ここを押さえれば大丈夫! パフォーマンスを最大化する 受験前日・当日の過ごし方
いよいよ受験直前。これまで勉強に力を注いだ分だけ、やっぱり本番前には不安になる。でも、合否を分けるギリギリのラインでは、その「メンタル」が結果を左右することもあるんだ。緊張で実力が出せず、本来取れるはずの問題を落としてしまうのは本当にもったいない…!この記事では、実力を100%出し切るための「前日・当日の最強ルーティン」と、万が一のときの「トラブル対処法」を紹介するよ!
目次
前日・当日の過ごし方次第で実力をさらに引き出す
本番で実力を出す強いメンタルは、実は生まれ持った気質や根性論ではなく、前日や当日の「行動」で作れるって知ってた?本番前の過ごし方を知っておけば、しぜんと心は落ち着いてくる。実力を120%発揮すれば、合格ラインにぐっと近づくはずだ。
パフォーマンスを最大化!前日・当日の過ごし方

前日は「明日のリハーサル」。直前まで来たら、新しい知識を詰め込むのではなく、持っている力を出し切るための「コンディション作り」に集中しよう。
特に、受験前日に、今まで一度もやったことがない新しい参考書や問題集にまで手を広げすぎないのがおすすめ。新しく覚えた知識が試験に出る確率は低いし、わからないことに出会ってしまうと、逆に不安な気持ちが大きくなってしまう。受験前日は、今まで勉強してきた参考書やノートを見直して、持っている力を引き出すためのコンディション作りに意識を向けよう。
そして、ここからは前日・当日の過ごし方で意識するべきポイントについて、より具体的に解説していくよ!
【前日】受験前日の朝は当日のリハーサル
受験前日の朝は、「リハーサル」のつもりで当日と同じスケジュールで動こう。例えば、試験開始が9時なら、脳がしっかり目覚める時間を逆算して6時には起きておきたい。特に夜型の生活の人は、いきなり本番当日だけ早起きしようとしても、体がついてこなくなりがち。 1週間前から試験日と同じ生活リズムで過ごすのが理想だけど、もし試験が目前に迫っているなら今から生活リズムを変えれば、十分間に合う。きっと本番での集中力につながるはずだよ!
先輩の声!


【前日】朝食は、試験の開始時間から逆算しよう!
朝ごはんは「何を食べるか」も大事だけど、実は「いつ食べるか」もすごく重要。というのも、一般的には人間の脳って朝食を食べてから2〜3時間後くらいでエンジンがかかって、本格的に働き始めるといわれている。例えば、試験が9時から始まるなら、だいたい6時から7時の間に朝食を摂れる。ただし、当日の体調や状況にもよるから、無理ない範囲で意識してみよう。
【前日】食事は縁起担ぎではなく身体第一に選ぶ
カツ丼や、ステーキ、焼肉で受験に気合いを入れる…なんてやりたくなるけど、普段食べなれないものをガッツリ食べて、受験当日に胃もたれしてしまったら大変。揚げ物や脂っこいお肉は消化に時間がかかる、またお寿司などの生モノは、食あたりの危険性があるから、受験前日は避けるのがおすすめなんだ。前日の夜は、胃に優しくて消化の良いメニューを、腹八分目に抑える。ごちそうは試験が終わった日の夕食か、合格後に取っておこう!
先輩の声!


【前日】モチベーションが維持できる勉強を
前日の午後は、2〜3時間くらいを目安に過去問を確認する時間にしよう 。ガッツリ解いてもいいけど、疲れてしまいそうなら問題と解答を照らし合わせるだけでOK。「こういう問題が出やすいんだった」と、これまでの分析を思い出しながら最終調整をするイメージで勉強する。それ以外の時間は、あまり棍詰めすぎず、苦手問題や単語などをおさらいしておく時間にあてよう。一番大事なのが、メンタルの維持。解けない問題に出会って自信をなくしちゃうと逆効果だから、新しい問題集や参考書にまで手をつけるのは、なるべく避けよう 。それよりも、今まで解いてきた問題や使い込んだ参考書やノートを見返して、今までの頑張りを振り返るほうが、自信へと繋げるほうが本番に向けたいいイメージができるはず!
先輩の声!


【前日】前夜は眠れなくても横になろう
睡眠時間は、7時間くらいが目安。 もし朝6時に起きるなら、逆算して23時には眠りにつきたいところ。寝る2時間前くらいにお風呂に入って体を温めておくと、スムーズに眠りにつきやすくなるよ。逆に夕食後のスマホの動画やゲームは、脳が興奮して目が冴えてきちゃうから、なるべくなら避けよう。 どうしても気持ちが落ち着かなければ、短時間で切り上げるようにすれば大丈夫。「緊張すると眠れない」という人は、散歩やジョギングをして体を適度に疲れさせるのもおすすめ。もし、なかなか眠りにつけなくても悲観的にならないように。横になって目をつむるだけでも体は休まるから、布団の中で「大学生になったら…」と楽しい未来を想像して、入眠を待とう。
先輩の声!


