帝塚山大学、奈良・東生駒キャンパスに「地域交流サロン」が誕生
帝塚山大学の奈良・東生駒キャンパスに、2月中旬、「地域交流サロン」が誕生する。
これは、文部科学省に申請した取り組み平成25年度「私立大学等教育研究活性化設備整備事業」に選定されたことを受けて、同キャンパス5号館の「学生ホール」を「地域交流サロン」として整備するもの。これにより、地元自治体・産業界等との連携を通じて地域連携事業の一層の促進と学生への教育効果をあげることが期待される。
「地域交流サロン」は、「ミーティングゾーン」「プロジェクト推進ゾーン」「プレゼンテーションゾーン」「自主学習ゾーン」の4つのゾーンから構成。また、同時に整備する「インキュベーションルーム」は、学生による企業へのインタビューやプレゼンテーションをはじめ、プロジェクト型学習を行う際の打ち合わせに利用することができる。
■4つのゾーン
(1)ミーティングゾーン
ファミリーレストラン方式のテーブルと椅子が設置され、リラックスした雰囲気のなか打ち合わせを行うことができる。
(2)プロジェクト推進ゾーン
可動式のホワイトボードやパーテーションで適度に間仕切りした空間で、プロジェクト型学習のための打ち合わせなどを行うことができる。
(3)プレゼンテーションゾーン
電子黒板や講演台、テーブル・椅子を備えた空間で、学生同士で発表等を行うプレゼンテーションの場として利用できる。
(4)自主学習ゾーン
個人学習ができるようなテーブル・椅子、パーテーションを兼ねたスクリーンロールを設置し、個人で自由な発想を練るための場所として利用できる。