茨城大学、「歴女が巡る風土記の世界動画コンテスト」優秀賞受賞
茨城大学人文学部人文コミュニケーション学科メディア文化コースの学生たちは、このたび、「歴女が巡る風土記の世界動画コンテスト」で優秀賞を受賞した。
このコンテストは、茨城県行方市が、地域文化資源の一つである「風土記」を活用した、行方市ブランドアップ事業風土記勅撰1300年記念として開催。課題は「歴女が風土記の世界を紹介する」というもの。
学生たちは、どんな作品にするのか企画に当たり、「今も残る風土記の里を繋ぎ、ストーリーを作りたい」 と考え、【作品名:風土記勅撰1300年 行方国巫女ものがたり】を制作。演出、脚本、プロデューサーはもちろん、主人公の巫女、彼女に協力する現代の大学生というキャストも学生たち。巫女の衣装も手作りで、ヘアメイクも学生たちが担当した。
何度もシナリオハンティング(シナリオ構想のための調査)やロケハン(ロケ場所下見)を行い、1300年前と変わらぬ風景を見つけた。それをオープニングとエンディングの舞台“行方の風景”として使用。また、ラストシーン、霞ヶ浦に浮かぶ夕陽は2度のトライで撮影できたもの。なお、作品は現在インターネット上に公開されている。