【当日】当日は、気持ちも時間も余裕をもつ
受験日の持ち物は、前日までに用意しておくと当日の朝、気持ちが落ち着き安くなる。いつもと同じ朝の過ごし方をすれば、より平常心が保ちやすくなるよ!なるべく時間に余裕をもって動くようにして、試験開始20〜30分前には到着するように家を出る。ただし、大学によっては入室時間が異なるので事前に確認を。早めに動くことで、電車の遅延や、地図の読み間違いなど、多少のトラブルがあってもリカバリーができるようになる。トラブルがなければ、神社に立ち寄ったり、会場近くのカフェに寄ったり、 単語帳を見返したり。その時間を自分なりのリラックスタイムや勉強に使ってOK。とにかく、早めの行動で気持ちに余裕ができれば試験へのぞむ気持ちもしぜんと平常心になるのでおすすめだ!
先輩の声!


【当日】失敗しても、自分を信じて切り換える
「1科目めで失敗した…」と思って焦りたくなる気持ちはすごくわかる。だけど、その気持ちを次の試験に引きずってしまうのは非常にもったいない…! 終わった科目の点数はもう変えられないけれど、次の科目の点数はそこからの自分次第で変えられる。「次で取り返す!」って気持ちをと切り替えて、最後まで前向きな姿勢を貫こう。先輩の声!


先輩から学ぶ!前日・当日の“やらかし”エピソード

どれだけ完璧に準備していても、当日の緊張や油断から思わぬミスや が起こることもある。でも、「ミス=即不合格」ではけっしてないし、多くの先輩たちが、そんなミスや失敗を立て直して合格してきたるんだ!
リアルな先輩たちの失敗エピソードから学んで自分の受験に生かしてみよう!
先輩の“やらかし”エピソード








少しでも不安を減らすために、下見や持ち物確認など細かな確認が大切になってくる。また、忘れ物として多かったのが時計。電池切れや動作確認をしたり、 予備を持っていくなど対策をしておこう。
万が一でもリカバリー!トラブル対処法

「もしも」のトラブルは、誰にでも起こりうるもの。でも、対処法さえ知っていれば、必要以上に焦らなくて済む。いざというときに落ち着いて対処するためにも、ざっくりでいいから対処法を頭に入れておこう!
忘れ物をしてしまった!
◆ 受験票を忘れたまずはそのまま会場へ向かい、係の人にすぐに相談してみよう。ほとんどの大学ではその場で「仮受験票」を発行してくれる。その際、学生証などの身分証明書が必要になる。
◆ 筆記用具・昼食を忘れた
時間に余裕がある場合は、途中のコンビニなどで探してから会場に向かおう。難しそうなら、無理にコンビニを探すのではなくまず会場に向かうほうが安全。試験本部や窓口、試験官などに事情を話せば、貸し出してもらえたり、購買を案内してもらえることもあるよ。
◆ 時計を忘れた
時計は、大学によっては貸し出しの対応をしてくれる場合もある。最後まで諦めず、こちらも試験本部や窓口、試験官などに聞いてみよう。
自分の不注意で遅刻してしまった場合は?
自分のミスで遅刻してしまっても、必要以上に焦るのは禁物。少しの遅れなら、試験を受けられる可能性もあるので、慌てて事故などに遭わないように落ち着いて会場に向かおう。電車遅延・遅刻してしまったときは?
万が一、電車が止まってしまったら、焦らずに別ルートを探してみよう。間に合いそうにない場合は、各大学のWebサイトの「入試情報」や「お問い合わせ」ページに記載されている連絡先へ電話を。共交通機関の遅延は、大学側も状況を把握していることが多く、指示をもらえることもある。 事前に調べておき、スマホに電話番号をメモしておくとより安心だよ!急な体調不良は?
◆ 会場につく前に体調が悪くなった体調不良が理由の追試や振替対応は、試験や大学によっても異なるので、事前にホームページなどで確認しておこう。国立二次試験については多くの場合、追試が用意されていないので、とくに体調管理に気をつけつつ試験当日を迎えるようにしよう。また、追試が受けられなかったとしても、無理は禁物。とくに会場へ向かう途中であれば、家族に連絡したり、近くの駅などで休むなど、体を第一に考えよう。
◆ 試験中に体調が悪くなった
試験中に具合が悪いと感じたら、手を上げて試験官に伝えよう。途中退室や別室での休憩のほか、追試の申請などに切り替えられる場合もある。また試験中の温度管理は体調にも影響する。寒さ対策としてカイロやひざ掛けも持っておくと安心。逆に、厚着しすぎて汗をかくこともあるから、温度調節できる洋服を心がけよう。
備えを万全にして、集中力を最大化しよう!

ここまで読んだキミ なら、いろいろなトラブルや失敗談を頭の中でシミュレートして、ちょっとやそっとじゃ動じない落ち着きが生まれているはず 。あとは、試験前日からしっかりと準備を進めて、気持ちと体のコンディションを整えれば、どんな状況だって実力は発揮できる!試験が終わるまで、自分を信じて走り抜こう!
取材・文/郡司 しう 構成/寺崎彩乃(本誌)
※2026年1月の取材に基づいています。













































