東京藝術大学、平成26年度より音楽学部特待奨学生制度を設立
東京藝術大学音楽学部は、平成26年度入試より特待奨学生制度を設立した。
これは、次世代の音楽界を担うことが期待される者を選考し、国内外での音楽研究活動を奨励することを目的として、株式会社壱番屋(カレーハウスCoCo壱番屋)の創業者、NPO法人イエロー・エンジェル理事長、宗次ホールオーナーである宗次徳二氏の寄附により設立したもの。
なお奨学金受給者は、給付期間中毎年度1回、宗次ホール(名古屋市)にて演奏することなどが条件とされている。
【東京藝術大学宗次徳二特待奨学生】
●対象者:(学部)器楽科ピアノ、弦楽、管打楽専攻 各1名、(大学院)声楽専攻1名
●採用数:奨学生採用数は最大4名
●給付額:入学時100万円、在学期間(学部生2年次~4年次、大学院生2年次)において年額50万円の奨学金を給付。
●審査方法:入学時は入試成績により選考し、学部学生については、3年進級次に学内成績等により更新審査を行う。
●その他:他の奨学金の受給は妨げない。奨学金給付期間中、毎年度1回宗次ホール(名古屋市)にて演奏すること。