【RCL】勉強・ファッションetc. 先輩の大学生活ぜ~んぶ見せ!英語漬けのひかる先輩編

勉強しなきゃ…でも、今日もなんか集中できない。ついスマホ開いて、またインスタ…。「何してんだろ、自分」って、ちょっと落ち込むことない?
 
「REAL CAMPUS LIFE」は、そんな気分をちょっとだけ回復させる連載だよ!
 
出てくるのは、すぐそこの未来にいる大学生&専門学校生の先輩たち。通学コーデ、授業、バイト、放課後の過ごし方まで、“ちょっといいかも”がみつかれば、それがパワーチャージになるはず。
 
勉強に戻る前の、ひと息つく5分にどうぞ!
 

◆今回登場してくれた先輩のPROFILE


ニックネーム:ひかる先輩(仮名)
学部:国際商経学部 国際商経学科 グローバルビジネスコース 2年
性格タイプ
明るく発想豊かなエンターテイナー

Today’s Campus Look:通学コーデ

どちらかというとカジュアル派なひかる先輩、この日の通学コーデは白Tシャツ×ベスト×デニム×ローファー。週末はドライブがてらアウトレットに服を買いに行くことも多いそう。

 

「高校のときはファッションに興味がなかったけど、大学に入ってバイト代で服を買うようになってから服選びが楽しくなった!最近はローファータイプにハマり中」(ひかる先輩)

My Campus Bag:通学カバン&中身 

以前はリュックを使っていたけれど、教室移動のたびに開け閉めするのが面倒でトートにチェンジ。中身も“超シンプル”にノートPC、教科書1冊、ノート、ファイル、TOEIC⒞教材など。


「教科書がデジタル化されてるのと、住んでいる寮が大学の敷地内ですぐ行けるので荷物は少なめ。紙は中国語のプリントくらい」(ひかる先輩)

この潔すぎるミニマルさ、憧れる…! 

Back in High School:高校時代

理系だったけど、「好き」で進路を決めることにした

 もともとは理科が好きで、国公立の理系志望だったひかる先輩。
でも、高2で理系コースに進んでみたら、さっそくつまずいた。

「数学がほんとに苦手で…。夏の間は“得意なとこだけやってたらなんとかなるかも”って、三角比ばっかやってた(笑)。今思えば、現実逃避してただけかも」(ひかる先輩)

 
そんな感じでだんだん限界を感じて、高3になるタイミングで思いきって文転。
 
「理系にこだわるより、“好き”を伸ばすほうがいいかもって思って。英語は昔から好きだったし、それを軸に進路を考え直しました」
 

オープンキャンパスで衝撃を受け、志望校

 高1のときは、文系・理系&国公立・私立と関西の大学を幅広く見学に行ってたひかる先輩。高2の夏に今の大学のオープンキャンパスで模擬授業を受けてみたら、まさかの衝撃が!
 

「授業が全部英語で、『マジで何言ってるかわからん…』ってなって(笑)。でも、そこで心が折れるんじゃなくて、『いつかわかるようになりたい』『ここに通えば、できるようになるかも』って思ったんです」(ひかる先輩)

 実は、この学部は“授業がすべて英語”で行われるのが特徴。日本にいながら英語漬けになれる環境に引かれて調べていくうちに、「英語を使って働く未来」も少しずつイメージできるように。
文転したあとは私立も含めて進路を見直して、高3の6月にあの「全然わからん授業」がある大学の推薦入試にチャレンジすることを決めたんだとか。
 

「でも正直『推薦=一般受験より楽』ってイメージがあって。面接練習に付き合ってくれた先生にも甘い気持ちを見透かされて、『受かる気で来てるん?』って一喝されたの、今でも覚えてます。そこからは毎日みっちり英語の勉強+先生とスピーキングテストや面接練習を週2ペースでやってました。楽って思っていたのを後悔するくらい、勉強面もメンタルもキツかった(笑)」

努力の結果、推薦入試に無事合格し、今は英語中心の授業をこなしながら学生生活を送っているひかる先輩。
模擬授業での衝撃から始まった進路選びは、ちゃんと“今の日常”につながっているみたい。

My Favorite Classes:大学の授業・ゼミ

今ひかる先輩が受けている授業はこんな感じ!

