上智大学、高校生講座「3.11東日本大震災とフィリピン人」開催

上智大学は、創立記念事業の一環として、昨年度より高校生向けの講座「Veritas」を開催しているが、3月28日(金)には、「3.11東日本大震災とフィリピン人」をテーマとした講座を大阪サテライトキャンパス(大阪市北区)で開催する。

 

日本には200万人をこえる外国人が暮らしているが、そのうち20万人がフィリピン国籍の人たち。2011年3月11日の東日本大震災の時には外国の人たちも被災した。東北では以前から多くのフィリピン女性が日本人と結婚して、家族で暮らしている。かれらの多くはカトリック信徒で、震災後には各地のカトリック教会がフィリピン人同士を結びつけるネットワークの核になっている。

 

「グローバル化」について学ぶ時、こうした日本国内における「グローバル化」への視点を欠かすことはできない。当講座では、被災地のフィリピン出身の人たちの状況を解説し、日本における今後の多文化共生について考える。

 

【開催概要】
●日時:2014年3月28日(金)14:00~15:00
●場所:上智大学 大阪サテライトキャンパス 多目的ラウンジ(大阪市北区豊崎3-12-8)
●対象:高校生、父母、高等学校教員
※参加者全員に上智大学の100年を特集した雑誌「東京人」2013年12月増刊号、その他ノベルティグッズをプレゼント。

 

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