龍谷大学、国際文化学部を改組転換し「国際学部」を設置
龍谷大学は、2015年4月に瀬田キャンパス(滋賀県大津市)にある「国際文化学部」を深草キャンパス(京都市伏見区)に移転するとともに、同学部の改組転換をおこない、新たに「国際学部」を設置(2014年4月 文部科学省へ設置届出予定)することを決定した。
「国際学部」は2学科体制とし、「国際文化学科」は移転する京都の特色を活かした教学内容へと充実させ、「グローバルスタディーズ学科」は、国や地域を問わず自らが所属するコミュニティー・リーダーの養成をめざす。
■国際学部の特色
(1)グローバルスタディーズ学科
本学科では、英語を活用する実践的なコミュニケーション能力を育成するとともに、社会科学の総合的な知識を獲得するための教学展開を図る。
(2)すべての学期に英語による授業を配置
すべての学期に英語による授業を配置。とりわけ2年次から受講する学科専攻科目は、「英語のみ」または「英語と日本語」による授業を全体の8割程度に充実させる。
(3)長期留学を必修とした留学プログラム
1セメスター以上の長期留学が原則として必修。留学先では、現地学生を対象に開講されている正規専門科目を受講させることをめざす。
(4)卒業時の英語運用能力の質保証(TOEIC(R) 730点取得の卒業要件化)
学生の卒業時までの英語運用到達目標を設定。新卒採用時に英語能力を考慮する多数の企業が「評価できる TOEIC(R)の点数」としているスコア730点(TOFEL(PBT)(R) 550、TOFEL(iBT)(R) 80、IELTSTM 6.0)を卒業要件とする。
(5)理論と実践の融合を図る「グローバルな教養教育」の強化
語学教育、基礎教育、留学、専門教育のすべてを通じて世界に通用するグローバル人材の育成をめざし、学科全体のカリキュラムにて実現。