佐賀大学、「ワイングラスでおいしい日本酒アワードJapan」金賞受賞
佐賀大学が産学官連携で開発した低アルコール日本酒が、この度、「ワイングラスでおいしい日本酒アワードJapan」のメイン部門において金賞を受賞した。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワードJapan」は、株式会社RNSJAPAN(リーデル・ジャパン)が協賛し、日本酒造組合中央会が後援する審査会で、今回が4年目の開催。今年は過去最高の227の蔵元から492点のエントリーがあった。
同学が開発したのは低アルコール日本酒「岩の蔵13」。これは、同学農学部生物環境科学科の北垣研究室がオフフレーバーの少ない清酒酵母を育種し、天山酒造がこれを元に開発、佐賀県工業技術センターが分析・技術支援を行ったもの。「岩の蔵13」は、その香味の良好さが評価され、このたびの受賞に至った。