授業はすべて英語で行われる=時間割自体も英語なんだそう(この記事ではわかりやすくするため日本語に翻訳しました)

留学生と“マシュマロタワー”づくり?英語で挑戦する社会言語学

「Sociolinguistics for Global Business(グローバルビジネス×社会言語学)」は、留学生と一緒にディスカッションやグループワークをするスタイル。英語で意思疎通するのは大変だけど、「実際に使いながら学ぶ」楽しさがあるそう。

ある日は、英語の“方言だけ”を使ってコミュニケーションを取りながら、マシュマロとパスタでどれだけ高いタワーを作れるかに挑戦!

「英語の方言だけでやりとりすると、もう全然通じなくて(笑)。でもそれが逆におもしろい。“標準語ってなんで必要なんだろう”って、改めて考えるきっかけになりました」(ひかる先輩)

経済学もジェンダー論も、英語で学ぶ日常

 授業はほぼすべて英語。経済学や国際ビジネスの知識だけでなく、ジェンダー論や環境問題など、学べるジャンルの幅広さも魅力だそう。

「『Gender Studies(ジェンダー論)』は歴史の話も絡んでて、けっこうハマってます。英語でプレゼンとかディスカッションも多くて、最初は緊張してたけど、やってみると楽しいなって。最初は何から準備すればいいかもわからなかったけど、最近は『相手に伝えるには?』って考えるようになってきました」(ひかる先輩)

After School Time:放課後の過ごし方

平日はラーメン、週末はバイト、たまに寮でまったり

授業の少ない月曜は、大学のあと友達とラーメンを食べに行くのが定番。金曜の夜は寮で友達や後輩とご飯を食べたり、近くの公園でバスケやサッカーをしたり。

「寮の友達と夜景ドライブとかもよく行きます。運転できるようになって、行動範囲がすごく広がった!TOEIC⒞の授業がある水曜は、夜まで勉強することも。図書館が寒くなってきたので、最近は寮に戻って黙々とやってます(笑)」(ひかる先輩)

 

 ちなみに今住んでいる学生寮は日本人学生と留学生が一緒に生活中。中には日本語が通じない留学生がいたこともあるそうで、「最初はちょっと不安だったけど、今はふつうに生活してる」とひかる先輩。
 
たまに一緒に出かけたり話したりもするらしく、寮での暮らしの中に自然と異文化交流があるみたいです。

テーマパークでキャストとして働くことも

 週に3日(火・土・日)は、テーマパーク「ニジゲンノモリ」でバイト中!受付や案内のほか、キャラクターになりきってお客さんとやりとりすることも。

「前は飲食バイトをやってたけど、お客さんとよりかかわれるほうが性に合ってるみたい。自分らしく働けるのが楽しいです」(ひかる先輩)

Dear Students!:高校生の後輩へ応援メッセージ

最後にひかる先輩から、受験を控えた後輩のみんなへメッセージ!

「高2の夏は、本当に何も考えてなかった(笑)。逆に高3では焦りすぎて、ギリギリまで迷ってた。でも、ちゃんと立ち止まって、“誰かに相談できる環境”を作っておくのが大事。大学では、そういう友達に出会えました。今、モヤモヤしてても大丈夫。ゆるっとでも、前に進めば大丈夫です◎」(ひかる先輩)

 あれ、ちょっと元気出たかも。先輩たちの姿を見て、そんなふうに思えたらそれだけで今日はひとつ前進!みんなのキラキラキャンパスライフまでもうひと息。また休憩がてら、のぞきにきてね。

from スタサプ編集部
理系コースからの文転、そして「わからなさすぎた」模擬授業。でもそこで気持ちが折れるどころか、「ここで学んでみたいかも」と思ったひかる先輩。その小さなひっかかりが、今の“英語漬け”のキャンパスライフにつながっているんだね!

初めから完璧に決まっていなくても、「気になる」「ちょっとおもしろそう」そんな気持ちをたどっていくことで、大学生活は、ちゃんと“自分らしい毎日”につながっていくのかも◎