信州大学、LED可視光通信実験衛星「ぎんれい」の打ち上げ成功
信州大学は、このたび、LED可視光通信実験衛星「ぎんれい」の打ち上げに成功した。
「ぎんれい」は、寸法40×40×45cm、質量32.9kgの超小型衛星で、同学と信州衛星研究会が連携して、平成23年12月より開発を進めてきたLED可視光通信実験衛星。リアクションホイールと磁気トルカを用いた高度な3軸姿勢制御方式を採用し、地上からのコマンドにより任意の方向に姿勢を向けることができる。
3月4日の信州大学見本市特別ブースでは、軌道をリアルタイムで映し、宇宙からのモールス信号も聞くことに成功。なお、LED光は地上において約1等星の明るさで肉眼でも確認できる事から、今後、光のモールス信号として簡単なメッセージを届けるイベントも実施する予定。