立正大学、博水社&キリングループと連携して新カクテル開発
立正大学は、お酒の割り材「ハイサワー」を販売する博水社(目黒区)およびキリンビールのグループ会社「永昌源」(品川区)との地元産学連携で、目黒・品川区限定の若者向け新カクテル「地酒サワー」を共同開発。販売開始は10月中旬を予定。
開発テーマは「(学生が)社会人になって乾杯したいカクテル」。中心メンバーとして携わる学生は、経営学部経営学科の吉田健太郎准教授のゼミに所属する20歳以上の2、3年生16人。リーダー2人を筆頭に14人が商品開発班など3班に分かれて活動する。
学生たちは、新カクテル開発のためのマーケティングや味の組み合わせと配合比率(商品開発)、ネーミング、飲食店向けのPOPデザインの制作、SNSを活用した販促などを実施。また、お店での取り扱いを交渉する営業にも同行。
レシピ開発には、学内や地元の料理教室で試作品の試飲とアンケート調査(マーケティング)をしながら数種類に絞り、博水社の割り材・ハイサワー商品で永昌源の看板商品であるアンズ酒「杏露酒(シンルチュウ)」を割る甘酸っぱいカクテルを考案する方法で行う。
学生は「飲みやすくてオシャレなカクテルを開発し、地元・五反田に若い人を呼び込み、街おこしにつなげたい」と意気込んでいる。