近畿大学、近大生特製の電子看板を八戸ノ里駅周辺に設置
近畿大学は、周辺店舗情報満載の電子看板(デジタルサイネージ)を、2014年7月15日(火)より、近鉄八戸ノ里駅周辺の2施設(株式会社東大阪スタジアム「ボウリングスペースHIT」、TSUTAYA八戸ノ里店)に設置した。
この電子看板は、昨年度から進めている八戸ノ里の街振興・産学連携プロジェクトの一環として、経営学部の鞆大輔(ともだいすけ)准教授ゼミの学生が中心となって開発したもの。
電子看板には、学生が自分たちで取材した八戸ノ里駅周辺に存在する店舗26件分のデータが収録されており、これらの店舗データを利用者の好みやニーズに応じて選択・提示する双方向型の電子広告を表示する。また、店舗によっては電子看板独自のクーポンが掲載されており、店頭で電子看板を見たと伝えることで割引等のサービスが受けられる仕組みも導入。
今後は、電子看板の閲覧履歴や掲載クーポンの利用状況から広告効果の測定を行い、データを元に店舗に対する業務改善方法や新サービスの提案をするといった、コンサルティング活動を予定している。