→共通テスト受験→また病院へ戻るという綱渡りのスケジュール。受験勉強も、テスト本番も、全部ギリギリで、精神的にもすごくきつかった…」(あおりんご先輩)

第一志望は断念せざるを得なかったけれど、後期で受験した今の大学に合格。

「正直、それまでは志望校の選択肢に入ってなかったけど、“応用生命コース”を知って、『創薬と医療、どちらの興味も生かせそう』と思えた。浪人だけはしたくないって気持ちで最後まで頑張りました」(あおりんご先輩)

想定外のハプニングを乗り越え、自分の興味と向き合って選んだ進学先。ハードな経験を切り抜けたあおりんご先輩の底力、すごい!

My Favorite Classes:大学の授業・ゼミ

そんな修羅場を潜り抜けたあおりんご先輩が受けている授業はこんな感じ!

考えれば考えるほど気づきのある「創薬学」

 「薬って、どうやって作られてるんだろう?」そんな疑問の答えのヒントになるのが、「創薬学」の授業。

「植物から有用成分を取り出して、より効果的な構造に設計するんです。“この二重結合を足すと安定する”とか。分子の形を変えて、薬効や生産性を高める考え方がおもしろい!」(あおりんご先輩)

授業は座学中心だけど、演習問題を通して“どの構造が有効か”を考える時間が多いそう。

「地道だけど、考えるほどに“こういう見方もあるんだ”って気づけるのが楽しい。知識がつながっていく感覚がいい」(あおりんご先輩)

実習では「バイオ燃料」や「代謝の変化」も体感!

「バイオマス実習」では、稲わらからエタノール(燃料などになるアルコールの一種)を作る工程を試験管レベルで再現。

「まず『ただの稲わらから燃料が作れるってすごくない?』って思う(笑)。実験内容は稲わらを粉砕して硫酸で処理して…地味だけど繊細な作業で、思うように抽出できない分、効率のいい条件を探すのが難しい。でも、高校でやってた研究に少し似てて、また実験できるのがうれしかったです」(あおりんご先輩)

「細胞工学実習」は、ラットにさまざまな条件で餌を与えたあと、血清から代謝の変化を分析。まさに“生きたデータ”を扱う内容だそう。

「24時間・48時間絶食させたラットと、普通に餌を与えたラットを比べて、血糖値や脂質の量、アミノ酸のバランスがどう変化するかを調べるんです。数値から“あ、今このラットは脂肪を分解してエネルギーにしてるんだ”って推理できるのがすごい!」(あおりんご先輩)

難しそうな授業も、実験やデータで“見える化”されると一気におもしろくなる。手を動かして、数値を読み解く——その学びを楽しんでいる様子が伝わってきたよ!

After School Time:放課後の過ごし方

オフの日はおいしいごはんで癒しタイム

遊びに行く日は、カフェ巡りを満喫。

「1年次の体育で仲良くなった医科栄養学科の友達と、2カ月に1回くらい会ってます。キャンパスも違うからたまにだけど、すごく楽しい時間。アサイーボウルや白いオムライスを食べたりしました」(あおりんご先輩

家にいる完全オフの日は、手の込んだ自炊でリセット。炊き込みご飯(たこ・人参・枝豆)、揚げ出し豆腐、ポテサラ、とんかつなど手の込んだ料理も全部自作!

 「実家ではまったく料理してなかったんですけど、やってみたら楽しくて。YouTubeなどでレシピを調べて『一人タコパ』もします(笑)」(あおりんご先輩)

バイトは3つ!将来やらなさそうな仕事、あえてやってみる

あおりんご先輩、なんとバイトは3つ掛け持ち!

「せっかくバイトするなら、将来やらなさそうな仕事をやってみたくて(笑)。ホテルの宴会場での配膳、歯科医院の裏方、あとはテレビ局の報道カメラアシスタントをしてます」(あおりんご先輩)

気になるのは、報道カメラのアシスタント。どんな仕事なの?

「取材現場でケーブルを巻いたりバッテリーを渡したり、映像にキャプションを付ける作業とか。社員さんがメインだけど、人手が足りないときに学生バイトがサポートに入るんです。県内の取材先に車で1時間以上かけて行くこともあります」(あおりんご先輩)

バイトとはいえ、報道の裏側に実際に立ち会えるのがこの仕事の魅力ですね!

Dear Students!:高校生の後輩へ応援メッセージ

最後にあおりんご先輩から、受験を控えた後輩のみんなへメッセージ!

「3年生になると、精神的にもしんどくなることが増えると思うし、高校受験とは違って、競争相手が見えにくい分、不安も大きくなりがち。でも、どんな形であれ“自分で選んだ道”なら、きっとその中で楽しさをみつけられると思うから、自分の120%の力で頑張ってほしい!」(あおりんご先輩)

あれ、ちょっと元気出たかも。先輩たちの姿を見て、そんなふうに思えたらそれだけで今日は一歩前進!

みんなのキラキラキャンパスライフまでもう一息。また休憩がてら、のぞきにきてね。

from スタサプ編集部
共通テスト直前の入院で、 希望していた進学先を断念せざるを得なかったあおりんご先輩。でも想定外の出来事の中、「やりたいことに出会えた」と話す姿が印象的だったよ。
 
スタートは理想どおりじゃなかったかもしれないけれど、前を向いて、「ここで頑張ろう」と思えた先に、充実したキャンパスライフがある。そんなリアルな先輩の姿が、高校生のみんなのヒントになるといいな!