東京工科大学、演習で3Dプリンターを用いた授業を開始
東京工科大学メディア学部は、本年9月より2、3年次の専門演習の講義として3Dプリンターを使った授業「デジタル・ファブリケーション」を開始した。
この授業では、学生らが「かたち」をデザインすることを主体に、それをデジタル制御の工作機器によって実際に触れる「モノ」に創りあげる。最後には「あそびのかたち」というテーマで個々にアイデアを考え、それを具体化することを学ぶ。
また、新たな手段を得ることにより、さらにアイデアを発展させていくため、カッティングマシーンやCNCルーターといったコンピューター制御の工作機械も導入して授業で使用する。なお、3年次の専門演習でスマートフォンのアプリ開発ができる授業「スマートサービスデザイン」も実施している。
同学部は、生活やビジネスに関するサービスおよびコンテンツを創造できる人材の育成を目的に「コンテンツ創作」「インタラクティブメディア」「ソーシャルメディアサービス」および「メディアビジネス」の4コースを設置。メディア社会の到来を見据え、幅広い視点と多様な知識や技術、スキルを実践重視の教育によって養うことを目指している。