大阪樟蔭女子大学、学生提案型インターンシップから商品化が実現

大阪樟蔭女子大学では企業等の実社会に身を置き、就職についてより身近なものとして捕らえるインターンシップ制度を導入しているが、このたび、サナダ精工株式会社との打合せなどを通して、電子レンジで使える便利な調理器具について開発することを決定した。

 

今回注目したのは「マカロニ」。これまで、パスタ用のレンジ調理器はあったが、マカロニに特化したレンジ調理器はなく、家庭料理にもよく使われるマカロニを手軽に調理できる商品を作ることで開発が進められた。

 

その結果「レンジでマカロニ」が誕生。これは、単にレンジでマカロニを茹でるだけでなく、茹でた後の調理から冷蔵庫での保存まで、この容器一つだけで完了できる優れもの。他の具材や調味料を和えやすいように底面を丸い形状にしているほか、マカロニがひっつかないようなエンボス加工、冷蔵庫で保存することを考えて湯きり口にフタをつけるなど、細かな部分にも工夫を施した。

 

なお、実際の商品として、全国の「DAISO(ダイソー)、Can★Do(キャンドゥ)、Seria(セリア)」などの100円ショップにおいて、11月末より販売されることが決定した。

 

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